不思議な話 その213 生まれ変わりの話(3)

生まれ変わりの話の続きです。

インドのアルナ・ミアナという所に住む6歳のタラニジ・シング君は、2歳の頃から、アルナ・ミアナから60キロも離れたチャクチェラ村に住む「サトゥナム・シング」という人を自分だと言いはりました。タラニジ君ははっきりとした記憶を持っていて、前世の父親は、「ジート・シング」という名前で、当時、自分は16歳で、スクーターにはねられて、1992年9月10日に亡くなったことを覚えていました。また、その日の彼のサイフの中には30ルピーしか入っていなかったことを彼は覚えていました。タラニジ君の話を聞いて、父親が調査をしたところ、
「サトゥナム・シング」という男子学生が、実際にいて、同じ年の同じ日に、交通事故にあったことが分かりました。彼の教師が話した所によると、事故原因はスクーターにはねられたことで、財布の中身も同じ金額だったということです。前世の父親と現世の父親や家族などが対面した時、タラニジ君は、事故にあって亡くなった生前の16歳のサトゥナム君の写真にすぐに反応したといいます。その後、法医学者のヴィクラム・ラージュ・チャウハン氏が成長したタラニジ君の筆跡鑑定をしたところ、サトゥナム君の残した筆跡と完全に一致したそうです。

習ったことのない外国語を話す現象を私のブログでも以前とりあげましたが、「ゼノグラシー」(ゼノグロッシア)といい、日本語では真性異言と訳しています。

イアン・ステーィブンソン氏はこの「ゼノグラシー」を研究しています。それは、生まれたときから全く使ったことのない言語をまるで、日常的に使う言語と同じく流暢に話すことです。ステーィブンソン氏は37歳のアメリカ人女性にこれが起きていることを発表しました。その女性はペンシルベニア州のフィラデルフィア出身で、母語の英語はもちろん、ポーランド語、イデッシュ語、ロシア語を話す両親のもとで生まれ育ちました。彼女は学校ではフランス語を学んでいたといいます。彼女が唯一スウェーデン語を聞いたことがあるのは、「スウェーデンでのアメリカ人の暮らし」というTV番組だけだったそうですが、スウェーデンの人とも話した経験はないそうでした。彼女は、8回の催眠療法の中で、自分は「ジェイソン・ジェイコビー」という名前のスウェーデンの男性の農民であると言いました。催眠療法中、彼女は、農民のジェイソンのことを語る時は、スウェーデン語で会話ができました。ステーィブンソン氏は彼女にいくつかの言語テストをするとスウェーデン人であるという結果になったそうです。彼女の両親も夫も彼女が、スウェーデンとは全くつながりがないと言っています。他の研究者の意見では彼女のスウェーデン語はノルウェー語のなまりがあるのではということでした。

精神科医のエイドリアン・フィンケルシュタイン氏は彼の書いた本の『あなたの過去の暮らしと回復への道』中で、で、ロビン・ハルという男の子の患者のことを書いています。ロビン君が彼の母親も理解できないような言語を喋るため、母親が心配して言語学者にみてもらったところ、ロビン君が話していたのは、チベット北部の言葉でした。ロビン君は前世の記憶の中で、自分が修道院の学校に通っている記憶を詳しく話しました。その言語学者は、ロビン君の話にでてくる修道院をさらに調査すると、その修道院はチベットの崑侖山脈にたてられた修道院であることをつきとめ、ロビン君をそこへ連れて行ったということが書かれてあったそうです。

「ゼノグラシー」の研究者、イアン・ステーィブンソン氏が発表した、別の話として、ミャンマーで1962年に生まれた「マー・ウィン・ター」という名前の女の子の話があります。彼女は3歳のとき、突然日本兵の前世の記憶について語り始めました。ターさんは、彼女の前世が日本兵で、ミャンマーのジャングルに潜伏していたところを、敵に発見され、生きたまま木につながれ、焼死したのだと、語りました。ステーィブンソン氏は、戦時中の資料を調べ、その出来事が実際にあったことを突き止めました。1945年の第2次世界大戦中には、ミャンマーで、捕まえた日本兵を、生きたまま焼いて処刑したということがあったそうです。ターさんは、同年代の女の子と違っていて、短髪を好んだり、男の子のような服装を好みました。辛いミャンマー料理を嫌い、甘い料理や豚肉の料理を好んだようです。当時のミャンマーにいた日本兵は人の頬を叩く行為をしていましたが、彼女も友人の頬をよく叩いていました。彼女は、両親が信仰している仏教を嫌い、自分を部外者、とか外国人だと言っていました。そして、ミャンマーの日本人戦没者の墓の前に立ち、「自分の仲間」と言っていました。

ミャンマーの女性は、さらに、不思議なことに、彼女の両手に縄でしばられたような、痣がありました。右手の痣は、生まれてから成長する過程で消えたのですが、左手の痣は、3つの縄のあとのようなものが付いていました。この痣は人が縄を手に巻かれて、焼死したときにできるあとの形によく似ていたそうです。

私が出す過去世や前世の中でも、過去の人生と関係があるのではないかと考えられるあざやあとを見ることがあります。それに関連した過去世や前世が出てくることもよくあります。また、必ず過去世の病気が現れることがあるわけではないのですが、影響の強い過去世の場合たまに、前に病気だった身体の場所が、その人の弱点になることがあります。

パトリックという男の子は、前世の記憶が彼の血を分けた同母の兄(異父兄弟)の記憶でした。彼の母親はパトリック君を産むまえに1979年に亡くなった彼の兄との共通点を感じていました。ケビン君は生後18ヶ月で、片足に転移性の悪性腫瘍があることが分かり、右の首筋から治療薬が投薬されていました。腫瘍は左目に転移し、右耳にも腫瘍ができました。そして1979年に亡くなったのです。母親は、その後、離婚して再婚し、ケビン君の死から12年後にパトリック君を産みました。パトリック君の首筋には、ケビン君が薬をいれていたのとちょうど同じ位置にあざがありました。パトリック君の頭の形はケビン君のと似ていました。パトリック君の左目には角膜に白斑がありました。パトリック君が歩きだす年齢になると、彼は片足を引きずりながら歩きました。医者は彼を検査しても異常がないと言いました。パトリック君は手術の経験がないのに、身体を手術される夢をよくみました。母親が彼にどこを手術してもらったのか聞くと、彼は右耳を指しました。右耳は、亡くなった兄のケビン君が手術で腫瘍を取り除いてもらった部位です。パトリックが4歳になると、母親に前の家の事をよく尋ねましたが、彼が生まれてから引っ越しはしたことがなく、同じ家に住んでいました。前の家はオレンジ色だったとパトリックは言いました。実際ケビン君が住んでいたのはオレンジ色の家だったそうで、彼の母親は、前の家のことを話したり、写真を見せたりしたことはなかったということです。

私が出した過去世の中でも、その人が、子孫に生まれ変わったり、祖父が孫に生まれ変わったりする例が非常に少ないですが、いくつかありました。

最近のニュースでNASAの国際チームとベルギーのリエージュ大学の共同プロジェクトの成果を2017年2月22日の「ネイチャー」に発表しました。39光年先に「生命が存在する可能性のある7つの惑星」を発見したというのです。次回はそのことについてと、関連する不思議な話を書きましょう。
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不思議な話 その212 生まれ変わりの話(2)

輪廻転生についての話2回めです。

輪廻転生の証拠としてジム・タッカー博士は、前世の記憶を持つというジェームズ・レイニンガーという取材当時2歳の男の子の例をあげています。ジェームズ君は物心ついてから、飛行機に異様なまでの執着を持っていたそうです。飛行機に関した悪夢を繰り返しみていたようです。タッカー博士がジェームズ君の夢について彼に尋ねたら、「自分はパイロットで、ある船から飛び立った。そのNatoma(ナトマ)と呼ばれる船から出撃して、硫黄島で日本軍に撃墜された。その時、ジャック・ラーセンという名前の友人がいた。」などを詳しく話しました。

その後、博士が第2次世界大戦当時の記録を調査すると、当時「USS Natoma Bay」という航空母艦が実際に存在していて、硫黄島の戦闘に関わっていたことが分かりました。その母艦にジェームズ・ヒューストンという人の戦闘機があって、ちょうどジェームズ君が言ったとおりの状況で撃墜されていたことが記録されていたというのです。しかもファーストネームが同じ名前です。前世があるということの証拠の一つになりますね。その後、ジェームズ君は、5歳~7歳くらいまでに前世の記憶をすっかり無くしてしまいました。現在は、全くそのことをおぼえていないそうです。タッカー博士によると、このくらいの年齢で、前世の記憶を忘れてしまうのは、普通だということです。過去世や前世の人間関係が、現在の人生に影響を及ぼすことが、少なくないので、それを知ろうとすることは、大いに意味のあることだと思います。

次に、生まれ変わりの例を記事からあげていきましょう。ブライアン・L・ワイス博士の調査では、その著書『いくつもの命、いくつものマスター』で、彼が前世療法を研究するきっかけになったキャサリンという女性患者の話がありました。睡眠療法の最中に、ワイス博士は、キャサリンの中に、ワイス博士自身の亡くなった父親と息子の両方が存在していたというのです。キャサリンは、「あなたの父親は私の中にいる。あなたの息子もよ。」と言って彼しか知らない家族の秘密を彼女は語りました。彼の父親の名前と、息子が心臓の病気で死んだことを言い当てたのです。ワイス博士は、決して患者に自分のプライバシーは語らなかったということだそうです。彼女の場合は、霊と話が出来る霊媒体質だったということもあり得るかもしれませんが・・・

タッカー博士の調査にもどりますが、「サイエンティフィック イクスプロレーション」という論文誌にある論文を発表しました。その中に、母斑を持ち、転生の記録を身体に残した人々についての話がありました。

アジアのミャンマーの少年は、左腕に生まれつきの痣があるそうなのですが、そのあざは、祖父が亡くなる時につけたススの位置とぴったり一致しているそうなのです。彼の祖父は、少年が生まれる11ヶ月ほど前になくなっていたそうです。多くの人々が、彼を彼の祖父の生まれ変わりだと信じているといいます。この事を裏付けるように、少年は2歳の時、祖母のことを「マ・ティン・シュー」と呼んだとというのですが、この愛称は彼の祖父が祖母にだけ使ったもので、家族の中で他の誰もが使わなかったというのです。さらに、少年の母親は、妊娠中に祖父の夢をみたというのです。その中で祖父は彼女に「また同じ家族と暮らしたい。」と言ったのです。親族は、祖父がその夢を叶えたと信じています。

タッカー博士の恩師、イアン・スティーブンソン博士は、身体的な先天性の異常が、過去世や前世と強い関連があるのではないかと思われるケースを1993年の「サイエンティフィック イクスプロレーション」という論文誌で、いくつか紹介しました。トルコで生まれた少年は、「ショットガンで撃ち殺される男性」のビジョンがよく出てくると言っていました。記録を調べた結果、トルコにショットガンで頭の右側を撃たれ、6日後に亡くなった男性が実在していたそうです。少年は、頭の右側に生まれつきの異常があり、右耳にも生まれつきの疾患がありました。

また、ワイス博士の『マスターからのメッセージー愛の力に迫る』では、彼はダイアナという女性患者について、書いています。彼女は、集中治療センターの看護婦長をしていますが、前世ではネイティブアメリカンとの抗争に巻き込まれた入植者の女性でした。敵のネイティブアメリカンが入植者の村に攻めて来たときに、肩の下にカーブした剣のような痣があった幼子の息子を、泣きだしたので思わず口を押さえて誤って窒息死させたというのです。ワイス博士は患者のダイアナを前世療法で治療していた数ヶ月後、同じ病院に喘息で運び込まれた男性と恋に落ちました。男性もまた、彼女に一目惚れをしたそうですが、ダイアナがいうには、彼の肩の下には、催眠療法で彼女が思い出した、幼児の息子と同じ形の痣があるというのです。このように、私は数万件の過去世前世、来世を出していますが、過去世で息子だった人と現世で恋に落ちると言ったことは、よくあります。二人はまた一緒に暮らして愛情の交流をするかもしれませんし、彼女は過去世の罪の償いに、中間生で彼と一緒にいる人生を望んだのではないかと私は思います。

次回この続きと、私が鑑定で出した過去世、前世の生まれ変わりの例をあげてみましょう。

不思議な話 その211 生まれ変わりの話(1)

私が7~8年前にブログで書いた「生まれ変わりのしくみ」を同じように考える博士の記事が最近書かれました。

最近のニュースイギリスの「エクスプレス」紙2017年2月4日付記事で、アメリカヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士の研究で、前世の記憶をもつ子供達のことが取り上げられています。タッカー博士は生まれ変わり研究の草分け的存在のイアン・スティーブンソン博士の弟子です。

タッカー博士は、前世の記憶を持つ子どもたちに15年あまりもインタビューをし続けています。その成果は子供たちが経験したこともない出来事を記憶していたり、前世の傷や痣に意味があって持ってきたと考えています。輪廻転生したと思われる2500人の子供たちの記録を書いた本『ライフ・ビフォア・ライフー子どもたちの前世の記憶の科学的調査』にまとめられています。タッカー博士によると、意識は物理学の量子レベルのエネルギーであるため、輪廻転生の説明は科学的に可能だというのです。

現代の科学者達の中で意識の謎を解く鍵は、量子力学が握っていると考えている人がいます。「タイム」誌の「世界でもっとも影響のある100人2014年度」にも選ばれた再生医療のロバート・ランザ博士は、「生命中心主義」を唱え、物質ではなく、生命と意識こそ現実理解のための基礎的な要素であると言っています。意識は肉体的な「死」とは別に、存在していると言っています。脳が意識を生み出しているわけではなく、意識は独立して存在しているのです。タッカー博士もこれを受け、意識は肉体の死後も生き残り、次の宿主の意識へと移行し、再生するとしています。

マックス・プランク博士は、量子論の創始者と言われていますが、一流の科学者は、物質よりも、意識が基本的であると考えています。意識は脳が生み出したのではなく、脳や肉体の死後も生き残る可能性があるのです。

タッカー博士は、「意識は前世の記憶を保ったまま、次の人の脳に張り付く」と言うのです。

私が見ている過去世での映像も、命を終えた肉体から光のエネルギーが抜けて、中間世(次の生まれ変わりの待機場所)へいろいろな行き方をします。光の柱のように真っ直ぐに中間世に向かったり、黒いトンネルを抜けて、光の中へ入っていくように見えたり、地上にとどまって、ある時期が来たらいろいろな姿のものに迎えに来てもらったりします。

私に時々、短時間の瞬間の瞑想で、見える素粒子のように振る舞う、人の目には見えないクォークより小さい粒がこのエネルギーの正体かもしれません。チベットの「死者の書」のように、肉体が壊れたときに、このエネルギーが肉体から出ます。体の中の各チャクラのエネルギーステションを通って、エネルギーのかけがねを尾てい骨のところからか、頭の部分からか人によって違いますが外していきます。肉体のエネルギーは、光の帯のようになり、意識の記憶データはその中に包み込まれます。中間世に行ったら、その光の帯は、再びその人の生前の姿を形作ります。そして、世話役のガイドに会って、その人独自の中間世の様相を周りの世界も形作ります。死後の世界は物質はなく意識だけのバーチャルリアリティのような世界です。

時は止まっているのですが、中間世にしばらく滞在して、その後決まっている肉体に入る準備をガイドとともにします。直前の前世の記憶ともっと前の過去世の記憶も消して、地上に向かいます。そして、次に生まれるところに行き、胎児の脳が完成される時期に、脳のある場所にはまり込みます。これは、張り付くというよりは、PCの心臓部にデータの元が移動するのに近いです。まれに幼い子供の時、消去が充分でないことがあり、前世や過去世のことを思い出す子供が少なからずいます。

次回は、カーター博士が調べた幼児の前世記憶や、その他の研究者が調べた、前世記憶の例を見ていきましょう。
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
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