あなたの過去世を今に役立てるー第11回ー家族について

 最近はいろんな家族のかたちがありますね。最小の単位では単身世帯。これは家族とは言わないかもしれませんが、ペットと独り暮らしの生活であれば、ペットも立派な家族です。生活をともにすれば、家族と定義してもいいのではないでしょうか?お母さんと子供ひとりの二人家族、お父さんと子供ひとりの家族や子供が複数の家族も事情によって増えています。どちらも、一人で子供を育てていくということは、大変なことであり、勇気のいることです。そんな世帯におじいさんとおばあさんが、協力してくれることもあります。昔ながらの両親そろって祖父母がいて、子供がたくさんいる大家族も日本の中にはまだまだありますね。

 最近高齢者と若者が共有部分を利用する、アパートやマンション等のシェアハウスがありますが、これも広い意味の家族かもしれません。老人だけのコミュニテイも、生活をともにしていれば、家族と言えるのかもしれません。不倫関係にある男性と愛人さんも生活の場を一時的に共有していれば、その場では家族です。それから結婚という形をとらないで、同棲しているカップルも家族です。良く聞く話ですが、フランスでは、すぐに結婚しないで同棲をしてゆっくりお互いを理解してから結婚する形態が多いそうです。ずっと同棲のままでも、社会からも一緒に住んでいてある一定期間がたてば、法律上もパートナーとしての権利が出てくるそうです。
 同性間の恋人どうしも生活を共にしていれば、家族です。国によっては、同性間の結婚を法律的にも認めているところがあります。
 大切なのは社会がいろんな形の家族を受け入れてあげて、時代の要求に応じてあげて、従来の家族の常識を押し付けない事ですね。


 家族の問題は、どう死を迎えるのかという問題にも関係してきます。雑誌や新聞等でよくみるようになった、戸籍上はあり得ない年齢の人が死亡届をだされないまま、お葬式も埋葬もされない状態であったり、放置されないまでも、独り暮らしの老人が、血のつながった子供や孫に遺体の受け取りを、拒否されて、行旅死亡人(こうりょしぼうにん)という不思議な言葉で、無縁墓に入ったりすることが急激に増えているそうです。老人で子供たちに迷惑をかけたくないので、亡くなった後は医学為の解剖の献体を希望する人も最近増えてきているそうです。

 子供がいなくて遠縁のひとにことわられるならともかく、子供がいても遺体の受け取りを拒否されるのは、悲しいことですね。私を含めすべての人に死は平等に訪れます。「人は一人で生まれ一人で死んでいくもの」という言葉もありますが、死はできるだけ尊厳をもって迎えられるべきものです。どの人生もそれぞれの歴史があり、ひとつひとつが芸術作品のように輝いて価値のあるものです。わたしが出した一つ一つの過去世も同じです。過去世それぞれがつまらない人生などないのです。とても大切な命の輝きとして、過去世や前世を出させてもらいながら、私自身も人生というものを知ることを、勉強させてもらっています。

 過去世を出すなかで、たくさんの過去世の死ぬところを詳しく見て欲しいという目的で来る人もいます。死ぬ瞬間と生まれる瞬間は魂にとってとても大切な場面です。死んで中間生にあがるところは、前に詳しく書きましたが、生まれるところと真逆なものと人は考えています。生まれることは喜ばしいもの、死は敗北であり、忌み嫌われています。けれども、この二つはセットであり、裏表に見えますが、繋がっているもので、寿命を全うする死であれば、次の人生の希望に満ちているものなのです。

 前世と現世と来世はつながった生なのです。

 次に家族の中での子供に焦点を当ててみてみましょう。親にとって子供はいくつになっても子供です。日本の社会では親子の精神的密着度が高いという話を前に書きました。親も子離れできていない事が多く、子供も親離れできない事が多くあります。動物の世界ではこんなことは、あり得ないでしょう。なぜかというと、子供は親から自立しないと、餌がとれないからです。餌がとれないと動物の親は一人前になった子供を養いませんので、子供は餓死してしまうのです。それから生物の刷り込みとして、種の保存の観点から、動物の親はこどもが渋っても子供を威嚇したり、噛んだりして、自分のテリトリーから追い払います。新らしい家族を作って、新しい命をつなげるためですね。

 人間だけがなぜ動物的な本能を無視しても、親離れさせないのでしょうか?次回はいろいろなアプローチから親子関係と過去世の関係を見ていきましょう。
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あなたの過去世を今に役立てるー第10回ー家族と夫婦について

 前回に続いて、家族の話の続きです。自分の影響のある過去世を出した次に、家族との過去世を出すことを希望する人が多いと前にも書きました。まず配偶者との過去世を出してと言う人が、過半数ですが、配偶者とはいいからまず子供との過去世を出して、という人もいれば、ご自分の両親、上手くいっていない時は夫の両親との過去世をだして欲しいという人もいます。上手くいっていない理由を知りたいというのでしょう。それから、自分の兄弟、姉妹との過去世を希望する人もいます。家族はいいから、自分の好きな人との過去世に興味のある人もいれば、人間でなくペットとの過去世を最優先にする人もいます。欧米では、莫大な財産をペットに残すということもあると聞きますので、その場合の大切な家族はペットということでしょうか?これは極端な例ですね。

 家族とは何でしょう?一昔前までは歴史時代からみていくと、農耕型の社会ではひいおじいさんがいてひいおばあさんがいて、おじいさんおばあさんがいて、両親がいて、子供たちが7~8人いてみんなで田畑を耕して、子供が大きくなったらお嫁さんが来て同居するという大家族型が普通だったと思います。今は仕事の形態も住居の形態も違ってきたので、大家族を作りたくてもつくるのが難しいですね。まず子供をそんなにたくさん産まなくなってきましたね。貧しい時代のほうが、子供をたくさん産んでいたというのはどの文化でも共通なので、不思議です。
出産率と教育の高さが反比例しているようです。一般的な家族の単位は男女の夫婦ですね。平安時代の貴族社会では、通い婚で妻の実家が娘と孫の生活を見るというパターンが多かったそうです。これもその時代に合った家族の形態です。

 この制度は男性のさがにとってはいい制度だったのかもしれません。欧米型の一夫一夫制の契約結婚は、ある人たちには合わないのではないかと、相談を受けて思ってしまうことがあります。あるいは、女性の方が、一夫一婦制に合わないで、一妻多夫の方がいいのでは、と思うこともあります。これは性的エネルギーのアンバランスからきていることが多いのです。両方が強くない場合は問題ないのです。結婚してから一度も性的な関係はありません。でも満足しています。という特殊なご夫婦もいます。問題なのはどちらかの性的エネルギーが強くてそれを我慢していたり、抑圧して別の影響が出たりする場合と弱い人が強い配偶者に押し付けられてしまう場合です。日本では恥ずかしいや嫌な話題だと目をそむけるか軽視することが多いです。今の日本では、国際結婚が大変多いですが、この場合も育ってきた環境も文化も違うので、性的関係の摩擦が起きることもあります。単なる統計ですが、世界で夫婦や恋人間の性的な頻度で高い国はギリシャでほぼ毎日か一日おきというのをみたことがあります。日本はその年の統計は1か月1回か2回くらいだったと思います。フランスは2日か3日おきだったと記憶しています。この感覚で国際結婚して、相手との年の差があったりすると、性的エネルギーの差もおおきくなって、つらいことも起きるのではないかと思います。国際結婚自体はとてもいいことだと思います。


 ある国では性的な快感を女性が感じられないとそれを病気の症状だとみなして、女性の快感を高める薬を開発して、認可をうけてもうけようとする製薬会社が競争しているところもあるそうです。冗談のような話ですが、その薬の裏に莫大なお金がからんでくるととても怖い感じがします。人間は脳を使って感じるので、愛情を感じて性的にも興奮するかもしれません。これを肉体の刺激や薬の力で感情を無視して暴走すると、愛情表現とは、化学反応のひとつなのかというしらけた考えにとりつかれかねません。

 結婚するときは性的エネルギーも釣り合っているか、考慮に入れて欲しいと思います。勿論性的なことだけが結婚生活ではないので、心のつながりや、一緒にいて癒されるとか、空気のように違和感がないとか、いごごちがいいというのも大切だと思います。性格や共通点、趣味価値観があうのも大事ですね。経済的な問題も、生活面を考えると、無視できません。

 ご相談で、自分がこの年まで、結婚できないのは過去世に問題があったからではないかと思い込まれていらっしゃる人もいますが、おっしゃるように過去世からきていることもあれば、現世の育った環境で自分で刷り込んだ人も多いです。いつ刷り込まれたか現世退行をして分かる場合もあります。中間生の人生の設計図の段階で結婚しないと決めている人もいれば、結婚が、オプションで自由裁量権でするしないを現世の生きている中で決める人もいます。それから、自分の性的に対するこだわりや嫌悪感は過去世が原因ではないかと思いこむ人がいます。また子供が大嫌いだとか育てるのが怖いのは過去世が関係しているのではないかと相談に来る人もすくなくないのですが、これも、過去世とリンクしている場合もあれば、実は現世や育った環境の考え方に問題がある場合も多いのです。

 次回は書き切れなかったことと、子供についてです。

あなたの過去世情報を今に役立てるー第9回ー家族についてー

 先日、TVをつけたら、中国のチベット自治区に住んでいる家族のことを取材していました。それは、ヒマラヤ山脈の中腹からふもとの地区のある家族のドキュメンタリー番組でした。
 
 40歳代のお父さんと、同じ年頃か少し若いお母さんと、子供が四人くらいいたと思うのですが、一番上のお姉さんは遠くの都市の大学にいっているようでした。両親が少ない現金収入で長女の学費と生活費を出しているのです。
 その家族のお父さんの仕事は町の荷物を村に運んで現金収入を得ているということでした。昔は道もなかったそうで、今は馬1頭と人がぎりぎり通れるくらいの舗装もしてない山道があります。とても危険な道を荷物を運んで行く命がけの仕事です。山なので周りは断崖絶壁です。馬がその山道からときどき落ちるそうで、谷に馬の落ちて放置された跡が残っていました。人も落ちたら、助けられないような、急な崖です。お父さんは彼の家族の為に、洗濯機を頭で支えて、背中に背負って3日以上かけて、町から村に運びます。仲間は冬を越す村人の為の、米を運ぶ仕事をして一緒に列を組んで山越えをします。秋なので、ヒマラヤはもう寒いです。次の年はお父さんは冷蔵庫を背負って運ぶらしいです。

 そこで印象的だったのは、子供がお父さんの仕事についてどんなに大変か知っていることです。家族の為に命がけで、家族の使う荷物を運んだり、村の人の糧である食糧を運ぶ仕事をするのは、目で見て何をしているかわかる仕事です。物資も現在の私たちの生活に比べて極端に制限されるので、テレビを抱えてかえってきても家族のみんなに感謝されます。

 私たちの世界では店に車で行って契約すれば、配達されて家に設置までしてもらい手に入るものですよね。あるいは、インターネットで注文すれば、店に買い物に行かなくても家にいながら電気製品が届きます。3日も危険と隣り合わせで背負って、歩いて運ぶことは、私も含め今の日本人には出来ないと思います。その人も子供のころから親に訓練されて、その山道を歩いて運べるようになったのです。

 それに物があふれている、私たちの社会では、洗濯機や冷蔵庫やテレビがあるのは当たり前で、買ってもらって大感激する子供は少ないでしょう。

 この番組をみて二つのことを思いました。一つは、ものが無い時代に食べ物が手に入ったり、ささいな生活用品が手に入った時の幸福感というのは、豊かな時代にまさるものがあるのではないかということです。逆に物やお金にこだわりすぎるともっと欲が刺激されてさらに欲しくなるというのは人間の性質の一つですね。それをを多くの人が理解できれば、少しずつ我慢するのがいいのかもしれません。

 私は物のない時代は知らない世代ですが、ふと考えると同じように山道を背負って物資を運ぶ風景は古い歴史時代から、明治や大正昭和の初期と最近まであったのではないでしょうか?日本人が便利さの陰と豊かさの陰に置き忘れた何かがその生活を見てあるような気がしました。不便なほど裕福でないほど、家族が助け合って幸福感を味わえるということもあるのです。ですから、魂は金持ちであるとか貧乏であるという設定にはこだわらないで、肉体の中に入るのです。むしろ困難を喜ぶかもしれません。

 もう一つのことは、子供が親の生き方を学びにくい世の中になっているということです。小さい頃からお父さんが忙しい家庭の場合は、朝早くお父さんが1時間以上かけて会社に行ってしまって、一緒にご飯も食べられない事がよくあります。夜も遅くまで家族の為に働いて帰ってきても子供は寝てしまっていることがあります。それから土曜や日曜は、家族サービス以外は家でごろごろしている人と言うイメージが子供にあるかもしれません。どんなに外で大変な仕事をしていても、子供には見えにくいのです。外で働くお母さんの仕事もそうかもしれません。親の方も自信が無い人が多く、子供をどう育てて良いかわからないという人がいます。子供が思春期になってから子供の進路について、親が意見を言っても、ほとんどコミニュケーションが取れなくなっていることに気付いて呆然とすることもありますね。

 最近お母さんの方が忙しく外で働いて、お父さんの方が育児を分担しているイクメンのお父さんもいて、とてもいいことだと思います。でも、友達親子になりすぎると、成長していく段階で、子供が親をなめてしまうという問題もありますね。本当に価値観が多様化しすぎて、子供さんが成長するのも難しいし、親が子供を育てるのも難しい時代です。親子の関係も含めて人との関係を作るのが苦手という相談もあります。
 家族の形も常識にとらわれないものが、出てくるかもしれませんね。

 それと、見た番組とは関係ないのですが、子供にもっと道徳的なことや、命を大切にするとか、日本の国を大切に思うとか大人が自信を持って教えていいのではないかと思います。子供の顔色をうかがって、いいことと駄目なことを分けて教えられない先生や親や周りの大人が増えているのかもしれません。日本の未来にはお題目だけでない、本当の教育が大事なのです。教育は知識を教えることよりも、故郷の国の先人の知恵を教えた方がいいのではないでしょうか?江戸時代には寺子屋が今のコンビニの数より多くあって、これらは、ほとんどが無償で行われたそうです。子供も学びたいから寺子屋や藩校や私塾へ行っていたと思います。この時は教育は押しつけではなかったのかもしれません。


 恋愛と結婚の過去世リーディングの希望の次に多いのが、家族との過去世を出してと言う依頼です。次回は今までのリーディングの例と家族について思ったことを書きたいと思います。 

家族についてー第3回ー成長段階のお子さんについて

 第2回目で事務所に来られた方からコメントいただきました。その話にあったアトランティスと今の文明でいわれている文明については、現在まで過去世や前世を私が、1万件以上出している中でも数100件以上ありましたので、私の過去世の記憶も含めて、でた過去世から推測される様々なことをだいぶ先にはなりますが、書いていきたいと思います。


 今日は家族についての続きです。小さいお子さんをお持ちのお母さんや、出産したばかりのお母さんの苦労は自分も何回も経験したので、よくわかります。出産年齢は高年齢化しており、肉体的負担は若い時よりもさらに増えますね。

 ふた昔前の、「女は家庭で専業的に夫を支え子供を育て」という価値観が変化してきたため、仕事のあるお母さんにも、出産と乳幼児の育児の為に仕事の第一戦から退き、お仕事を辞めて家庭に入ったお母さんにも、両方にジレンマ(悩み)があることが多いです。私は両方の経験があります。一回は、外国で出産をして帰ってきて大学院で勉強した後に、専業主婦をやった時に、いろいろ社会でやりたいことがありましたが、その時の自分が、社会から取り残されてしまうような無力感を感じました。人それぞれで、感じ方は違い、子育ての中に自己実現を感じるお母さんもたくさんいらっしゃると思います。けれども、男女平等の中で育ち、男女雇用機会均等法が叫ばれている中で育ったお母さんがたは、育児と家事に自己実現を見出すのは、難しい方も多いです。
私のやっている育児と家事は、繰り返しだし、すぐには結果が表れないし当然と思われて誰もほめてくれないとか、私は誰々のお母さんとか、誰々の奥さんとか言われ、誰も私を見てくれないとか、転勤先で夫は仕事ばかりで、私には友達もできない、小さな子供と二人きりで、ママ友達の仲間に入れないという相談でいらっしゃる方もいます。昔好きだった方の思い出を心のよりどころとして、頑張っていらっしゃる方も、少なくないです。御主人も家族を養うために仕事で頑張っていらっしゃるでしょうが、一言でも有難うとか、ねぎらいの言葉があると、夫婦関係がもっとうまくいくのになと思うこともあります。

 一方、仕事と家事と子育てを全部そつなくこなそうとする女性は、とんでもなくオーバーワークになり、鬱状態になってしまう方もいます。。御主人の仕事が原因での鬱も多いですが(これについてはいつかまとめて話します)、スーパーウーマンのような女性にも限界はあります。ストレス解消や楽しみも必要です。産休を取った後にも、長い期間の子育ては続くのですから。

 お子さんが、健康に育って入学して学校に通うようになってから、また学校と子供、学校と親、子供同士の問題が起こってくることもあります。最近のお子さんの相談で多いのが、引きこもりの相談です。私も経験があります。

 お子さんが3人いらっしゃって、3人とも引きこもってしまった、あるいは、2人の御兄弟が、小学校5年と2年で引きこもってしまったという方もいらっしゃいました。引きこもりは、お子さんの性格、成績に関係なく起こる場合があり、また精神的な病気が関係している場合と病気が関係していない場合があるので、その見分けをつけることも、大変なことです。子供が子供同士の社会を上手く構築できない事が多くなってきました。つまり、友人を作ってその中で自分のポジションを作り上手く協調していく、これは、人と協力しなければ出来ませんが、これが非常に困難になっているのです。

 子供たちが、いつも集まれる広場がないとか、家庭で一人でゲームばかりしてしまうとか、友達と遊ぶより面白いと錯覚してしまうエンターテインメントや情報があふれているのも原因の一つかもしれません。お子さんには親の期待が集まっているかもしれませんし、習い事もしなければいけない人もたくさんいます。友人と時間を気にせず暗くなるまで外で遊ぶことが難しいことになりつつあります。

 子供も大人と同じように今の自分の肩にかかっているものをいったん肩からおろして、自分には荷が重すぎるから人生を変えたいよ、というメッセージの為に引きこもりになっていたり、鬱の様な症状を起こしてみたり、死にたいというようなことを親に言ってしまうこともあります。その言葉に耳を傾けることから、解決の糸口があります。


 学校内や組織の中でのいじめいじめられの問題から引きこもりになることも多いです。転校生などは昔は珍しいからちやほやとまわりが仲良く仲間に入れた時代もありました。今の時代は異質なものを排除しようという子供たちの傾向があるので、転校生がいじめのターゲットにされることもあります。

 学校の休みのときに公共で資金補助をして、サマースクールに2~3週間年齢の違う子供たちと大人のボランティアさんかプロの教育者などについてもらって、人間関係を作る研修をすればどうでしょうか?できたら、自然の中でステイさせてもらって、お邪魔にならない程度に、農業実習や漁業や物づくりの方のお手伝いをするなど、職業研修制度の子供版のようなものが、あれば、今より子供たちは人間関係が上手く作れるかもしれません。

 人間関係を育てるものの中に学校の運動部などが例に挙げられると思いますが、運動が苦手なお子さんには強制できませんし、勝敗を目的とするスポーツの中ではできる子と出来ない子、先輩や後輩の順位付けとなってしまうので、この子とつきあいたいとか、こんな関係をつくりたいとかいう自発的な関係づくりには、役に立たない事もあります。むしろ、運動部内でいじめ、いじめられの関係が出来てしまうこともあります。人間というのは欠陥がある生き物なのですから、(それは完全ではないという意味でですが)、いじめを防止することはできますが、100%なくすことはできないので、やはり、人間関係を構築する力といじめと人間関係の緊張を乗り越える力を養成するのが一番だと思います。最近大人の方で人間関係がうまくいかないという方の割合が非常に多いです。子供はすぐ大人になって社会に出るのです。

 その他、人間関係でも精神的病気が原因でもない引きこもりに、ある大学生の例がありました。彼は勇気を持って私の事務所に自発的に来てくれました。
 彼は高校まで普通に通い、大学になってから、行かないようになってしまい、でもたまに大学に通っているそうでした。2年生くらいだったと思います。彼の登頂のオーラ(感情の状態を見る場所)を見ると、たとえて言うなら、全体がアルファ派がでているときのようなオーラの色をしていました。彼は私にいつも頭がぼうっとして、寝てるのか起きているのかわからない状態で、やる気が全然出ないと訴えていました。けれども、彼は友人とバンドをやっていましたが、その時は普通のしゃきっとした状態にもどるそうです。いくら私がオーラの色を活発な状態にしようとしても、彼はすぐ前の彼の言うぼうっとした状態に自分で戻ってしまうのでした。

 彼は大学の勉強が本当に自分のやりたいことではないので、無意識のうちに自分を眠っているような瞑想状態において、やりたくないことから逃避していたのでした。それを、彼に伝えて原因を理解してくれたように見えました。

 引きこもりの原因はいろいろな可能性が考えられるので、体の情報、心の情報、場合によってはオーラの情報や過去世の情報まで勘案して、慎重に対処しなければいけないと思います。


 次回は一人で住んでいる人や家族を失って一人になった人、それに関連した孤独ということについてです。



家族について 第2回

 先週に続いて、親子関係について話します。
 お母さんやお子さんが家族の写真を持ってこられて、写真から体の悪い部分や性格、働いている姿、恋人の顔などを透視することがあります。勿論ほとんどの場合親子の過去世の関係と関わり方、やっていたこと今とのリンクを聞かれることが多いです。それぞれのエピソードが細かく出てきます。

 もう成人している方からの子供のころに親から精神的、肉体的に虐待を受けたという訴えは思いのほか多いです。それは個々の方々の受け取り方の大小もあると思いますが、痣や傷が残ったり、骨折をしたりするものは明らかに暴力的虐待で、今大きな社会問題になっていることは20年以上前から公にはなっていなくてもあったのかもしれません。ただ現在の事件になっているものは、度をこしています。抵抗できない乳幼児への虐待はしつけでもなんでもありません。思い通りにならないから、力で言うことを聞かそうとしているのです。あるいは、思い通りにならない人生を子供さんにあたっている場合もあります。
 子供は親のお腹から栄養をもらい、肉体を分けてもらって生まれたとしても、親の物ではないのです。別の魂でそれぞれやることがあって生まれてきているのです。その人生に親は関わらせてもらっていると考えたほうがいいのです。子供は自分の物とかんがえると、いろいろな親の思惑が出てきます。

 子供は生まれてきて幼い時の親の願いは、健康に育ってほしい、明るくすくすくと人並みに育てばそれだけでいいと思っていたことが、少し大きくなると、よその子供と比較することをついつい
してしまいます。学校に入ってみると、できたら人より優秀な成績で、人気があってスポーツができて、リーダーシップがあって、と親の期待は膨らんでいきます。そして、良い学校で良い教育を受けて、高等教育を受けて、できたら給料の良い将来安定した企業に勤めるか、社会的ステータスのある高給な職業を、親は子供に求めるようになります。素直な子供は親の顔色を見ながら、精一杯努力しようとします。でもそれは、子供が中間生で描いた生き方でない時に、子供の魂は苦しみます。

 親と同じ、または親が期待した能力が子供にないことも多いです。子供はほかの能力の芽がたくさんあるのにそれを見出してあげることができないと、また自分を探すことを禁じてしまうと、絶望していきる意欲をなくしてしまうことさえあります。

 中間生の計画に合わないことを強要されると、精神的に歪みが生じてしまうことがあります。やりたくない事を強要されると、子供の心に傷を作ってしますことがあるわけです。やりたくないこととは、さぼってやりたくないとか、忍耐力不足で、何もやりたくないという状況は省いてのことです。

 一つ例をあげますと、拒食症に悩むある女性が、昔、相談に来られました。その方のお父さんは個人病院の院長で男の兄弟は全部医者になられたそうです。

 お母さんも代々医者の家系だったそうですが、彼女も当然医者か薬剤師の道を進むように言われて頑張ったけれども、彼女には合わなかったので、中学生くらいの時に挫折したとおっしゃっていました。ところが、拒食の原因は医者になれなかったことではなく、彼女の現世を催眠術をかけないで一緒に退行してみて、映像をみてみると、別のところにありました。

 彼女とお兄さんは就学前に食中毒のようなものを繰り返し、あまり外に出してもらえず、体が弱い子供の役を、母親から負わされてていたのでした。特に病名もないのに、おなかが弱いからと、食べ物も特殊なものを食べていたようでした。お兄さんは普通の生活をその後したのに彼女は、何年間も変わった食事と薬を飲まされて、寝かされて、外に出してもらえなかったそうです。透視するとお母さんはちょうどミュンヒハウゼン症候群(愛情の対象者、ー親が子供にやることが多いがー、に 薬や毒物を食べさせて病気の状態を作り出し、一所懸命看病する自分のけなげな姿を第3者に見せて、ほめられることを望む病的行為。極端な場合子供が亡くなることがある。)のように、子供をなんらかのやり方で病気の状態にしておきたかったようです。お母さんの心にも複雑な事情があったかもしれませんが、彼女は食べるということに、過食とは逆の執着をするようになってしまいました。そして、異常な食行動をすることで、家族の同情や愛情をより求める行為として、吐き戻しをするようになったのです。

 お兄さんたちへの母親の異常行動の影響は短く、彼女への影響は決定的なものでした。中学生くらいから、親の期待にこたえられないことが拍車をかけて、拒食が本格的になりました。ただ彼女はきちんと食事をするのですが、食べた後にトイレではいてしまう生活を結婚して、子供を産んで、30代のおわりに近づいた今もつづけていらっしゃるようです。最近はいらっしゃってないので、近況が心配ですが、彼女を支えて見守っていらっしゃるご主人と、お母さん思いの彼女をけなげに応援しているかわいいお嬢さんがいらっしゃるのが、救いだと思います。食べた物を毎日吐くのは精神的につらいと思います。けれども、体のほうは、条件付けしてしまうと、その行動に快感をさえ覚えるようになります。そうなると、その習慣から抜けるのは、至難の業になります。そこから抜け出すには、 ご本人の強い努力が必要になります。

 その他別の方で、医学部の受験勉強中から拒食になった女性は、何回か拒食を乗り越えたのに、中年になって、自分を太っているように思ってしまい、再び拒食になり、吐きすぎて体調を崩し、生理が止まり、40代初めですべての歯が抜けてしまった話を聞きました。拒食症の方は、客観的に他人が彼女をやせていると見えるのに、本人が鏡を見ると、自分が太って見えるということがあるそうです。これは自分への認識の歪みですね。

 次回は親から見た子供の問題、若いお母さんからの子育てについてです。
 

 
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
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