性と心理学その1-フロイトについて

 横浜でのイベントに参加して、月曜日に帰ってきました。たくさんの方にお越しいただき有難うございました。2日間で50人以上の方とお会いしたでしょうか。休みも入れましたが、11時間の内、1日8時間ちょっと通しで過去世を見たことになります。

 さて、今日はフロイトの続きですが、とても難しいテーマです。フロイトの略歴から追って行きましょう。彼はオーストリア帝国モラビアのフライベルク(現在のチェコのプシーボル)というところで生れました。父親はアシュケナジーで、毛織物商人のヤーコブ・フロイトで45歳の時の子供でした。

 母親はブロディ出身のアシュケナジーでアマリーア・ナータンゾンで法学者の子孫だそうです。アシュケナジーとは、ユダヤ教で、東欧やドイツに住んでいた人々をさすそうです。フロイトが3歳のときにウィーンへ引っ越しました。10歳で彼は、シュペルル・ギムナジウムに入学しました

 17歳のときにウイーン大学に入学、2年間物理などを学び、その後医学部のエルンスト・ブリュッケ教授の生理学研究所に入りカエルやヤツメウナギの論文を書きました。フロイトは脳性マヒや失語症を臨床研究して論文も書いています。彼はまだよく知られていない脳の構造と人間の行動そして、心の動きに焦点をあてた先駆者です。
 
 彼は一生をかけて、脳と心の動きを科学的に解き明かすことを研究の目的にしました。

 フロイトは、1881年に25歳でウィーン大学を卒業し、それから、妻のマルタ・ベルナイスと出会い、彼は文学の素養も深く、文章力もあったそうです。友人をはじめ、いろいろな人に手紙を書きました。筆まめですね。

 1887年手31歳から1904年の48歳の17年間親友の耳鼻科医のヴィルヘルム・フリースと文通して自分の考えをまとめました。文通しながら自分の自己分析をまとめ、後の精神分析のもとになったと言われています。この時代のコカインの解釈がどうなのかはわかりませんが、彼はこの時期にコカインをやっていたということです。

 1885年29歳でパリへ留学しヒステリーの研究で有名だった神経学者のジャン・マルタン・シャルコーのもとで、催眠術によるヒステリーの治療法を学びました。このころの彼の治療に対する考え方は、後の精神分析の患者中心療法に対して、逆の一方的に症状を取り除く除反応の治療法に傾いていました。私の考えでも、今の多くの薬を多量に使って一方的に症状を取り除く方法は賛成しかねます。病気によって効果は違うのでしょうが、精神分析の患者中心療法がいいと思います。

 余談ですが、PCのニュースで、今年9月20日に、滋賀県立成人病センター研究所の研究員さん方が、「トランスレーショナル精神医学誌」に統合失調症(昔、精神分裂病)と呼ばれている病気の原因遺伝子を見つけたという記事がありました。
「脳には興奮性と抑制性の神経細胞があり、統合失調症の患者は抑制性の神経細胞の一部に異常があるといいます。染色体の22番目にわずかな欠損があると、統合失調症がおきる割合が高くなる」ということです。
 完全に治す薬と遺伝子療法も可能だそうです。実現したら、ノーベル賞ものですし、多くの苦しんでいる人々を救えますね。

 フロイトは、1886年の30歳のときにウィーンへ帰り、開業して、シャルコーから学んだヒステリーの治療を始めました。治療技術に改良を加え、最終的にたどりついたのが自由連想法でした。これを毎日やることで、患者は抑圧していたすべてを思い出すとフロイトは考えこの治療法を、精神分析と名づけました。今主流になっている方法なので彼は天才ですね。

 1895年39歳の時に、フロイトはヒステリーの原因は幼少期に受けた性的虐待の結果である、という病気の原因と精神病理論を発表しました。この論に基づいて、彼はヒステリー患者が無意識に抑圧した内容を身体症状としてだすのではなく、回想し言語化してだすことができれば、症状は消失するという治療法にたどり着きました。この治療法は「お話療法」と呼ばれました。

 後の学者や現代の人がフロイトにたいして、なんでも性に結び付けているというイメージがあるそうですが、フロイトは性と精神病論だけではなく、もっと大きな業績があるようです。

 性欲を抑圧しすぎて起こる精神的な障害は、ヒステリーだけでなく今の時代は、私も相談を受けたことがありますが、セックスレスにより、精神症状がでる場合があります。

 女性にももちろん性欲はあり、夫やパートナーとのスキンシップによって、子供をつくるだけでなく、精神安定の作用をもたらします。それが、うまくいかなくて、抑圧されて、パワーを意識下に抑え込んだ場合、肉体や精神のアンバランスが起こります。そこで、肉体か精神の病気がおこります。それを本人が意識しないとさらにこじれてしまいます。つまり、年をとってもセックスが必要な人には必要なのです。前にもブログで書きましたが、高齢でスキンシップを含む意味のセックスをしている人と、していない人との間で調べたところ、適度にセックスをしているグループのほうが、寿命が長かったし健康だったということです。もちろんセックスが必要無い人も体に変調をきたさない人も、たくさんいます。一度の経験の無い人でも、健康で長生きすることもあります。人はパンのみで生きるのではないように、セックスのみで生きるわけでもありません。

 けれども、30代の女性で配偶者とセックスレスで、パニック障害を頻繁に起こし、薬だけでは治らなかった人が、離婚したらパニック症状がケロッと治ってしまった人もいるのです。

 科学が発達して、生物としての人間の営みを否定するような生き方を推し進めすぎると、その社会は滅びます。自分に何が必要か、内なる声をきくべきでしょう。

 長くなったので、フロイトの続きと性と心理学については、次回また書きます。
スポンサーサイト

遠い遠い地球の未来についてーその2-とフロイトの心理学について

 まず、前回に続いて、2億5千万年後の地球のお話です。

 2億5千万年後大陸が一つになる前に、遠い遠い先の地球は、氷河期の本格的に寒い時期が訪れ、生物の食料が不足します。そのずーっと前、今から200年後~400年後に、海面は1メートル以上上昇し、ニューオリンズを初め、海抜の低い海岸や島が一部水没します。島国である日本の海岸線は大きく変わります。それから、徐々にさむくなって、地球のほとんどが氷に包まれたようになる時期もあります。これが過去にあった全球凍結ですね。ここで、自然の中の動物はかなり絶滅します。遠い遠い未来は暖かい時期と、温度が異常に高く二酸化炭素の割合が今の比でないくらいの、暑い地球も再び経験します。それからスーパーボルケーノが噴火もします。

 未来とちょうど逆の今から2億5千万年前に、シベリア・トラップというところで、地球史上最大の火山の噴火がありました。その厚さは3㎞、50万平方kmの地域に溶岩の跡が、現在あるそうです。この面積はシベリア全体の約半分で、世界中にその溶岩を均一に広げると、厚さ10mで地球全体がおおわれる量だそうです。

 2億5千万年前の過去では、メタンガスが燃えて二酸化炭素の大量発生もあったようです。メタンは水に溶けないので氷の下にたまる性質があるそうで、氷の下に動植物の死骸が分離されて大量のメタンガスが空中に放出されると、数兆トンのメタンが放出されれば、強力な温室ガスがでるようです。

 溶岩はすべての植物をも絶滅させる力があるそうです。シベリア・トラップは最近、噴火の危機が叫ばれているイエローストーンより巨大です。シベリア・トラップの溶岩がその前の時代につくられた、動物の大量の死骸からできた石炭の層に火をつけたと言われています。地表の石炭は1万年以上燃え続けたそうです。地球がストーブを抱えているようなものですから、大気中の二酸化炭素の量は、それに比べて無いに等しい今の量の何倍にもなります。海は有毒な毒素を持ち、ストラマライトが大繁殖するそうです。藍色細菌と硫酸還元菌というのが、硫化水素を放出し、生物を有害な太陽紫外線から守ってくれているオゾン層を破壊します。海は紫色になり、硫化還元菌に覆われます。

 2億5千万年後の地球の海はそんな感じで、頻繁にメガハリケーンも起こります。そして、ハリケーンの台風の目を通って、われわれの別の惑星に行った子孫が地球の陸地に降りると、大陸は、一つになっているのです。超大陸の海岸の近くは壊滅的な量の雨が降ります。気温や湿度は高くなり、海水の温度は上がります。海から酸素が極めて少なくなります。今のような偶然にしては上手く出来過ぎている地球の冷暖房システムの海流が機能しなくなります。陸地から遠い海で、円を描いて同じ場所をくるくる回るようになります。海流で地球を暖めたり冷やしたりしなくなるので、今の海流の流れも無くなり、深海の酸素が極端に減ります。酸素が減ると多くの海の生物が絶滅します。一つになった大陸の海岸から離れたところのほとんどは、雨が降らなくなって砂漠化します。今の砂漠にはオアシスや湖や川が通っているところもありますが、水がたまるところは一切無くなります。

 その砂漠化は徹底していて、アフリカ・アジア・ヨーロッパ・南北アメリカ・オーストラリアだったところが、砂漠化します。一つになった大陸の地上では、木が絶滅し、草や少ない水分で育つ竹だけが海岸線に繁殖します。陸地には塩の砂漠ができ水のない時が長く長く続きます。海から来る水分は山に遮られます。アメリカ大陸の東海岸だったところから、西へイギリスのロンドンだったところまで、全部砂漠となります。ほとんどの今の生物は存在できませんが、微生物のいくつかは生存できるかもしれません。温度は45度以上にもなります。人類はいなくなり、戦争もなくなります。他の星から来た人類の子孫は、化学物質の痕跡や噴火の時や洪水のあった地層から、人類の文明のあとを知るかもしれません。超大陸が作られる時代になると、陸地の生物の70%、海中の生物の90%以上が消えて、植物のほとんども絶滅します。地球が生命をリセットするのです。隕石がふりそそぎ、生命の種を運んできます。ウイルスがやってきて、生命に突然変異も起こします。これは自然の流れで過去に幾度も繰り返されました。

 そして長い年月が流れて大噴火が起こり地球はいくつかの大陸に分裂して、長い長い時間をかけて、生物が住みやすい環境を地球が作っていくことになります。私たちは現在の人間にとっての住みやすい環境に感謝して、自分たちの今の生を充実させて生きるべきでしょう。
 

 私の未来の透視では、肉体上の遠い遠い子孫が他の惑星にたどり着くかどうかは別として、魂の側面からだけみると、今の人類の肉体の情報も、すべての過去世の情報も含めて、別の星で転生しようとする、新世界のフロンテア的グループと、ホームの地球に残って、途方もなく長い年月を知的生命体が育つまでゆっくり待とうとするグループの2種類に分かれます。次にでてくる地球での知的生命体は、今の人類とは外見も性格も異なります。それを待っていようとする忍耐強いグループの二つに分かれます。私は離れる方のグループなので、私の担当の会うべき方は、地球から離れて、今の人間の生体情報をもって別の場所で生まれ変わるグループの方々だと思います。私は生きているうちに、私の担当の方に会っておかなければならない使命があります。私は死ぬまでに決められた数の人にあわなければなりません。数からこぼれた人は、特殊な場合だけ、死んでからお会いします。この二つのグループは何ら違いはなく魂の自由意思で決められるようです。生まれ変わりを地球外の場でやりたい人で、私と縁があると感じる人は是非1回でも会いに来てください。

 地球のような生命のいる星は、宇宙では莫大な数あって、住みやすい環境に促進していく場合もあります。時間をかけて、リセットした惑星を、住めるように再利用する場合もあります。

 さて、壮大な未来の話でしたが、次の話題に移りましょう。ユングと時代は前後しますが、今回は精神分析の父とされているフロイトについて書きました。

 ジークムント・フロイト(1856年~1939年享年80歳)はオーストリアの白人系ユダヤ人でユダヤ教徒アシュケナムジの家庭で生れました。父は毛織物商人で、母(1835年~1930年)は主婦でした。フロイトは7人兄弟で、兄弟の多さもフロイトの人間分析にも役に立ったと言われています。彼は神経病理学者から、精神科医になり、心的外傷論研究、神経症研究、自由連想法、無意識研究、精神分析の創設者です。彼はきわめて多くの心理学者や精神科医に影響を与えました。ユングの時に少し触れましたが、彼は精神的リピドーの根源は性欲であると考えました。すべてにこの論を当てはめたわけではありませんが、私は、生命エネルギーは性的なこととやはり切り離せない部分があると思います。現代でも、性的エネルギーを抑圧しすぎて病気の原因を作ってしまうことがあります。

 次回彼の論をわかりやすくまとめて、私の意見も少し書きましょう。

ユングについてーその2- と、遠い遠い地球の未来について

 今回はユングについての続きと、最近ナショナル・ジオグラフィックというTVで見た、「2億5千万年後の地球大陸ー人類の運命」という番組のまとめとそれに対する私の意見を書きたいと思います。この話題は1回では終わらないかもしれません。

ユングは1900年の12月から、チューリッヒ大学で助手をつとめ、その後、1909年に個人開業しました。
 1900年にジークムント。フロイトの『夢判断』を知りますが、1900年にはまだ付き合っていなかったようです。ユングよりフロイトが前ですが、フロイトについては、あとの回でブログに書きますね。1907年から、二人の親交は始まりました。

 ユングは最初は生理学的興味から、医学を勉強し、それから、歴史的興味で考古学を学び、人間の心理と科学の接点として心理学を研究し始めたそうです。精神疾患の患者さんの治療とともに、なぜその疾患が起こるかの研究も進めたようです。当時、不治の病とされた分裂病(統合失調症)の解明と治療に彼は貢献しました。

 1911年にユングは国際精神分析協会を設立して、その初代会長になります。その後ユングは神話研究に力をいれて、1914年には国際精神分析協会をやめます。チューリッヒ大学医学部の講師もしていたのですが、職を辞します。

 彼はフロイトと1906年~1913年まで接近しお互いに影響を与えあうのですが、研究の方向性の違いから距離を置くようになります。

 ユングはフロイトの「自由連想法」を参考に「連想実験」を発表し、お互いに切磋琢磨して、手紙で意見を交換し合ったり、近況や抱負を語りあったりしたのですが、数年の交流で両者の違いが、目立ってきて距離が出来てしまいます。フロイトはキリスト教に対して無神論でしたが、ユングは神の存在には触れないであいまいにしました。フロイトは「リピドー」を性的エネルギーの根源と考えたのに対して、ユングは「リピドー」を本能からくるエネルギーとしました。二人の「リピドー」の定義は物別れに終わりました。ユングは後に、フロイトのいう「無意識」は個人の意識に抑圧された内容の廃棄場のようだと例え、自分のいう「無意識」は「人類が眠る宝庫」のようなものであると例えました。私もこの点では、フロイトよりもユングの考え方に賛成です。

 俗説ですが、フロイトは自身の性欲を抑圧して、子供のころからの成長過程で、性に対する禁忌の意識が強かったのではと思われます。あまり、盛んに女性とつきあわなかったのでは、ないかと推測されます。ユングには、フロイトにおけるような、性のタブー意識はなかったので、よく、もてたということですし、性に対する抑圧が少なかったので、精神分析の中心に「性」の問題を中心にすえなかったのではないかと思われます。

 ユングは無意識の研究を進め、精神疾患の患者の話をよく聞き、多くの患者のイメージに、共通点があることを発見し、それらは、世界各地の神話、伝承とも一致する点が多い事を見つけました。ユングは人間の無意識の奥底には人類共通の素地(集合的無意識)があると考え、この共通するイメージを出すちからを「元型」と名づけました。晩年に物理学者と共著で、共時性(シンクロニシテイ)・・・意味ある偶然の一致の本を出しました。ユングは精神分析の父ともいわれ、精神分析治療の基礎を作りました。

 ユングは、心理学者二人、フロイトとアルフレッド・アドラー(この人についてもブログで後に書きますね)の心理学を比較し、両者の心理学は、双方の心性(心の中でこだわっていること)の反映であるとし、外的な対象を必要とする「性」をあげるフロイトは「外交的」、自身に関心が集中する「権力」に言及するアドラーは「内向的」であるとして、別の視点からも見た方が良いと考えました。

 略歴にもどりますと、1916年にユングは石油長者のロックフェラーの4女イーデス・ロックフェラー(1872~1932年)の助力で「心理学クラブ」を設立して、分析心理学を広めます。有名な当時の作家であるジェームズ・ジョイスとも彼女を通して知り合い、『ユリシーズ』という作品の書評をユングが書いています。

 1921年に『心理学的類型』(人をタイプ別に分けた論)を書き、1928年には、リヒャルト・ヴェルヘルムの訳した「道教」のドイツ語訳を手に入れて読みました。曼荼羅にも夢中になり、1929年にそれをコメント付きで、『黄金の華の秘密』という題で出版します。チベット仏教の『死者の書』についても評を書いたので、ユングは不思議大好きな人だったのですね。

 1948年に弟子や共同研究者とともに、スイスのチューリッヒに「ユング研究所」を設立し、ユング派臨床心理学の基礎と伝統を確立しました。1933年アスコナという所で、エラノス会議というものを開き、深層心理学、神話学、宗教学、哲学など他分野交流をはかりました。視野が広く、偏見の少ない学者さんだったと思います。

 1946年に『転移の心理学』、1951年に『アイオーン』、1955年~1956年に『結合の神秘』を出版、1961年に86歳で亡くなりますが、直前まで、『人間と象徴』という一般向けの本の執筆をしていたということです。


 さて、遠い遠い未来の地球についてですが、ナショナルジオグラフィックの番組をヒントに考えましたが、地球もある意味の輪廻転生をしていると思います。同じ地球の中でですが、いろいろな状態を長い長ーい年月を経ながら、繰り返し、生命をはぐくんでいるのです。

 最近は人々は「地球は大丈夫か」とか「地球がダメになる」とかよく言いますが、これは人類のとっての都合のよい状態の地球の事で、地球は氷に包まれても、火に包まれても、きっと痛くも痒くもないのです。番組のキーワードであまり歓迎すべき言葉とは言えませんが、「絶滅イベント」を繰り返しているという表現が頻繁に出て来ます。この番組では、今から2億5000万年後の未来の地球に、人類の子孫が他の星から調査に来たという設定にして、科学的意見に基づいて、CGを使って、未来の地球の姿を描いています。

 ずっと前に、私のブログで、地球が出来てから今までどういう歴史をたどって今の姿になったかを、やはりある番組を参考にまとめました。地球の年齢はいろいろな説がありますが、45億年くらいというのが定説です。太陽があと50億年くらいと言われていますから、地球の生まれてからの寿命は、約95億年くらいになるのではと推測されます。日本がアメリカのほうに少しずつ引き寄せられているように、長い年月をかけてまた再び大陸は一つになろうとします。2億5千万年後に地球上の大陸は、また一つになるのではと識者の間では言われています。未来の人類の子孫は、地球探検の旅に出て地球に到着します。その時の地球環境は大変なことになるようです。

 次回その具体例をあげていきましょう。

ユングについてとーその1-映画「プロメテウス」について

 今回はチベットの『死者の書』が西欧で出版されるときに、最初に紹介文を書いたユングについて調べてみました。ユングは『チベットの死者の書』を「魂の秘密を解き明かす生涯の伴侶に出会った」と表現しました。

 前座で、別の話題から・・・昨日、現在ロードショー中の「プロメテウス」という映画を見てきました。まだ見てない方で筋を知りたくない場合は、前座の映画の文は飛ばして読んでください。ネタバレがあります。「人類はどこからきたのか」「人類の起源は?」と宣伝していたので、見に行きました。でもたしか、エイリアンのリドリースコットさんが監督だから・・・と思っていたら、やはり娯楽大作でした。筋に無理な点もありましたが、サービス精神が旺盛でした。

 -プロメテウスーについて
 
 映画の冒頭シーンは、ろう人形のような肌の筋肉隆々な巨大な人間のようなものが、宇宙船で断崖絶壁の岩の上におり立って、金属のような小さな虫のようなものを飲んで、海か川に落ちて行きます。自殺なのか何かの意図があるのか・・・DNAのらせんが出てきて、水の中で、彼のDNAらせんがずたずたになり、再構築されていきます。時代も場所も分かりません。

 場面変わって、2089年、考古学者のエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)とチャリー・ホロウェイ(ローガン・マーシャル・グリーン)は地球で発見された古代遺跡、(マヤやエジプトやインカやアフリカのもの)から異なる古代文明に共通する星図を発見し、人類の起源に関係のある星を研究していました。彼らはウェイランド・コーポレーションという大会社の科学者選抜チームに入り、宇宙船プロメテウスに乗り込み、星座が示した太陽系に向かって旅立つ。長距離なので冷凍睡眠している。一人起きているハンサムな男性は人間型ロボットのデビットというアンドロイドだけでした。

主人公のショウ博士は、「エンジニア」と呼んでいる人間を作った宇宙人がいて、それが人類の起源なのでは、と推論している。このミッションの責任者メレデス・ヴィツカース(シャーリーズ・セロン)は実はこの探査を命令した高齢の大富豪の社長の娘なのでした。

 調査隊一行は、目指す星に着き、調査チームは宇宙服をつけてある構造物の中に入る。社長は病気で皆が目指す星に着くころには自分は死んでいるとビデオレターを遺したのですが、実は社長は生きていて、冷凍睡眠機に隠れていたのでした。そしてアンドロイドに指示を出していました。このアンドロイドが、不審な行動をたびたびするのです。

 構造体の内部に入り、ショウ博士は宇宙人の頭部らしきものを、あらしの中、持ち帰りあらしで帰船できなくなった二人の隊員は蛇のような不思議な生き物に出会い油断しているうちに襲われてやられてしまいます。船内では持ち帰った頭部をスキャンし、中に入っていたのは人間と同じDNAを持つ宇宙人の頭部でした。アンドロイドのデビットは、勝手に惑星の構造物から、何かを持ち帰り、それをショウの恋人ホロウェイのお酒に混ぜる。(普通ロボットは、SFの世界では、人間に危害を加えないように作られているはずですが・・・と突っ込みをいれたくなります。なぜ、未知の星に来て、人間と同じ情報しかないのに、未知の惑星の液体を人間に野ましたか、訳のわからないうちに、ホロウェイは未知の生き物に寄生されて、不明の2名を探しに行った皆がそれに気がついて、助けようとするのですが、社長の娘が、怪物に変身し始めた彼を火炎放射器で焼いてしまいます。

 アンドロイドの陰謀で、なぞの生物入りのお酒を飲んだ恋人と愛し合ってしまったショウ博士は妊娠して翌日には3カ月になっていました。アンドロイドは彼女の妊娠をキープさせようとします。(これも理由がわかりません。彼女は感染した彼との異常な妊娠に危機感を感じて、部分麻酔をして、自動手術機の中に入って、胎内の生物を機械に取り出してもらうとこれがイカの化け物のような姿でした。彼女は逃げます。機械に手術を頼むなんて、私にとって一番怖いシーンでした。

 その間、アンドロイドはご主人さまの社長を睡眠機から出して、唯一生き残っているように思われる、宇宙人の睡眠ポットに高齢の社長をつれていきます。ショウ博士も付き添っていくと、高齢の社長は、創造主の宇宙人に死なない体をもらいたかったのです。アンドロイドが通訳すると、宇宙人は怒って、アンドロイドをこわします。そして、強欲の塊のような社長もなぐって、社長は息をひきとります。社長の娘の指揮官は、父親が死んだ場面を見て、任務が終わったので、地球に帰ろうとしますが、宇宙人が、怒って、地球に寄生生物兵器を持っていこうとするのに、アンドロイドが気づきショウ博士に伝えると、彼女は船長に宇宙人の船をこわすように頼みます。船長と勇敢な乗組員は、宇宙人の船に体あたりして自爆します。

 社長の娘は宇宙人の船の下敷きになって亡くなります。ショウ博士ひとりになるのですが、アンドロイドが彼女に呼び掛け、彼を助ける代わりに宇宙人の船をアンドロイドに操縦してもらい、惑星から出ます。ふつうはそんなに怖い思いをしたのだから、地球に帰りたいところなのに、彼女は巨人の宇宙人の故郷の星に行って、人類の起源を教えてもらいたいと未知の星を目指します。アンドロイドはなぜ帰らないのかと聞くと、その探究心が人間とアンドロイドの違う点だと答えます。

 最後の場面は、宇宙人を倒した、イカのような生物は、おなじみの「エイリアン」の姿になったのでした。

 この映画は、「エイリアン」の前日譚なのでした。

 前座が長くなりましたが、本題のユングについて、少し書きますね。


 -ユングについて-

 カール・グスタフ・ユング(1875年から1961年)は、スイス、トゥール州のケスヴィルでルター派の牧師の子として生れました。少年時代に自己の内面に関心が向けられて、善と悪、神と人間との思索に没頭したそうです。彼は心理学者であり、精神科医ですが、彼の心理学の本には、ゲーテやニーチェについて書いてあります。内面的な基盤を持たない形式的な信仰に疑問を感じて、牧師の職を継ぐことを望みませんでした。

 祖父と同じバーゼル大学で精神医学を学びました。学位の論文は「いわゆるオカルト現象の心理と病理」という題名だったのですが、驚きですね。当時の精神医学自体が、催眠術などをつかったり、昔のシャーマンのようなイメージが一般的にあったのかもしれませんね。

 長くなったので、続きは次回にしますね。
 
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

鑑定とカウンセリングご希望
の方は当研究所 
住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード