あなたの過去世情報を今に役立てるー第4回仕事や使命

 前回に続いて、仕事についてです。若い人や働き盛りの人が迷うのは、自分が今やっている職業に向いているのか、いないのかという悩みです。その仕事を10年以上続けていて、何の支障もない人は、10人中8人はまずその仕事の能力のある人です。でも続けていけるのと、その仕事が好きかとか楽しいかというのは、別の問題ですね。

 楽しいけど無理をしてしまって、体を壊したとか、給料が安すぎて家族を養っていけないので、続けていけなくなるということもありますね。経済的には今の仕事をかえてもやっていけるし、親と住んでいるので、住むところと食べるのには困らないけれど、とりあえずの収入源として、自分の適職が分からないとか、今、やりたいことがないという人もいます。

 対話をしながらその人の適性を見ていくようにもしていますが、影響のある過去世や仕事にかかわる影響のある過去世をみていって伝えると、本人が気付くことがあるようです。

 例えば、裕福な若い奥様がリーディングを希望された時、中近東の踊り子の女性が出てきて、苦労して踊りの道を極め、貴族の男性にお嫁に行った過去世がでたのですが、彼女は、実はベーリーダンスのプロで舞台でも踊っているし、ベリーダンスを教えてもいると聞きました。彼女はそのベリーダンスの仕事のことで少し迷われていらしたのでした。二人で、過去世との一致に驚きました。

 また、別の若い女性で、影響のある過去世を出したとき、現世に比較的近いものが出て来ました。彼女はヨーロッパに住んでいた少女でした。音楽一家のユダヤ人の家族で、第2次大戦のドイツの迫害を逃れて、ギリギリでアメリカに亡命しました。子供ながらにとても怖かった経験だったと思います。彼女は弦楽器、たしか、バイオリンのプロの演奏家になって、音楽関係の人と結婚も出来て、子供もいて、各地に演奏旅行に行っていた過去世が詳しく出てきました。そのあと、彼女の職業を伺ったら、プロのハーピスト(ハープ奏者)でした。バイオリンがハープになりましたが、平和な国で、経済的にも安定し、音楽を心ゆくまでやりたかったのではないかと思います。

 今ご主人が小さな会社をやっていて、奥様が経理をしている女性は、過去世ではヨーロッパで宿屋をやっていて、そのお金のことは全部奥さんが握っていたということがありました。女性の地位が低かった昔のヨーロッパで、妻がお金を握るのは珍しいですが、その時の夫は婿養子で、彼女の両親の宿屋でした。そこは確か今のドイツ中部にあたる地域だったと思います。

 ある若い男性で、高校を出られて、調理師の学校に行かれて、その後、ホテルのレストランに何回か転職された、とても努力家の調理師さんがいました。中華のご専門で頑張って10年以上やってこられたのですが、今に影響のある過去世を出したら、最初に出てきたのが、江戸時代の日本でした。男性で下級武士なのですが、東北の今の秋田県にあたる藩の武士でした。彼は少し変わった仕事をしていて、味噌や醤油や漬物に使われる、保存食の発酵食品の開発のような事をしていたのです。冬から春にかけて野菜が無い時に保存できる発酵食品を考えていたと思います。また魚の発酵も考えたようです。沢庵僧侶が漬物を考えたという逸話もありますが、今ある各地方の伝統的な食品も武士から僧侶、町人や農民と、いろいろな人達が、知恵を絞った結果かもしれません。

 その方が最初にその過去世を聞いて、実は料理ではなく別のものに興味があって、転職を考えている、と話されました。それがなんと現代の発酵物にあたるパンつくりの仕事をしたいということでした。しかも、休暇をとって、秋田のどこか有名な所にパンの勉強に行こうと私の所に来る数週間前から計画されていたそうです。その方はまだまだ影響のある過去世を出していかれると思いますが、過去世の情報を有効利用されて、ご自分の仕事と向き合われて、満足のいく道に進まれることを祈っております。

 「今世の私の使命としてどんな仕事につくべきか」ということですが、前回に言ったように、まずみんながそれぞれの寿命までしっかり生きることが前提で、実は使命は人生の計画の中で明確に立てている人もいれば、いくつかの課題、まず家族を作って守っていこう、とか、親との関わりをメインにしようとか、仕事上の関わりをメインにしようとか、孤独を保って、仕事一筋で行こうとか、いろいろと設定していることもあるのです。人によって複数のことが多いので、私はこれをやる為にだけ生まれてきたという人は、むしろ、少ないのです。一つの使命だけやる為に生まれてきていることはまれです。

 今の仕事はやりがいが無いので、他人の為に役立つ仕事で働きたいということも素晴らしい考えですが、今のお仕事を過少評価しているかもしれません。どんなつまらない仕事とお考えでも必ず、他人の役に立つ部分はあると思います。それに気が付くことから、働く姿勢が違ってくるかもしれません。仕事に生きがいを見いだせない人は趣味の道に生きるということも工夫次第ではできますよ。

 次回はこのテーマの補足と次のテーマ考えますね。
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あなたの過去世情報を今に役立てるー第3回ー仕事や人生の使命・・・

 恋愛や結婚についての相談の次に多いのが、仕事の相談です。これは現役をリタイアされた方以外の方々に切実な問題です。

 不況の影響で新入社員の採用を控えている会社が多いので、新卒の学生さんの就職が決まらないという緊急事態が発生しています。若い人がスームーズに職に就けない社会というのはいい社会ではないと思います。子供や若者は未来のことについて敏感です。自分たちの活躍する場を得られないということは未来への希望を失ってしまうかもしれません

 会社は人の集まりで成り立っていますが、経営者も従業員も人であり、上司も部下も、お互いに魂を持っています。過去世でも何らかのつながりを持っていたことが多いのです。人を使い捨ての様に、臨時に使うやり方は、良いやり方ではありません。家族の様に被雇用者を扱う日本型経営は無駄が多いようにも思えますが、良い点が多いのです。
 会社は利益を追求する集団ではありますが、それにとらわれるあまり、人によって作られていることを、忘れてしまうと会社の将来にとって、大きな痛手となります。今順調に見える大きな会社でも10年先は安定しているかは、分からないのです。だから10年先に会社を支えてくれる若い人材を取った方がいいと思うのです。

 雇用を生み出すいい方法は年上の人々が自分たちの仕事をワークシェアリング(仕事を分け合って)することです。高い給料を取るかたが、報酬を少し会社に返上して、会社はそれを新入社員に分けて、少し自分の仕事を若い方に教えて分け合うのです。これは必ず会社の未来の為になります。公的な仕事にもこのやり方は有効です。公的な仕事を末端に外注するのではなく、やれることは自分たちでやって、公的な機関内でワークシェアリングして、若い人を正式に多く採用し雇用を生み出し、人件費も分け合った方が有効だと思います。


 民間も公的な機関も、社長や重役を含む、年長者の既得権益を少し返上して、これからの未来のある若い人々に譲るのです。これらの努力をするかしないかが、日本の未来を変えるかもしれません。


 江戸時代では、藩の殿様級の身分の人、家老、ゆとりのある武士、地主さん、などが貧しくて将来のある若者の学費を出したりしました。江戸詰めの武士は故郷の親戚の青年たちや、他人でも有望なやる気のある若者を、江戸に呼んで学問をさせたりしました。子供のない方は養子を積極的にとって育てました。このような行為は自分達にだけ利益を求める行為ではなかったと思います。

 この伝統は明治、大正、昭和の初期まで続いたのだと思います。地位や名誉のある心ある人ほど、書生として若い人を無償で自宅に住まわせ学校に通わせ、将来の日本を支える人材を皆で育成したのではないかと思います。これが自分たちが社会で成功した人達の、社会にたいする還元です。

 貧しい人たちは同じ借家同士で食べ物の融通をきかせたり、病気になったら助け合ったことも多かったのです。
商売や職人さんたちの徒弟制度も、今よりはしっかりしていて、後から続くものに教えようとする習慣が伝統的に受け継がれたと思います。勿論、大切な食糧を産む農業も基本的にはそうであったと思います。

 過去世を見ていると、歴史の断片の中から、それぞれの方が経験された、息づかいと人生と社会背景が見えてきます。

 若い人の雇用の問題ともう一つ心配なのが、行き過ぎたリストラです。会社に長く貢献した中間層の方々を切る事は好ましくありません。それは一時しのぎです。残った社員は2倍3倍の仕事を押し付けられて、働きすぎで鬱になってしまうこともあるのです。やはり、この問題にもワークシェアリングで仕事配分のバランスをとり、安易なリストラをしないことが、管理職には必要です。その場しのぎの人件費の削減は、会社の為にも、社員の為にもなりません。

 今回は私の勝手な仕事論中心になりました。仕事に関することにからんで、「自分の使命はなんだろう」と聞きにくる方も多くいらっしゃいます。とても真面目なかたばかりなのですが、必ずしも、自分の仕事イコール人生の使命ではありません。仕事のない人は使命はないのかということにも、なりかねませんが、そんなことはないのです。すべての人に共通の人生の使命は、どんなに大変な人生でもそのひとの寿命(きめられた人生の終わり)までしっかり生きるということです。それが全員の人生の使命なのです。生まれ変われるのだから、途中で人生をやめてしまおうというのは、全く間違った考えになります。

 どんな仕事について、どんな地位について、お金持ちか、貧乏か、頭がいいか悪いかとか、はその人生の配役の設定の様なものです。魂は生まれる前にその設定を決めますが、どんな仕事に就くかつかないかは、前もって知っています。その仕事に苦労しても、楽しんでも魂はそれを選択するのです。

 「今回の人生では、いろいろな職業を少しずつかじって、いろいろ経験してみよう」とかんがえている魂もいます。「今回の人生は家族との濃厚な関係が大切なので、仕事をしないで、家族の世話になろうと」思っている魂もいます。生きる糧を得るために仕事をしていますが、仕事の為に生きているわけではありません。

 次回はこの続きで少し具体的に書きましょう。

仕事と過去世との関連第1回

 前回の孤独についての補足は折をみて、また書きたいと思います。今回は仕事に関することを書きます。

 仕事に関するご相談は各年齢層で、男女を問わず多いです。私のところにいらっしゃる方は下は10代から20代30代~60代70代の各年齢層いらっしゃいます。特別多いのが、男女ともに30代40代の方です。その中で多い相談が、自分はどんな職業に向いているかということです。学校を出てすぐ新卒で働いて、10年20年近くして、ずっとその会社で働いている人も何回か転職した人も迷う時期なのでしょう。

 客観的に見ても給料も地位もまわりから羨ましがられるようなお仕事の方にも迷いはあるようです。
魂は勿論「自分が何をなすべきか」「自分は何の仕事につくか」「どんな仕事に向いているか」「または仕事に就かないか」を本質的な部分では、知っています。しかし表面の意識でも催眠術での深層心理をだしてもロックされている魂の計画は決して出てこないと思います。表面の意識で悩んでいろいろ暗中模索することが、魂にとってその人生でやることになる場合もあります。同じ仕事をこつこつやることを選ぶ場合もあれば、転々と仕事を変える場合もあるのです。

 自分で自分を良く知る努力をして、自分で考え「この仕事につこう」と考えることはとても大切なことです。

 私は何にもしたくないけれど、何かの職には就かなければ、周りがうるさいので、早くあう仕事を見つけてくださいというだけの相談では、少し困ります。自分の人生人任せにしてはいけません。自分で決断なさるための過去世の情報、現世の情報、場合によっては未来の情報は出来るだけ出して、決定なさるお手伝いしたいと思います。けれども、考えるのを放棄してしまったら困りますよ。まず、自分の考えを持つことが大事です。

 職を決めるとき、親の考えの刷り込みや、先生や周りのあなたに影響のある人や組織の刷り込みがないか気をつけて、自分を良く知ることが大切です。今お笑いブームなので、アイドルや役者さんになりたいというより、漫才師、お笑いタレントになって、有名になり、お金もちになりたいという人が多くなってきました。お笑いタレントも人が笑い喜ぶことを言って自然にやっていれば、有名になるのではなく、適性が大変求められる仕事だと思いますし、競争が激しいので、かなり淘汰されてしまう厳しい世界でしょう。どうみても適さない方が漫才師になりたいと目指している方もかなり多いのでは…歌手や役者やタレントや漫画家などの夢に終わるかもしれない職に就こうと努力する人もいれば、家族を養わなければいけない人や、独りで働いて食べていかなければならない人もいます。そういう方々は職種を選べなくて、かなりきつい状態で向かない仕事をやらざるを得ない方々もいます。向かない状態でストレスがたまり、意識的か無意識的でも嫌だ嫌だと思っていると、人は鬱になってしまうことがあります。鬱はその環境に無理して適応しようとするときの、心と体の拒絶反応です。これは、鬱の状態にして、その人を守っていることもあります。悪いことばかりではないので、鬱の状態をすぐに悪いと決めつけない事です。鬱の状態がなければ、体が限界以上に働いて、肉体を壊してしまう(つまり過労死や体のオーバーヒート状態)こともあるのです。鬱だから自殺の可能性があってすぐ薬で抑えるというのも、あまりに人間を見ていないのではないかと思うこともあります。鬱の程度も原因も症状も100人100様だと思います。マニュアルは実は無いのかもしれません。一つ一つの例にあたることが必要になってくると思います。それには、鬱の方の話を良く聞くことです。鬱については、私の考えをかなり先の回でじっくり書きたいと思います。

 「今回の私の人生の使命として、どんな仕事をするべきですか」という質問も多いです。まずその答えとして言いたいのは、全ての人に通じる使命や課題としてあげられるのは、自分が決めた寿命までしっかり生きるといことに尽きます。それをおろそかにしては、何もありません。真剣勝負をしているのに、勝手に自分でタオルを投げてその試合の舞台からおりてはいけないのです。

 それを踏まえたうえで、人生の使命や課題を考えていくと、魂は生まれる前に中間生で次の人生のアウトラインを確認します。「これをしよう」「あれをしよう」ということは一つではありません。複数あります。過去世を分析したときにもその人生のメインになったことが、いくつか浮かび上がります。人によっては大きなテーマを数少なくおやりになる方もいれば、盛りだくさんに数多く小さく小分けにいろいろなさる方もいます。何らかの仕事や成果(後世に残るものや記録などを作る場合や歴史に残ることをする場合や、無名でも、自分が目標にしていたことを成し遂げる場合もあれば、前回のテーマのように孤独にいきることを選択して、自分の魂を鍛える人もいれば、魂同士の関係性に重点をおいて、家族関係をメインのテーマにする場合もあります。  

 魂同士の関係をメインにする場合、家族愛や恋愛や友情という人間関係に重きを置いて生きることもありますね。家族がにくみあったり、愛情が憎しみに変わって、生きるエネルギーとなる生き方を学ぶ人もいます。魂にも各過去世で生き方の癖があり、これを、私は「魂の属性」と名前をつけています。性格パーソナリティは隣り合った各過去世で、全然違うので魂の属性は性格とは違います。好みの傾向のようなものでしょうか?

 各過去世での性格の違いは真逆に働くこともよくあります。パーソナリティ(明るいや暗い、積極的、消極的)仕事
(知的労働や肉体労働)身分の違い、金持ちや貧乏などの生まれの設定の違い数え上げればきりがないほどです。
何かの学問をこつこつやり、禁欲的に生きた時代があったかと思うと、次の人生では享楽的で放蕩生活をしてだらしない・・・といったこともよくあります。私は「ゆりもどし」とよんでいるんですが、極端に走りすぎた過去世が何個かあると、そのゆりもどしで、他のタイプの人生を設定してバランスをとっているのではと思います。

 次回は仕事の第2回で過去世と現世の仕事のリンクの具体的なものを例をだして見ていきますね。
 

プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
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