不思議な話 その220 生き物としての宇宙(3) 

前に書いたビッグバウンス説では、宇宙は膨張と収縮を繰り返しているとすると、大きな呼吸をしているといえるかもしれないし、あるいは、また別の個性の宇宙を、作り出しているとしたら、宇宙も生まれ変わりを繰り返していると言えるかもしれません。ビッグバウンス理論は、1922年にもう発表されたそうです。

イギリスの公立大学インペリアル・カレッジ・ロンドンのステファン・ギーレン氏は宇宙の始まりは突然現れた宇宙の種ではなく、つぶれた古い壊れかけの宇宙だといっています。宇宙は、膨張と収縮の2つの時期があると主張しています。

ギーレン氏は宇宙がとんでもなく小さく収縮した場合は、普通の物理学ではなく、量子力学だけが作用できる極小の大きさになる、という説を唱えています。ギーレン氏は、「宇宙が生まれる前には、別の宇宙が存在していたが、それが極めて小さい状態まで、収縮してしまい、人間の目にも見えないくらいに小さくなった宇宙は、今度は、大膨張する。これが、ビッグバウンスで、その結果今の宇宙が生まれた。」といっています。

この宇宙は今は膨張を続けていますが、将来、ある時点で膨張は止まり、(裂けてばらばらになり消える、という説もあるのですが、)ギーレン氏の説は、宇宙は死ぬのでもなく、消えてしまうのでもなく、収縮したあとにまた膨張して、新たな宇宙に生まれ変わり、輪廻転生していくというのです。

生物工学者のロバート・ランザ氏は、バイオテクノロジーを駆使して、様々な動物のクローンを作っています。彼は「宇宙は、私達の意識が作り上げたものなので、人間が見ているものはすべて、脳内の情報である。」といっています。「宇宙とは、観察者の頭の中で完結したもので、人間が描き出した産物にすぎない。」といって、彼は、これらの仮説を「生命中心主義」と呼んでいます。同じところで同じ景色を見ても、人間が赤く見えるものは鳥には蛍光色に見えるそうです。紫外線やレーダーの電波が見える能力のある動物がいます。見るものによって、世界は見え方が違うのです。

量子論の世界で、よく、素粒子は幾つもの場所に同時に存在すると言われています。観察者がその素粒子の位置を決めるのです。ランザ氏は、素粒子の位置を、ビデオの映像の、静止画と動画の関係に例えています。ビデオカメラを動いている矢の位置においてみると、矢がどの位置に突き刺さったかはわかりますが、その位置では矢の軌跡はわかりません。難しいですが、素粒子もこれと同じで、正確な位置を測定しようとすると、時間の動きに関連した情報はすべて失われるのだそうです。その理由は、時間が自然に存在するものではなく、私達が道具として、作り上げたものだからだと、ランザ氏はいっています。彼はさらに「素粒子の世界で通用する説明を、日常的な世界で、当てはめるべきだ」と考えています。

森で木が倒れると、まわりの気圧が乱れます。けれども、それを見ているものがいないと、森も木も存在しないのと同じことになります。観察者がいるから、森も木も存在が確認できます。

量子コンピューター技術者のセス・ロイド氏も宇宙と生命の関係について、ビッグバン以降に起こった出来事すべては、巨大なコンピューターの計算の一部ではないか、と考えています。計算は今も進行中で、その成果として、私達人類が存在すると言っています。この世界がコンピューター上の、世界であることを証明するには、計算上のほんの僅かなバグのほころびを見つけることができれば、証明できるそうです。生命はDNAを作り出した時、宇宙の計算はかなり進んでいた、と彼は考えました。生命が誕生したことで宇宙の計算もかなり進んできたのでしょうか?極端にいうと、宇宙は巨大なコンピューター上の計算(プログラム)で私たちは、その中のコンピューターウィルスのようなものなのでしょうか?

今まで考えられているようなブラックホール観でなく、別の解釈をする研究者もいます。アメリカのニューヘブン大学の物理学者ニコデム・ポプラウスキー博士は、「我々の存在するこの宇宙は、ブラックホールの中で作られた。だから我々はブラックホールの中にいる。」という説を唱えています。

別の研究者は我々の情報を含む全ての情報は、ブラックホールのふちに記録されている。と言っています。宇宙の出来始めから終わりまで、その中の星々や地球や、地球に住む全ての生き物、我々人間のどう生きたかも、あるいは、過去の人生や、さらに遡る過去世まで記録されているのかもしれませ。そして、未来も記録済みなのかもしれませんね。

次回は夢の話と脳の話をしましょう。
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不思議な話 その219 「生き物」としての宇宙(2)いくつかの宇宙論

カナダの宇宙物理学者リー・スモリー博士は、進化論の自然選択説を宇宙にも当てはめています。

宇宙にも、その祖先や父母に当たるものはいるのでしょうか?

リー博士は「宇宙全体が、子供や子孫を作るとしたら、DNAのようなものが、親から子へ伝わっていくことになる。宇宙が生物のように繁殖しているとすると、遺伝や突然変異が起きることになる。すべての鍵を握っているのは、ブラックホールだ。ブラックホールの中では、すべての宇宙法則が破綻する。巨大な恒星が爆発するとブラックホールになることは、量子理論においては、新しい宇宙が生み出されているのではと、考える。宇宙は跳ね返り、新たな宇宙として発達、進化する。私達の宇宙も同じように進化しているのではないか?新たに生まれた宇宙では、ブラックホールの中で宇宙が進化するのではないか。また、ブラックホールを通じて多くのブラックホールが生み出され、進化し、世代交代をするのではないか。我々の宇宙は、例えると進化論の系統樹の一つにすぎないのではないか?多くのブラックホールや宇宙を生み出し進化させるものが、優勢では。いくつもの宇宙がつながり、生まれては、消えているのでは?ブラックホールは、太陽の20倍以上ある大きな恒星が爆発し、巨大なガスが冷えて固まったもので、冷却材となるのは、一酸化炭素。宇宙には2つの元素がたくさんあった。生命に必要な炭素と酸素だ。宇宙自体が、生命を生み出すのに優しいのは、宇宙自体が生命体が必要とするものと同じものが必要だからだ。今の物理法則は、私達の宇宙が、その子孫をたくさん作れるように、微調整されたものだからだ。その副産物として、その中に生命体が、たくさん生きている環境となった。この宇宙が、無数の宇宙の系統樹に属しているかもしれないということも、宇宙の外から我々が見られない以上、証明するのは、困難だ。」といっています。

生き物としての定義では、宇宙には、頭脳があるかということを、証明しなければならないかもしれません。人間の頭の中にニューロンなどの、伝達系のネットワークがあり、コンピューターには、電気パルスが駆け巡る回路があります。最近は量子コンピューターの開発が行われています。

マサチューセッツ工科大学のセス・ロイド博士は、量子コンピューターの研究者です。量子コンピューターは、あらゆる原子や素粒子が、物を考えられるという発想に基づくもので、現在のコンピューターとは桁違いの計算能力があります。原子や素粒子に、情報を同時に処理させるそうです。二つの電子が衝突するたびに、情報が処理されるので、量子コンピューターは、同時に複数のことを考えられ、計算できます。機械工学者の、セス・ロイド博士は、量子コンピューターは、一つの電子が、0であるとともに、同時に1であると計算できます。すると、量子コンピューターで複数の様々な処理が出来るとともに、複数たとえば、100のこと、1000のこと1万のこと、億のことが同時に出来ます。彼は、量子コンピューターの存在こそ、宇宙がものを考える証明だといっっています。宇宙が量子コンピューターのようにふるまえば、宇宙が物を考えている証拠になる、ともいっています。

イギリスの「エクスプレス」紙で、科学者が「宇宙は巨大な量子コンピューターに似ている」といっています。0と1の二進法は、コンピューター言語に使われていますが、この二進法で、全ての事象が記述できる。」というのです。

スイスのコンピューター科学者、ユルゲン・シュミット・フーバー氏は、コンピューターの中で、宇宙を再現しようとしています。(まるで、映画マトリックスの世界の創造主のようですね。)彼は、宇宙を巨大なビデオゲームのように考え「巨大でも、それを作り出すプログラムは複雑である必要がない。」といっています。「単純な模様を繰り返すことで、複雑な模様ができるように、基本となるプログラムは単純でいい。全体像と作り出すプログラムを再現できれば、宇宙全体の仕組みが理解できる。宇宙を形作っている、単純なプログラムを再現できれば、宇宙で起こったあらゆる出来事を再現できる。ビッグバンとその後の経過も解き明かすことができる。強力なコンピューターの数十億年分の計算も、さらに140億年分(宇宙が、出来てからの年数以上の)を再現することが、できる。」と彼は考えています。彼によると、全人類の知能を合わせたような、人工知能が誕生すれば、宇宙の基本プログラムが解明できるそうです。シュミット・フーバー氏は高性能の人工知能の能力を引き上げて、宇宙を読み解こうとしています。

ある科学者は、私達の宇宙観は根本的に間違っている、といっています。宇宙は現実に存在しているかということです。私達の頭の中、内容を見ることも出来ないし、私達が存在しているというのも、不確かなことです。私達をとりかこむすべてのものは、想像の産物かもしれないというのです。この宇宙も例外ではないというのですが、これは、哲学のテーマとも重なってきます。私達の存在は、現実のものなのか?

長くなったので、次回にまとめをして、新しいテーマを探しましょう。

不思議な話 その218 火星の奇妙な話のまとめと、「生き物」としての宇宙

前回の「プロジェクト・ペガサス」のタイムトラベルの奇妙な話に加えて、さらに奇妙なのは、例の弁護士自身がタイムトラベルをしたという告発だけでなく、青年時代のオバマ前大統領が、そのプロジェクトに参加していたという噂があります。

それは、オバマ前大統領が、20歳の学生時代に、国防高等研究所( DARPA )とCIAの極秘テレポテーション計画「プロジェクト・ペガサス」の実験要因として、秘密裏に選ばれ、火星に建設された秘密基地に2度以上、テレポートしたという驚くべき話です。このプロジェクトに関わった複数の元実験要員が、内部告発者として、証言しているというのです。「プロジェクト・ペガサス」計画に参加した複数の要員は、「火星で、(おそらく基地施設内にいる)若い時のオバマ氏に会い、会話もした}と、証言しています。噂が出たオバマ大統領在任当時、そのことを無視していたホワイトハウスも半年後、国家安全保障会議のスポークスマンである、トミー・ヴィーター氏が、「大統領の火星旅行」を否定するマスコミ向けの公式表明を出しました。「オバマ大統領は絶対に火星など行っていません。火星人マービンというドラマがお気に入りで、よくみていることが火星旅行に行くことを意味するのでなければ・・・」とジョークを交えて語ったそうです。その複数いた、内部告発者のリーダーが、例の弁護士、アンドルー・バシアゴ氏なのです。彼は現在の地位と世間的名誉と引き換えにでも、厭わずに内部告発したかったのでしょうか?彼は、「アメリカの政府、軍、軍需産業、軍事科学者らが、宇宙人と人類の歴史に関しての情報を隠蔽しようとしている。」と告発しています。

この話の裏付けかどうかわかりませんが、すでに人類?が火星に降り立っているのではないか、という証拠のような画像が、火星探査画像に写り込んでいるという人がいます。NASAの無人探査機スピリットが送ってくる画像の中に、2004年2月8日に撮影された画像に、宇宙飛行士の足跡のような画像が写っていたのです。NASAが公開している火星写真を掲載するページ「Mars As Art 」の中で、宇宙飛行士の足跡にしか見えないとそれを見た多くの人は語っています。これはスピリットの移動した跡ではと考える人もいましたが、跡はどうみてもキャタピラの跡には見えず、人間の足跡にしか見えません。爪先部分が、重心がかかったように、土に深く食い込んでいます。アポロ宇宙船が月に残した宇宙服の靴の跡に、その形がそっくりなのです。

現大統領のトランプ氏が2033年までに火星に人類を送るとNASAに命じているそうですが、火星に行った人々は、前にきた人々や知的生命体の痕跡に果たして気づくのでしょうか?

ディスカバリーチャンネル2012年制作のモーガン・フリーマン「時空を超えて」(現在Eテレで再放送)の「「宇宙は生きているのか?」の回では、いろいろな研究者が宇宙のことについて、それぞれの考えを紹介しています。とても難しいですが、まとめてみます。

最近、宇宙の研究者の間で、「宇宙を一つの生命体」として見る考え方があるそうです。生命とは何かという定義は色々あるでしょうが、まず、自分を複製し、時とともに進化するか、成長するという特徴が、生命にはあります。自動車を作る工場でも同じ形の自動車を作っているので、複製するという観点だけで見ると、自動車工場、や未来に出来るロボットを複製し大量生産する工場でも、ある意味で言えば、生きているのに近い状態になるかもしれません。たくさんの物が統一された動きをする場合、それも一つの生命体と考えることが出来て、それを超個体というそうです。アリの集団も一つの目的に向かってそれぞれが、全体で一つの生き物のように動くと、それも超個体となります。

もし、宇宙が生きているとすると、アリのコロニーのように、超個体の形をとっているというのです。想像上ですが、私達のまわりに超巨大な生命体が存在し、私たちは、その中のごく一部で生活しているのかもしれません。

生命体は、食べ物をとりこみ、エネルギーにして、余計なものを排出し、代謝をします。私達が住んでいるメガシテイ東京などの都市も、首都高速道路やその他の都心に通じる道路を走る車も含めて、心臓に血液を送る循環器のような役割をしているかもしれません。生命の考え方を都市に当てはめると、道路は血管、高層ビル群は心臓に例えられ、お金というエネルギーを生み出しているともなぞらえることが出来ます。宇宙はそれに比べられないほど、スケールはずっと巨大ですが、同じように一つの生命体に例えることができます。

生きていることの一つの特徴として、脈をうっているか、という観点から考えると、宇宙の鼓動を探り当てられるか、というテーマがあります。理論物理学者のステファン・アレグザンダー氏は、生命活動のパターンから宇宙が鼓動にあたることをしているか、考えました。ビッグバンで宇宙がただ広がって消えてしまうのではなくて、ある大きさに宇宙が膨張したら、跳ね返りで、逆転して収縮に転じると考えました。このように、宇宙が収縮と膨張を繰り返すという考え方を、「ビッグバウンス」理論というそうです。宇宙が収縮と膨張を繰り返すことを、一種の鼓動と見て良いのではないかと言っています。物質の密度や重力が、無限大に近くなっても、ビッグバウンス説では、膨張しても、収縮しても、その収縮は物質が消えてしまうような、特異点は起こらないと彼は考えています。その理由は、一番小さい単位であるニュートリノ(ニュートリノは毎秒500兆個が私達の身体を通り抜けているらしいのですが)は、宇宙が収縮しても、ニュートリノの働きで、宇宙が消滅する特異点は起こらないので、ニュートリノが宇宙が破壊されるのを食い止めているというのです。宇宙は収縮と膨張を繰り返し、これが、生命の脈と同じような鼓動にあたると、考えている研究者がいるのです。

生命としての宇宙の話の後半は長いので、次週書きますね。

不思議な話 その217 「プロジェクト・ペガサス」火星の奇妙な話

火星に関わる奇想天外な話に、「プロジェクト・ペガサス」の話があります。

この話を内部告発したのは、複数の大学で、学位を取り、環境生態学の論文も書いた弁護士のアンドルー・バシアゴというアメリカ人の50代の男性です。彼は、「アメリカ政府が、軍と情報機関、軍需産業、軍事科学者の軍・産・学の複合体が宇宙と人類の歴史に関する真実の情報を徹底的に隠蔽し、自国民はもちろん、世界の人々をだましている。」と驚くようなことを告発しています。真偽のほどはわかりませんが、彼は「アメリカは1960年代~70年代へのタイムトラベル実験に成功した」「同じ技術を使って、月や火星に瞬間移動できるテレポテーション実験も成功済み。」だと言っています。

バシアゴ氏はさらに、「アメリカはこのタイムトラベルとテレポテーションの技術を使って、すでに火星に秘密基地を建設しているし、火星には生命が存在し、高等な生物もいて、地下都市に居住している。」とも話しています。バシアゴ氏だけでなく、複数の内部告発者の人たちがいます。まるで、SF小説の作り話のようですが、彼らは、アポロ宇宙船や国際宇宙ステーションなどは、世の中を欺く宇宙開発だと言っています。

バシアゴ氏はさらに、証拠として、11歳の自分が、1863年のアメリカにタイムトラベルして、11月19日のリンカーンのゲティスバーグ演説の現場に言ってそれを見届ける任務を与えられて、直前の時間帯をターゲットに1972年のアメリカから時空トラベル装置で送り込まれた、と彼は言っています。彼によると、2003年に偶然に、ゲティスバーグの演説の写真を見たら、自分が写真に写っているのを、見つけたそうです。彼は、リンカーンを待ち構えていた自分が、まさか、新聞記者の写真に取られていたとは思ってもみなかったようです。

バシアゴ氏の証言によると、1972年のゲティスバーグへのタイムトラベルの出発点は、アメリカ、ニュージャージー州イーストハノーバーのある軍事科学研究施設の時空実験室(後にジャンプルームと呼ばれた所)だということです。彼が「量子置換法」と呼ぶ、タイムトラベル方式の時空移動の体験は、激しいものだったようで、「私は、量子密閉高圧空間のコハク色の深い部分で、枝分かれする一連のワームホールの中を、猛烈な勢いで落ち続けた。途中で私の屈はもぎとられ、私は方向感覚を失って、異常な興奮状態のまま、ゲティスバーグ北西の道路の際にポンと飛び出した。あの写真の所に写っている場所で立っていた数分後、過去に送り込んだプラズマ密閉室の量子場効果が切れて、気がついたら、ジャンプルームに戻っていた。」と話しています。

バシアゴ氏は、2008年にインターネットで、内部情報を出し、プロジェクト・ペガサス計画は1968年までに、数通りのタイムトラベル方法が実験されていたそうです。その技術の原点は、天才ニコラ・テスラにあるそうですが、宇宙人の技術の協力もあったかもしれません。ニコラ・テスラはあの有名な「フィラデルフィア実験」に協力し、1943年に孤独死すると、国防総省とFBIが全ての研究資料を持ち去ったそうです。

バシアゴ氏は、「量子置換法」やテスラの技術をまとめて、「ジャンプルーム・テクノロジー」と呼んでいます。1960年代後半に、ペガサス計画は子どもたちを過去へ送り込んで情報収集にあたらせる技術を開発して実験していました。バシアゴ氏は1967年、わずか6歳のときに、政府契約企業で、」土木建設業界のラルフ・M・パーソンズ社の上級エンジニアだった父親のレイモンド・F・バシアゴに実験場所に連れてこられたそうです。父親は、テスラ応用技術の会社とCIAの主任技術連絡員だったということです。

最初に、彼は父親にニュージャージー州のウッドリッジのカーティスライト飛行機エンジン社の施設に連れて行かれ、バシアゴ親子は、奇妙な形の装置に入りました。高さ約2.5メートルの丸い筒型で、外側に湾曲した金属が2本3メートルの間隔で向かい合って、それが時空トラベルの入り口だったのです。彼と父親がその奇妙な装置の前に立って、スイッチをいれると、2本の柱の間に放電のカーテンが現れ、光の布のように揺らめき、父親は彼の手を引いて、光のカーテンめがけて飛び込みました。目の前に光のトンネルがあって、出口まで数秒かかって通り抜ける間に、周囲で他の人々や出来事がものすごい勢いで、現れたり消えたりしたそうです。トンネルを抜けると出口は背後で閉じて、2人は見知らぬ丘の中腹にいました。あとで、彼はそこが、ニューメキシコのサンタフェの州議会議事堂の近くだと知りました。

1970年の9歳前後では、選ばれた、同じ年頃の子どもたちとチームを組んで、実験と訓練をしました。実験では事故や失踪があったと彼は言っています。(事実なら、子供を使うとはひどい実験だと思います。)子供を使ったのには理由があったとバシアゴ氏は言っています。時空トラベル体験が子供に及ぼす影響を見たかったのと、ある機械、時間探査ホログラムの中では、背の高い成人が立つと、ホログラムが崩れるという理由、そして、子供のほうが言われたことを素直にするし、大人が見落とすものも覚えていられる、大人の方が精神的に異常をきたす率が高く、子供は訓練でなれさせることが出来ると考えたのではといっています。バシアゴ氏によると、ダイアルの調整しだいで、過去、未来に行って帰ってくることが出来たそうです。

2045年までの定地点を行ったり帰ったりする乗り物もあったそうです。「スターゲイト」と名づけられた機械はいかにもタイムマシンと言うかたちで、バシアゴ少年やその他の子どもたちは、未来の70年先の情報を持って帰りました。1972年に行った2045年の未来は、壊滅的大災害のない、平和で静かな、高度に進んだ文明のある未来だったそうです。

そういえば、同じ時期に1966年制作された「タイムトンネル」というアメリカドラマも、トンネルの中を抜けて過去に行く話でした。映画スターゲイトも光の輪をくぐって、別の惑星に行く話で、このペガサス計画がヒントになっているのかもしれません。

これから、4月スタートのAXNで新しいタイムトラベルドラマも放送されます。「タイムライン」といいますが、新しいタイムトラベルの真実が発見されるでしょうか?それともやはり、彼の想像上の話なのでしょうか?

次回は、まとめと、新しいテーマを書きましょう。

不思議な話 その216 惑星セルポの話まとめ、火星移住計画の話

プロジェクト・セルポの話ですが、それが、事実かよく出来た創作なのかは、分かりませんが、平和的で理想の社会のようにみえますね。

その宇宙人は友好的で、善意の存在で、まるで映画『未知との遭遇』の宇宙人のようです。その映画の監督、スティーブン・スピルバーグは、プロジェクト・セルポの話を知っていたのではないか、という噂があります。『未知との遭遇』では、アメリカの各地の人が何らかのメッセージを受けて、その場所のイメージからある場所にひきつけられます。そこでは、政府か地球外生命体と接触する機関の秘密の施設があります。映画の最後の方では、巨大な宇宙船と、あるメロディで交信し、男性10名と女性2名(セルポ・プロジェクトと同じ男女構成人数ですね。)が交信をした宇宙人の巨大宇宙船に乗り込みます。スピルバーグ監督は、うわさでは、この映画をSF映画ではなく、科学的事実(サイエンスファクト)とよんでいたそうです。事実としたのは、スピルバーグ監督が、プロジェクト・セルポの情報を、何らかの形で知っていて、映画を制作したのかもしれません。

プロジェクト・セルポの最終報告書は、カール・セーガン博士によって、1980年に書かれたそうです。カール・セーガン博士は、このプロジェクトに関わったことで、1985年のベストセラーの小説『コンタクト』を書いたと言われています。この著作は、1997年女優ジョディ・フォスター主演で、映画化されています。この映画もNASAから何らかの宇宙人の情報を得て、制作されたのではないかと言われています。原作者であるカール・セーガン博士は、プロジェクト・セルポにかかわっていたというのですが、これの真偽もはっきりはしていません。

地球に帰還しなかった惑星セルポへ残った二名の軍人は、まだ生きているといいですね。地球よりも平和な世界で生きているのかもしれません。

前にもブログで書きましたが、火星移住計画の最新の話題です。2030年代半ばに、火星に人類を送り込む計画は、遅れは出ていますが、着々と進んでいるようです。資金不足は重要な課題のようで、アメリカのトランプ政権は、国際宇宙ステーションの運用に、今まで年間10億ドルの支援をしていたそうですが、2024年頃には、NASAや政府としては、運用の拠出から撤退して、民間に任せたいようです。民間の宇宙開発事業も活発になるかもしれません。さらに、地球の環境観測活動からも撤退して、その資金を火星探査と、移住計画の推進に費用を使いたいという噂です。

地球と月は38万5000キロメートル、地球と火星は6000万キロメートル離れていて、地球からみて、火星は月より、約156倍離れています。現在の人類の宇宙船の飛行速度では、火星まで片道8ヶ月もかかるそうです。その8ヶ月間ずっと、宇宙放射線にさらされることになります。地球から近い所を飛んでいる宇宙ステーションは磁場の影響を受けて、放射線は宇宙空間よりは少ないそうです。

無人の火星探査機は今まで、50回もトライしていて、失敗が多く、大気が地球の100分の一しかないので、空気抵抗が少なく、秒速1.6キロ、温度は1900度にもなるようです。火星探査機は10トンくらいなので、人が乗り、荷物も増えると、20トン以上になり、着陸はさらに困難になります。そこで、大気突入後に、速度が出すぎないように、着陸用の超高速逆噴射ロケットなどを開発しています。コロラド州のロッキード・マーティン社は、そんな機能を持った、オリオン宇宙船を開発しています。オリオンのプロジェクトも、2028年までに、月でベースキャンプを組み立て、オリオン宇宙船と居住部分のエリア、ハブを組み立てて、宇宙飛行士を乗せ、火星へ行き、火星軌道に乗り、火星の衛星オボスを探査する計画なのだそうです。そこをベースにして、無人機を使って、火星上の居住に合う所を探すのでしょう。そして、10ヶ月の火星軌道上の滞在の後、地球に帰還する予定だそうです。(いきなり火星に着陸するより安全ですね。)

火星がなぜ、生物がいるかいないかは分かりませんが、なぜ生物が住みにくい不毛の星になったかというと、地球のようにいろんな害から我々を守ってくれる磁場がないからです。磁場は有害な宇宙放射線から、私達や、あらゆる生物を守ってくれます。(有り難いですね)あと、重力と、適度な気圧があると、水は蒸発しにくいのですが、火星は、気圧が低いために、水がすぐ蒸発してしまいます。現在は火星はマイナス40度くらいなので、幸いにも、地下や内部に氷として大量の水があるらしいということは、分かってきました。

大気が薄いので、放射線が直接降り注ぎ、表面を酸化させて、赤くなっているということです。残された大気は、巨大な竜巻や嵐になって、数年から10年に一度くらい吹き荒れるそうです。恐ろしいですね。

火星探査機キュリオシティはけなげに活動を続けていて、生命の存在の可能性の、メタンガスの存在も検知したのだそうです。生命の痕跡がどうかはわからないので、ヨーロッパの機関でも、火星のガス調査をするそうです。

ボストンのノースイースタン大学では、人間より先に火星に人工知能の自律型ロボットを送り込んで、電気を作る施設や居住棟を建設させようという研究がされています。危険を察知したり、嵐や気温などの環境の変化を察知させる、人工頭脳を開発するのでしょう。これから10年位で可能かもしれないといわれています。

SF漫画か小説のような話ですが、NASAのエイムズ研究所のクリス・マッケイ博士は、奇想天外な火星のテラフォーミング(地球化計画)を研究しています。博士は30年近く、人類の生存可能な火星の改造を提唱しています。火星にフロンのような、温室効果ガスを人工的に排出し、気圧と気温を上げようとする試みです。火星の温度を20度近く上昇させると、氷がとけるところが出てきて、表面のドライアイス状のものが溶け、二酸化炭素が放出されます。温室効果で、さらに気温が上がります。火星の全球に、超電導効果で、人工的な磁気を張り巡らし、これによって、大気を太陽風から守ります。地下の氷が液体の水となって、流れ出ます。地球から微生物をもってきて、投入し育てます。大気中の二酸化炭素で光合成を行わせ、植物を植え、育て、酸素を出させます。・・・という流れをよく考えてみると、もしかして、遠い過去に宇宙人が生物が住めるように、地球の環境を促してきたという考え方も否定できなくなりますね。

話は飛びますが、私の所に来た方のご希望で、その方の来世、来来世とどんどん、未来を探っていくと、月の基地や、火星の基地や、もっと遠い星に住んでいたり、移動したりしている、未来世が出てくることがあります。

次回は、火星にまつわる奇妙な話の続きです。

プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

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