新春雑記ー自分に限界をつけないことー

 新年おめでとうございます。2011年も読者の皆様に良い年となりますように。

 
 今回は最近気になっていることや、鑑定や身の回りで会った人から、感じたことを少し書いてみたいと思います。食べ物に関して「食わず嫌い」という言葉がありますが、私は子供の頃に2年間ほど、北海道に住んでいました。
 小学校低学年のことでした。家族であるツアーに参加して、北海道の海と海の幸を味わうツアーだったと思いますが、岩場の海岸に行って、浅いところにあるウニをとってその場で生で食べるという企画でした。今はそんな企画は無理かもしれませんね。
 子供の頃は、その見た目から、生きているウニがとてもグロテスクに見えましたし、その体を割って、(野菜しか食べないベジタリアンの方読んでいたらすみません)中の黄色い、さらにグロテスクなものを食べるということは信じられない事だったので、決して当時は口に入れようとはしませんでした。でも、大人になって日本酒とかいろいろなお酒を飲めるようになって、酒の肴に出たウニのおいしさが分かるようになったら、こんなおいしいものをなぜあの時、外見だけにこだわって食べてみなかったのかときどき残念に思うことがあります。一番新鮮なウニだったろうと想像します。新春そうそう食い意地の話で恐縮ですが、これは他にもあてはまるたとえ話です。

 同じような経験を食べ物でしている人も多いと思います。また、一生食べないでその味を知らないで過ごしてしまうこともあるでしょう。

 たとえ話といったのは、食べ物以外のことでも、人間は先入観で外見や直感でそのものを好きとか嫌いとか決めつけてきちんと見ようとしない事が、よくあるのではないかということを、この「食わず嫌い」と同じような心理が働くのではと思ったからです。

 このことは恋愛や結婚の相手を探すときにも当てはまります。仕事や人生の生き方を決めるときにも当てはまるかもしれません。

 具体的に言うと、ある女性が同じ会社の外見が自分の好みでない男性から付き合って欲しいと何回もアプローチをされたとします。女性は自分と彼が付き合って一緒に歩いたり食事をしたりする姿を想像して、会社の人達、特に女友達からの何らかの彼への批判を想像して、ことわってしまうかもしれません。また、結婚式で二人でテーブルに並んだ姿を見て、その時は「あり得ない」と叫ぶかもしれません。そんなとき、彼女は男性をあるイメージの中に閉じ込めてしまい、彼の良い面を見ることが出来なくなっているのではないでしょうか?いい夫になる可能性やいいお父さんになる可能性を消してしまっているかもしれません。同僚の女の人が彼にアプローチして付き合いだしてついには結婚にいたると、ちょっぴり後悔したり、ほろ苦い思いをするかもしれません。同じことは男性にもおこりますが、男性の場合は他人の眼からの批判を気にするというよりは、「結婚」ということ自体に食わず嫌いになっている人も多いですね。自信のない男性がやや多くなっているようです。男性にとっては、女性を経済的に支えなければいけないのではという思いが強くなり今の自分では無理だと思って、「結婚」に消極的になっている人も少なくないのです。


 男が主に生活を支えるのが男らしい、男が中心になって生活に責任を持たなければいけないという結婚観も変えていった方がいいと思います。これが男性が結婚に消極的になる原因です。これから結婚する娘さんも、娘をお嫁にやると考えている親も意識改革をした方がいいのです。

 多くの女性が考える理想の男性の第一には優しい男性がいいというのがありますが、やや皮肉の視点からみると
みんなに優しい男性は浮気をする可能性があるかもしれませんし、逆に何も決められない優柔不断な面が「君が決めていいよ」というやさしさと勘違いするかもしれません。

 それから、頭の良い男性がいいという意見も多いですが、会社が学生を選ぶときに失敗するように、女性も学歴で男性を頭がいいと思いこんでしまうと、生きていく賢さという点で「?」が付いてしまう位常識のない学歴の高い人も少なく
ないのです。人間の脳というのは、一人一人スーパーコンピュター以上に優れているのに、ほとんど
使っていない状態なので、入学試験や大学の勉強などは、残念ながら、その能力の基礎の基礎の部分しか使っていないのです。

 また、男らしい人が良いという考えの裏には生活力、経済力が男らしさのバロメーターとして、隠れていることがあります。生活力が無くて、相手に暴力をふるう人を男らしいとはだれも言わないですね。

 それから、外見も気にしていないようで、男性に求めるポイントの高いものの様です。最近はそれに若さが加わって、同じか年下の人が良いという人がおおいです。これらの思い込みは、育ってきた家庭で家族の考えや、呼んだ本や漫画、見たテレビやドラマや映画、新聞、雑誌あるいは、インターネットからとか、メディアから入った疑似情報(真実かどうか疑わしいもの)からの影響が大きいです。人間は生物学上の不適合以外は、どのような異性にも合わせられるプログラムを持っています。男性にとっての女性にもやはり似たような事が言えます。

 男性は都合のよい子育てお母さん像やお手伝いさん像を、結婚相手に押し付けないようにしたいものですね。これは、男性の両親もお嫁さんに押し付けると、悲劇が起こることがありますね。

 「食わず嫌い」の仕事においての話ですが、実は人間の脳はどの人も平等に環境に適応するようにできているので、どんな環境でもどんな仕事でも出来るようになっています。自分には絶対にできないと限界を作っているのは、自分自身なのです。

 私の場合の仕事の「食わず嫌い」は数字を扱う経理事務ですが、自分の事務所関係の範囲ではPCの力を借りながらどうにかこなしています。何回も確認しないと入力ミスをすることもありますが、繰り返し繰り返ししていると少しずつですが慣れてきました。

 私は人と接する仕事がだめとか、私は単純作業がだめとか、私は農業のように大変な仕事がだめとか、人は自分に限界を作ります。それで、大事なパートナーを逃すように、ライフワークとなるものを見落とさないようにしてほしいと思います。やらないで判断しないで、若いうちは勇気をもってその世界に飛び込んでみるのも良いのではないでしょうか?回り道をしても、失敗をしても、ちっとも恥ずかしいことではありません。前にも書きましたが、採用する側も回り道をした人や、ある道で失敗した人を、職業訓練などですくい上げて、別の道を開かせてあげるシステムが官民の協力で必要だと思います。それが、雇用を増やす特効薬です。

 今年もまた、新卒の方の就職が厳しいと言われていますが、前情報に会社も学生さんも踊らされているのではと思うことがあります。景気が悪い悪いと言われていますが、道路に車はあふれていますし、年末も年始もデパートは人であふれているように見えました。物が売れていないというのは、少し違うのではないかと首をかしげてしまうこともあります。時代とともに繁栄する業種も下り坂になる業種もある栄枯盛衰は必ず起こります。悪いことだけ見ているとすべてが悪いように見えますが、実は好調なものをあえてとりあげていないのではと思ったりもします。

 人口が高齢化してきても1億人以上いる人々に対するサービスや需要に対する新しい仕事は工夫をすれば、必ずでてくるのではないかと思います。従来型でない産業の構造転換が必要なのではないかと感じます。


 仕事も恋愛も結婚も社会の状態も限界を作っているのは、私たち自身かもしれません。変えようとすれば、一人一人の力で、限界を変えてより前向きな未来に作り替えられると思います。

 次回はまた、鑑定であったことや、周りで起こったことについて書いてみたいと思います。
スポンサーサイト
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

鑑定とカウンセリングご希望
の方は当研究所 
住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード