あなたの過去世情報を今に役立てるー第1回ー恋愛

 秋らしいすごしやすい、季節になりましたね。寒さが近づくと、さみしくなったり、プチ鬱かなと感じる人がいるかもしれませんが、これは、人間の本能に植えこまれた長い寒さに対する防衛本能なのでしょうか。古代からの歴史の中では、今より多くの人に食料はなく、特に寒い地域の死亡率は高かったと思います。冬のエネルギーの消耗は命取りだったこともあったでしょう。

 憂鬱になることは、来たるべき、寒さに向けて体力を維持するためのエネルギーをセーブする準備の状態かもしれません。鬱も人間の中に植え込まれた感情なので、全てを悪者扱いするのでなく、なぜ自分が鬱になるのか理由を考えると、何かにヒントがあるかもしれません。これに関して信じて欲しいことがあります。特別の場合を除いてはほとんどの人の鬱の感情は強弱があり、変化をします。待っていれば、必ず何か行動をおこすエネルギーが、再び自分によみがえって来て、元気が戻ってくることを信じてくださいね。

 さて、これからしばらく、テーマ別に過去世や前世の情報をどう具体的に役だてるかのアドバイスや、そのテーマに関して、出た過去世の例を話して行きましょう。

 これから数回、恋愛に関する話をします。相談のかなりの割合が男女とも恋愛をテーマにしたものが多いです。
今回は独身の女性に限って私がときどき思うプチ恋愛論を話しますが、その是非はともかく、過去世の恋愛情報や相手との過去世における絡みを知って、それを今のかかわりに役立てて、より幸せをつかもうという目標の人が多いと思います。
題して、「過去世、前世の情報を役立てて、魂の恋の癖を知り、今の恋愛の勝者になろう」ということでしょうか?

 過去世をどうして詳しく出すのかと言えば、勿論それを現世に役立てるためです。それは、暗示的なものもあり、御本人にもその過去の生き方を通じて、感じ取ってほしいと思います。私が直接こちらを選んだほうがいいと強く勧めるのは、まれなことで、ご本人にできたら気付いて欲しいのです。

 何回も言いますが過去世は江戸時代の侍だったとか商家のおかみさんだったなどというのは、配役の設定の様なものなので、あまりそれ自体に意味は持ちません。何時代のどんな身分だったよりも、良いにつけ、悪いにつけ過去世の生き方のエピソードから学んで欲しいのです。それがいい見本になることもあるし、反面教師(悪い見本)になることもあります。それを知ってからこれからの生き方を決めて欲しいのです。勿論細かいところは、あなたの意志で、軌道修正可能です。

よく、霊能者や占いの人にあなたは男運が悪いのだから今回の人生では結婚はあきらめなさいと言われた、とがっかりして私の所にくる人がいますが、私が考えるに、男運がいいとか悪いとかなんて本当はないのではないかと思います。ただ、恋愛状態になりにくい性格の人と、成就しないような相手に固執して振り回されることはよくあります。それから、傷つくのを恐れて、何も行動しない人もたくさんいます。失恋癖はどこからくるのでしょうか?

 恋愛癖「恋癖」は過去世や前世のキャラクターをひきずることもありますが、実は、現世の原因からくることもとても多いのです。先に恋愛に失敗しやすいいくつかのタイプをみてみましょう。
 人間は学ぶ動物であるのですが、いちばん身近なお手本は親ですね。最近、家庭内別居や表面上仲がよさそうなご夫婦でも残念なことに、愛情が枯れてしまった仮面夫婦状態があります。そんな家庭で育った若い女性が、自分の育った中でとても男女の愛情や家庭というものに、不信感を持ってしまっていることが少なからずあります。その方がたは恋愛に食わず嫌いで、みなさん素敵な魅力をお持ちなのに、それを表面に出さないようにしています。それが、お話をしていて、痛いようにわかります。勿論ご両親がうまくいってなくても、これにあてはまらない人もいます。

 つぎのタイプは青い鳥症候群の恋愛バージョンで、つきあっている男性がいてももっといい人がさらに別の所にあるいは未来に出てくるのではないかと時間が過ぎてしまうことがあります。恋愛の遍歴をしてしまい、自分が年齢重ねたことに気付かずに、さらに理想の相手をもとめてしまうことになります。

 それから、前の好きだった人を引きずってしまい、その人と新たに出てくる男性をいつも比べてしまって、恋愛に踏み出せない人は多いです。これはそのことに気付いてもらって変えていこうとする気になればいつでも軌道修正できます。来世で一緒になるものがあればそれを支えにして、現世の執着をできるだけはずしてもらいます。

 また、小説上や、TV上のアイドルやドラマや漫画の世界の恋愛の理想の相手を自分に刷り込んでしまい、現実の異性に恋愛感情を持てない人もいます。この治療?はとても難しいです。まずこちらのいうことに耳を傾けてくれなければ始まりませんね。

 それから、自分を好きになってくれたり、声をかけてくれたりする人はときどきでてくるのだけれど、自分がすきになれないから、つきあえないとか、結婚できないというひともおおいです。これは青い鳥症候群の変形で、相手が結婚できない人だったり、手の届かないところにいる人を無意識で選んでいます。

年下の男性でなければ、好きになれないという人にも、現世の中でなにか刷り込みがあるのでしょうか。好きな人が気がついたらたまたま年下だったというのは、この例には入りません。逆にお父さんのような、10歳20歳、年が離れた人が良いという人もいます。それぞれ追求していくと、理由があります。

 現世の中での理由だけでなく、その相手との過去世を見ていきます。過去世はある時点から数百個もあるので、好きな人との過去世は数個のときもあり、10個くらいあるときもあります。男女関係があったり、夫婦になったり、長年付き合っているもの同士はソウルメイトのこともあります。まれに例はすくないですが、ツインソウルのこともありますが、ツインソウルだから、結婚するとは限りません。中間生でどんな計画を立て、お互いに何を選択するかで違ってきます。

 ときどきその人の未来に出てくる相手が容姿や、性格の一部の情報とともに見えることがあります。そして、それを伝えてから半年後や1年後に、言われたのとそっくりの人が現れました、今付き合っていますというお知らせを受けたり、結婚しましたという嬉しい報告を聞くことがあります。私のアドバイスに素直に耳を傾けてくれたり、過去世から学んでくれて、一生懸命努力する人に恋愛の女神?がほほ笑むのでしょうか?

 恋愛のことは上手くいっているという人に共通しているのは、わざとではなくても、男性に対してとてもマメであったり、自分のことはさておき相手の立場にたって行動出来る人や、母性本能が強く感じられる人は恋の勝者になることがあります。外見の容姿のいい悪いとは関係なく男性は生涯の伴侶を選ぶことが、実は多いのです。

 「モテキ」という言葉があります。どんな人でも恋愛から逃げている以外の人には異性と関わりが頻繁になる時期ということでしょうか。
 自分とはどういう人間かと自覚して、今が自分の「モテキ」だからこの人と今はそんなに好きというわけでもないけれど、愛情を育てようと覚悟を決め、相手と一緒になり、幸せをつかむ人もいます。それも自分がずっーと幸せという状態を求めるのではなく、家族を幸せにしようと謙虚に努力する人に十年後に幸せの花がひらくこともあります。恋を成就するには、「モテキ」等のタイミングをつかむことも大事ですね。恋愛が盛り上がった時期にタイミング良く結論をだすのです。

 極端な性格の男性は恋愛する相手と結婚する相手を使い分けている人がいます。このタイプは女性にもいます。

 その方の人生には別のことが必要で、恋愛は必要ないということもあります。これは中間生で決めてきたことかもしれませんね。

 ある相談者の男性から聞いた女性の話です。彼女は音大を出てセミプロの音楽家で両親は裕福で仲が良く、20代後半のとてもきれいな人です。彼は彼女と結婚を前提に付き合いたかったらしいのですが、彼女は母親の刷り込みが強く、自活はできないくらいの収入のプロの音楽家です。両親に守られた生活に困らないでやりたいことが出来る生活も捨てがたく、男性ともつき合わないですごしています。彼は何年かメール等でアプローチしたようですが、お友達の数にしか入れてもらえないので、彼女を断念しました。さっき言い忘れたタイプとして、母親の恋愛相手や結婚相手を決定する刷り込みが強いタイプがいます。彼女も音楽をやっていてプロにはなれなかった、母親の夢を実現すべく頑張っているのです。

 最近はこども可愛さのあまり、適齢期(これは死語かもしれませんが)になっても「結婚しなくてもいいわよ、ずっと家にいれば」、という両親が少なからずいます。子供は自分の夢を実現する道具でも所有物でもありません。いつまでも子供のままでもありません。基本的には自分で生きていくべきなのです。親はこどもより先に死ぬものと覚悟して、子供がどうして生きていったら今後、幸せに生きられるか、それを決める手伝いをするという心構えが欲しいものです。


 次回は恋愛の視点からみた、以前に出した過去世の例を思い出して行きましょう。
 
 
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魂の旅ー過去に受けた質問ー第10回

 過去世を知ることで、今の人間関係の修復に役立つことがあります。どの夫婦でも結婚を継続して行くのに危機というものが来るかもしれませんが、過去世を出してその内容を理解し、自分の立場、相手の立場を理解して、修復されることがあります。過去世を出してあげて、夫婦の危機を乗り越えたカップルがいました。ご主人と奥様別々にカウンセリングして、二人に関連する過去世を出してあげて、それぞれに伝えます。それから現在の問題点を対話のなかから読み取り、間接的に本人たちに気づいてもらうようにして、解決に近づけます。

 結婚や恋愛関係だけでなく、親子であったり、同性の友人関係だったり、異性の職場関係だったり、会社の上司と部下だったりするのも、魂同士の関係でもあるので、過去世、場合によっては来世を出すことは役に立ちます。

 魂が肉体に入る目的は、まさに自分の事として経験をするということであるので、その中でも魂の関わりあいというのはとても大切なことです。ある魂間の固定された関わりあいだけを目的に肉体に入って経験する場合もあります。それに伴うお互いの感情をそれぞれ経験するということですね。

 私がこの仕事を始めた頃、かなり前にいらした方で、女性で内科医のお仕事をされている方がいました。ご主人は大学病院で眼科の専門で、大学で教えて、診察や手術もして、研究もしている方でした。お子さんは二人いて、このご夫婦の過去世を追っていくと、四世で続けて夫婦でした。四世ともずっと、ご主人が男で、奥様が女でした。

 まず、江戸時代で夫婦だったのですが、町人の商売をしている家で奥さんが嫁いできました。恋愛結婚というよりは、人が間に入ってくれた、家柄の釣り合うようなお見合い結婚です。子供も出来て、仲は悪くなかったのですが、奥様が病気で亡くなって結婚生活は長く続きませんでした。何か夫婦の関係が中途半端で全うしてない過去世でした。その次の過去世も日本で、明治から大正の時代でした。そんなに裕福な家ではなくて、二人は幼馴染ですきあって結婚しました。これは戦争に出兵して、夫がなくなりました。
 
 直前の二人の前世は、第二次大戦頃に青春時代を過ごしたくらいのドイツ人の男女でした。二人とも同じ大学で化学を専攻して、同じような研究をしていました。女性では当時は珍しいと思うんですが、父親が化学者でその跡を継ぐように研究者になりました。二人は同じ分野を専攻して、ドイツ軍の依頼で毒ガスとか神経ガスなどの兵器に転用できる物質とその解毒剤を研究していました。二人は恋人同士で、将来の結婚を約束していました。ところが、彼女はそんなに重くない病気になりました。療養の為に実家に戻っている時に、数ヵ月後ドイツの戦況が不利になり、ヒットラーがベルリンを捨てて、連合軍が上陸してきました。二人とも戦争では亡くならなかったのですが、国が東西に分けられてしまいました。ドイツの東側から西側にいけなくなって、二人はひきさかれた形になりました。それから、西側にいる男性が別の人と結婚して、彼女の方はずっと独身で教師となって、妹夫婦の世話になり、それから、体を壊して、早めになくなってしまいます。現在のご主人である男性は研究職につき、交通機関の事故で亡くなります。

 今回なぜ私のところに相談にいらしたかというと、今回の人生は、子供も二人恵まれて、奥様の実家も裕福な個人病院で、地位もあるし、金銭的にも困っておられないし、周りからは非常に幸せな状態にうつるのではないかと思います。でもそんな状態でも奥様はご主人が忙しくて自分の方を向いてくれないとか、子供たちの育児を分担してほしいとか、親の病院のあとを継いでほしいとか、さらに彼に求めてしまい、いろいろな不満があったのではないかと思います。かれの人生の課題と二人の人生の課題をどうすり合わせて愛情を保ちながら、うまく耐えていくかということが、彼女に試されているのかもしれません。彼女はとはその後、事情により私が別の所で開業したので、それっきりになってしましました。その後連絡がとれなかったとはいえ、もう少しつっこんで、カウンセリングしたかったと、当初は後悔しました。

 その後まだ続けて四世で夫婦というカップルの例はありませんが、数百年の間をおいてなら、夫婦や恋人だった過去世を持つ現在ご夫婦というカップルは見かけます。

 現在の人生で夫婦が上手くいかないのは、過去世の何かの影響がある時もあり、現世の夫婦のあり方に問題のある時もあります。社会状況が、夫婦の仲をさくこともあるし、経済的な問題がからんでくることもあります。お互いの自我が強すぎて、自己中心的となり、忍耐不足が感じられる場合もすくなくありません。

 私は因果応報で二人の関係が対立しているとは、考えません。自分が相手に過去世で悪いことをしたから、今の人生で配偶者に苦しめられているているという復讐的な魂の関係だという見方も違うと思います。実際はそんな単純なものでなく、過去世からの二人で織ってきた織物のように、いろいろな模様の間柄をその関わった過去世のなかで、作っていったと思います。それぞれの人生にはいろいろな愛情の姿があって、それらを経験することに意味があるのです。また憎しみや悲しみの感情も人間である以上なくすことは出来ません。たとえ好ましくない感情でも、経験することにはとても意味があるのです。自分の幸福の追求の為に自我と自我がぶつかることもありますね。

 もちろん、肉体はいつまでも健康な状態を保ちたいし、心も幸福と思われる状態を維持したいと望むのは当然のことです。人間は、自分のなかでの「幸せというのはこういう状態だ」というものを維持しようとしたり、それに向かおうとする刷り込みがあるので、よりよい人生をと、生活や文化が向上して行くのでしょう。しかし、それを追求して行きすぎたり、相手におしつけてしまうと、相手の進むべき道に干渉してしまったりします。そして、多くの人が幸福を追求しすぎると、他の国に犠牲を強いてしまうようなことも、それが行き過ぎると起こってしまいます。どんな人種間でも、宗教でも、お互いの利益がぶつかっても、魂同士の視点から見れば、全く平等で、貧しい国も富める国もないのです。お互いにそれぞれの立場を経験する貴重な場所なのです。過去世から現世、来世の流れを正確に理解すれば、お互いの立場を理解できるようになるので、人種間の紛争や戦争は無くなる日がくるかもしれません。

魂の旅ー過去に受けた質問-第9回ー

 3日間横浜にイベントに行っていたので、更新が遅くなりました。イベントではたくさんの方に来ていただきました。

 今回は「多くの過去世を見ることは、あなた自身がこの人生を生きるのにどのように役だっているのか?」ということと、「来た人の人生にどのように役立っているようにみえるか」ということを2~3回に分けて、具体例も含めて書きましょう。

 この仕事を事務所を開いて始めてから4千人以上の方に会いました。過去世をみることや透視が中心ですが、持ってこられたご相談を一緒に考えながら、いろいろな注文を出してもらったり、質問をしていただいて、それを一生懸命こなすうちに、最初の時よりも、自分の中の能力をさらに引き出してもらっているような感じがします。

 最良のタイミングで、最良の方にあっているような、細かいパズルのピースが少しずつ、あいたところにぴったりはまっていくような感じがします。

 前にも書きましたが、私の自身の出した自分の過去世年表はあるめやすの時期から156個ある中の30数個出して、人の過去世を出すのに忙しくそのままになっていますが、影響のある過去世は全部出ています。場所に一番影響しているのは、江戸時代の幕府の医者をしていた男性の過去世です。1700年代の江戸に住んでいましたが、当時過去世でも何回か引っ越しています。

 私の事務所は都営三田線の千石という所にありますが、その場所を格安で貸してくれている90歳の老婦人は、江戸時代の過去世の母親だとすぐ分かりました。彼女にあった最初は嬉しくて、涙が止まりませんでした。魂が喜んでいたのです。彼女は今も私が出勤すると顔を出して私を応援してくださっています。私は当初は、偶然に導かれてその場所にたどり着いたように思っていましたが、今考えると必然です。今回会うようにお互いの約束がしてあったのです。
 
 この仕事を始めた頃は、埼玉の大学の非常勤講師をしていたので、埼玉の川越付近に住んでいましたが、大学の職がリストラでなくなってから自分が住居として選んだのは本郷です。そこの場所も江戸時代に関係がある場所だと思います。本郷に3年間住んだ後に今年の春に偶然見つけた住居は文京区と新宿区の境の江戸川橋の近くの水道という珍しい地名です。自分の事務所に行くのは交通の便がやや悪いのでいろいろな行き方でバスを使っています。バスのルートも自分の仕事先までいろいろあります。最終的に落ち着いたのは、伝通院を通り富坂というところを通り、春日駅に出る行き方でした。
 
 とても急ぐ時はタクシーもたまに利用させてもらいますが、先日、ちょうど2週間くらい前に、その水道という地域出身の運転手さんがふと、「小石川療養所あとは、伝通院下だと思うよ」と何かの拍子に私に教えてくれたのですが、私は過去世で自分の仕事をみていたのに、現在の地名には疎かったのです。まさに今毎日バスで自分の勤めていた伝通院の道を意識しないで通っていたのです。小石川療養所と植物園は私の江戸時代の活動拠点でした。

 細かい話で分かりにくかったかもしれませんが、この場所のリンクというのは過去世の中で侮れないものです。
必ずしも影響のある過去世の場所に行ったり住んだりする必要はないのかもしれませんが、やることがある場合は、日本から日本の裏側まで行ってやりたかったことを成し遂げる人もいます。

 いろいろな世界の僻地に行って天然石を手に入れてそれを加工したり、アートやアクセサリーにして売っている女性は、南米のインディオの村に1カ月くらい滞在すると言っていました。普通の女性では日本からするとホテルも電気もない未開の村に行って言葉も通じない人たちと暮すのは、不安があると思いますが、彼女は何の不安も感じていないようでした。なぜなら彼女は過去世にその場所に住んでいたことがあるので、おぼろげに記憶が残っているのかもしれませんね。

 イベントである日本人の女子大生にあったのですが、教員になりたいというぽっちゃりとした小柄なその女性の影響する過去世はアフリカの女性でした。その種族の間では身分の高い女性で、その指導者の妻となり民族の母と呼ばれた人でした。場所で言うとナイジェリアという言葉が出てきたので、いまのナイジェリアがどこにあるか私はわからなかったのですが地図をみました。彼女は実は子供のころ10年近く、ナイジェリアと横の国のペナンというところで、お父さんの仕事の都合で住んでいたと、話を始めた時、私も驚いて鳥肌が立ちました。

 次回は今回の続きといろいろなリンク、過去世のどんなことが今に役に立つかという例を取り上げましょう。

魂の旅ー過去に受けた質問ー第8回

 前回前々回に引き続き、天国と地獄、天使と悪魔についてです。二元対立的宗教では、善に対しての悪、神や天使に対しての悪魔の考え方をします。中世のヨーロッパの十字軍の遠征では、異民族の宗教から聖地を守るため、また、神との契約で天国に行くために戦争に行って、キリスト教に対する異宗教の民族と戦ったわけです。 当時のカソリックでは、戦争から逃げて離脱したものは、地獄へ行くと言われていました。悪魔は天国に行く魂を誘惑して、天国に行かせないようにするもの、何か醜くて善良な人間に害をなすものと考えられてきました。キリスト教では一度地獄におちると永遠に出てこられないと考えられています。

 一方、仏教で考えられている地獄とは、釈迦の時代に出来たのではなく、仏教を広めるための教典の中で考えられた世界観です。基本的な八種類の大きな地獄は、等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、叫喚地獄、大叫喚地獄、焦熱地獄、大焦熱地獄、最後の最も激しいものが阿鼻叫喚地獄です。後になるほど、地獄にいる時間と内容がレベルアップして厳しくなります。この8個の大きな地獄が、16個の小さな地獄をそれぞれ持っているので、128プラス8で、136個の地獄があるそうです。

 私の考えでは、これらの宗教が広がる前の、キリストや釈迦といわれたオリジナルの考えでは、地獄という考え方をしていなかったのではないかと思います。信仰をするものを増やす為の、後から出来た方便(作り話)ではなかったのかと思います。過去世の死んだ後を追っていくと、物質のあるほうか、物質のないほうか、どちらかの世界に必ず属さなければならない事になりますが、いつも中間生の映像が終わると、必ず生まれ変わっています。中には、すぐ、中間生に上がらないで、迎えに来ても応じようとせずに、暗いエネルギーの塊のなかに入って、何百年も出てこない事もありますが、これが、地獄の世界のように思ってしまうのかもしれません。

 黒いエネルギーの中にある魂も、時間がたてば、そこから出て、中間生へと行き、生まれ変わる準備をするので、その魂に良い悪いの区別はつけられません。

ネット上で見たので、まだ本は読んでいませんが、ホーキング博士の新刊の『ザ・グランド・デザイン』では宇宙は神の創造ではないという意見が書いてあるそうです。つまり、宇宙は神が設計したのではなく、自己創造していると言っているそうです。地球だけが特別に作られた唯一の星でなく、地球と似た環境の星はたくさんあるということでしょう。

最近見たアメリカのドラマで、SFのやや俗っぽいストーリーなのですが、「ドールハウス」という話がありました。主人公の女性は恋人と学生時代に活動をしていて、動物実験をしている何かの組織と接触します。その組織は本人の合意のもとお金と引き換えに、契約でその人の記憶を消して空っぽにしてから、別の人の記憶を植え付けます。そして彼らを、妻や恋人を失ったお金持ちのもとに一定期間送ります。彼らの安全を見守りつつ、彼らにいろいろな人格を植え付け役目を果たさせるのです。お金持ちの希望をかなえて組織は莫大な報酬を受け取ります。


 その組織は、非合法ですが世間には知られていません。閑職におかれた警官がその組織を一人で捜査します。そして彼女の存在を知って助けようとします。この操作されるドールとよばれる人たちには男性もいます。
 荒唐無稽な話ですが、肉体と人格 と記憶の関係は、生まれ変わりの仕組みに近いものもあります。でも生まれ変わりでは、魂本人の意思で生まれ変わって、その人生の役目やストーリーも自分で作っています。

 このドラマでは若い科学者が人から記憶を抜いて、ディスクを作り、それを保管して別の他人に刷り込みます。一人に一記憶なのですが、事故が起こって、主人公の女性に30数個の記憶が入りますが、彼女は善に統合します。反対に犯罪者であった敵役の男性も事故で40数個の記憶を入れられてしまうのですが、悪に統合されてしまいます。そのドラマの未来では、若いマッドサイエンティストが、一般電話の音に記憶消去能力をつけ、それを聞いた人の全てが最初の音で自分の記憶を消去され、2回目の音で他人の記憶を刷り込まれてしまうのです。これが未来社会の人類の危機となり、人は戦いを始めてしまうのです。いかにもよくある展開でこれも最初にあげた善と悪との二元論のようですね。

魂の旅ー過去に受けた質問ー第7回

 前回の続きで、天国とか天使のイメージとちょうど対極にあるのが、地獄と悪魔のイメージですね。東洋と西洋ではそのイメージは少し異なりますが、世界共通に各文化に天国や極楽それに対して地獄というものの概念があります。

 質問はこんなものでした。「もしも自分は地獄に行くと思って死んでしまったら、中間生の状態はどうなるのですか。」
 何回も繰り返しますが、死後の世界には今の世界にあるような物質がないので、灼熱の炎が立ち上って閻魔大王の家来の鬼たちが亡者を苦しめているような場所はありません。血の池地獄もないし、針の山も、氷の地獄もありません。それは生きている人たちが想像した、好ましくない場所や恐怖の場所で、むしろ、今や過去に人々が歴史の中で作り出してきた、現実の世界によるものです。ただ、生きていたときの何らかの罪悪感で、「自分は死んだら地獄の様な所に行かなくてはいけないんだ・・・」と心から信じてしまうとその人の中間生の様子は地獄の状態を作り出すでしょう。私はこの人生で、こんな悪いことをしてしまった、裁かれるべきだと思って中間生に行ったら、その状況が作り出されるのです。

 私の家族のことですが、父親が私が20代前半の時にすい臓の癌になって、急激にそれが進行していてどんどんやせて行きました。そのころは、全病気の中で癌による死亡率は今より高くなかったのですが、発見されたのは残念ながら、末期でした。その頃の私は今の能力はスイッチが入ってなかったのですが、夢での予知だけは頻繁にありました。自分の岐路や人生の変化の時に必ず予知夢を見ていました。父親の病名がわかる前の肝機能低下の検査入院の時に、父親の葬式の夢をみました。私は父親っ子で尊敬していた部分もたくさんありましたし、子供の頃は父親に甘えていたことも多かったと思います。その予知夢はとてもショックでした。当時は腫瘍マーカーのようなものもなく、どこの癌かもすぐには分からず開腹して初めてどこの癌かがわかるような時代でした。

 今回話したかったのは、病気のことではなく、死んだ後のことです。
父は九州の農家の出身で彼の父親は(私の祖父)中国大陸に警官として行って子供の頃に亡くなっています。父と父の兄弟を母親(私の祖母)が一人で育てていました。親に経済的負担をかけないようにしたのか、当時の貧しい人々は軍人になることが飢えをしのいで、出世する近道だったのか、戦前に陸軍士官学校に入り、訓練を受けて、満州で情報将校としての仕事をしました。私は戦争映画が嫌いでしたが、父はよく見ていました。中国で経験したことは具体的なことは決して家族にもらしませんでした。きっと現実の世界での地獄の世界をみたような経験だったのかもしれません。

 父が亡くなって、数ヵ月後に見た夢では、彼が地獄にいて、そこにいる番人に丸い車輪のついた木の枠に縛られて、肉をひきさかれる拷問をうけているような光景でした。これを繰り返していたように覚えています。その夢を見てすぐに母親にはなしたのですが、今は年老いている母はもうそのことを忘れているかもしれません。母以外には今までそのことを、誰にも話していませんでした。私にとっては父が亡くなる以上にショックな夢でした。


 その夢を今の私はこう解釈しています。父は戦争で経験したことになんらかの罪悪感を持っていて、自分を罰するために中間生でそういう状況を自ら作り出したのではないかということです。きわめて常識的な普通の人が巻き込まれても、戦争というのはそれだけひどい加害と被害の関係をつくりだすのではないでしょうか?正義の為の戦争など絶対にあり得ないと私は思っています。必ず誰かの利益がからんでいます。それはたたかっていないひとまで巻き込んでしまいます。

 しかし、中間生ではその魂はしばらく自分のつくりあげた世界の中にいて気がすんだら、自分でその人生について納得して、生前の人生をフラットな魂の状態で振り返り、魂が歩んできたたくさんの過去世を必要なところから
チェックして、次の人生のリンク(影響しているところ)を確認して、次の場所の肉体に入るのです。この間ずっとガイドはその魂を温かく見守り、やりたいことの相手をしてあげながら、次の人生の肉体にまで連れて行ってあげるのです。それはとても忍耐強い仕事ですね。

 次回はもうすこしこの続きを書きましょう。
 

 
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

鑑定とカウンセリングご希望
の方は当研究所 
住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

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