不思議な話 その58 謎の遺物(2)

 北部イタリアのトリノ大聖堂でみつかった大きな麻布に、はりつけにされた男性の姿が浮かび上がっているのが、トリノの聖骸布と呼ばれています。有名な布なので御存じの方も多いと思います。

 この布はキリスト教の聖遺物の一つで、イエス・キリストが磔にされて亡くなった後、うしろと前とで縦に遺体を挟み込んだ、一枚の布です。実はキリストの顔かたちを包んだりその顔を写したという布は数枚あったそうですが、今のところこのトリノの聖骸布が唯一残っています。

 1353年にフランスのリヨンのシャルニー家が所有していたものが、世間の知るところとなり、いくつかの所有者を経て、1453年にサヴォイ家にうつり、1578年にトリノに移されたそうです。ときの教皇クレメンス7世は理由はわかりませんが、これを布に描いた絵だと宣言し、神聖物としないよう、蝋燭をつけないとかお香をたかないとか、見る時の条件をつけて、展示させたそうです。1898年に写真の技術が一般的になり、大勢の人々がこの聖骸布の写真を見ることができるようになり、1983年にサヴォイ家からローマ教皇に贈られました。

 布の大きさは縦4.36m、横1.1メートルの杉綾織の亜麻布でできているそうです。裏に当て布があり、それには血のシミだけで、本体の布には男性の前と後ろの姿が転写されています。数世紀にわたってこれが本物なのか、後世の作られたものなのか議論になっていますが、まだ結論はでていません。年代測定は何度かされていて、紀元前後のものであるという意見と、1300年代のものだという意見があります。布は補修されているので、新しく補修したところは、1300年代のものでそこを年代測定したのでは、という意見があります。

 イギリスのサリー州ギルフォードで開業している医者のデヴィッド・ウィリス博士が、写真をもとに怪我の具合や死因
を検討したところ、この人物の背中に多数の鞭のあとがあり、3本の革ひもの先に、2つの金属球がついた「フラグム」という鞭でうたれた痕があるそうです。

 博士が検証すると、新約聖書のマタイ伝やマルコ伝、ルカ伝やヨハネ伝と同じように、両方の眉に腫れがあり、右まぶたに裂傷、右目の下の大きな腫れや、鼻の腫れや、右ほほの三角の傷、左ほほの腫れ、顎の左側の腫れが聖書といっちするということです。さらに聖書でいう十字架を運んだ傷やイバラの冠のあとも見えますが、これも聖書の記述どおりだというのです。気持ちのよくないお話ですが、両手、両足のくぎのあとも当時のはりつけにされたひとが体を支えることが出来る位置で、手首に釘でうたれたことによる神経の損傷で親指が曲がるらしいのですが、聖骸布も同じように親指のあとが写されていなかったのです。博士は実際に処刑された人物の体であると結論づけています。

 問題は、実際の聖書通りの処刑を1300年代にして再現したのか、それとも紀元前の別人のものか、あるいは、言い伝えや聖書通りのイエス・キリストの遺体をくるんだ布なのかということですね。

 1973年には、スイスの犯罪学者フライ博士によって行われた聖骸布の花粉調査によって、レバノン杉を初めとして、49種の花粉中の13種もが死海付近(イエスの処刑された土地)でしかとれないものでした。

 オックスフォード大学、アリゾナ大学、スイス連邦工科大学の調査、放射性炭素年代法で、1260年から1390年であるという結果も出ましたが、1300年代というのは、先に行ったように一部補修されたという考え方もできるのです。別の年代測定では紀元前後1世紀ごろという結果も出ています。過去から現在までその布に塗料や何らかの薬が塗られた形跡はなくて、なぜ遺体の姿が布に写ったのかは、現代の科学でも謎です。布が21世紀の科学でも分からない方法で作られた可能性もあるようです。

 2011年にイタリアの科学者が、この聖骸布が自然界にない光によって、遺体の姿が写し取られたことを証明したそうですが・・・イエスが聖書の通り、復活したときの天の光か、あるいはすごく飛躍しますが、人智をこえた、高度な技術(宇宙人などの)で姿が布に転写されたものなのでしょうか?

 SF的に考えると、地球に来る宇宙人のような高度に発達した科学では、亡くなった人のDNAを採取して、クローンを作り、数週間でよみがえったように本人の姿を再生することが可能かもしれませんね。

 神から人間に与えられたと考えられた石は古代からたくさんありますが、古代エジプトでは、ツタンカーメン王の豪華な胸当てにつけられた黄色い宝石は、隕石の衝突によってできたリビアングラスでした。古代に巨大な隕石が宇宙から飛んできて、エジプトの砂漠におちました。その時のすさまじい爆発の熱で砂漠の砂が溶け、美しい天然ガラスができました。宝石のようなガラスを見て、古代のエジプト人は天の星が地上に落ちてきて、宝石になったと考えて大切にしました。それがツタンカーメン王の副葬品の胸元を飾ったわけですね。

 人が天から落ちてきた隕石に惹きつけられ、信仰の対象物ができたりしました。仏教では昔から天から落ちてきたものは神聖なものと考えられました。宇宙で形作られたものが地球におちてくると、天のちからがそれにやどっていて、その力を人間に与える為に落ちてきたのだと考える人もいました。

 仏教でいう願いをかなえてくれる「如意宝珠」は大日如来などに描かれますが、地上にあたえられた、天の宝で隕石ではないかと考えられ、宝珠を持つ者に素晴らしい能力があたえられると信じられました。ヒンズー教や仏教では、宝珠は並はずれた強い力があり、現世と来世をつないでいるとか、この石を使えば、宇宙の中心と交信ができると考えられました。

 イスラム教の聖地メッカのカーバ神殿では、信者がお参りしてふれる石があります。これは隕石で、この隕石がある為にメッカはイスラム教の聖地になったともいいます。イスラム教創始者のマホメット(ムハンマド)は多神教や偶像崇拝を禁止しているのですが、この黒い隕石だけは、信仰の対象とすることを許しています。イスラム教にとってもこの黒い隕石は重要で、巨大なパワーを持つと信じられました。

 次回は未来に再生医療はどのようになるのかというテーマでいくつかのSF映画などから考えたことを書きましょう。

 
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不思議な話 その57 謎の遺物

 昨年2013年の11月18日にローマ法王庁は、キリストの最初の弟子とされる聖ペテロという人の遺骨を一般公開すると決めました。イタリアのニュースによると、1939年から10年間地下墓地の発掘調査で聖ペテロの墓とみられるところから、赤紫の布にくるまれた遺骨が発見されたそうです。紀元前後に生きていた人の骨ということで、科学者の間では賛否両論あるようです。

 世界中の各宗教では、信者は、神や神に近い人、または聖人の遺物(骨や髪、まつわるいろいろなもの)を持てば、その神や聖人の力が持てると信じられてきました。

 2010年の7月には、ブルガリアの黒海沿岸の中世の教会遺跡から大理石の棺の中に入っていた人骨が発見されました。それは聖パウロより古い預言者ヨハネの骨だというのです。この骨を年代測定したところ、紀元前1世紀から紀元前後の骨だということです。救世主が現れることを預言して、キリストを洗礼して祝福したとされるヨハネの骨、右手の指関節、歯、頭蓋骨、助骨、前腕の部分だそうです。

 聖書によれば、ヨハネはキリストの親戚だったそうで、関節からとったDNAを調べたら、キリストのものらしき骨が出てきた時に判定できるかもしれません。あくまで仮定の話ですが…

 映画監督のジェームズ・キャメロン氏(あの「タイタニック」という映画の監督)がプロデューサーを務めるTV映画会社が、キリストとその家族の墓を発掘したと主張しているのですが、真偽のほどはどうなのでしょう。イスラエルのエルサレム郊外の建築現場で発掘された10個の石棺のうち1つの石棺の文字を解読すると、イエスとマリアンメ(マグダラのマリアの実名といわれています)、そして彼らの息子などが、つまり子孫ですね、埋葬されていると書いてあるそうです。ただ、イエスとマリアと言う名前は、日本で言うと太郎と花子のように一般的な名前だったかもしれません。

 このドキュメンタリーは「The Lost Tomb of Jesus」(失われたイエスの墓)というタイトルの90分の番組で、日本未公開なのか、私は見たことがありません。科学者や考古学者は否定するだけでなく、映画会社から資料をもらって共同でDNAを調べてみれば、そして、ヨハネの骨のDNAと比べてみれば、と思うのですが、どうでしょう?

 先ほどの話に戻りますが、このブルガリアの教会では信者の見学ツアーが行われていて、訪れた人々はこの骨の一部に
祈りを捧げます。聖人の骨に力が宿ると考えられたのは、初期のキリスト教からです。イワシの頭も信心からと言ったら怒られてしまうかもしれませんが、中世キリスト教ではお金儲けに聖人の遺物とされるものが使われることがあったようです。位の高い司祭が亡くなると、遺骨の一部が他の国に送られてそれを拝んだらしいですが、もちろんもらった方は何らかの見返りをしたと思います。

 仏教でもブッダの遺骨をめぐっては、弟子たちがだれがブッダの骨をつぐかということで争ったということですが、遺骨は結局八等分する結論に達したそうです。ブッダの遺骨や歯がそこからわけられたといいます。日本でも仏舎利といいますね。古代に、ある王にブッダの歯が献上され、ブッダの歯をもった王は国を正しく治め、平和と繁栄をもたらすことができると、信じられたそうです。

 日本の祖霊信仰や偉人が神となる信仰では、先祖の骨や偉人の骨や残された遺物を拝みますね。遺骨を崇拝する風習は、さまざまな宗教でみられます。ブッダは遺骨を崇拝することをみとめたそうです。だから、仏教ではお墓を大切にするのですね。

 各宗教では、偶像崇拝を禁止するところもありますが、遺骨やミイラを拝むというものがありますね。なぜ遺骨に精神的価値を置くかと言うと、遺骨には聖人自身がやどっていると信じられ、遺骨には神と同一か神に近い力があると考え、遺骨の一部を手に入れると、神の力や権力や財力を手に入れられると考えたのかもしれません。

 今の科学でいうと骨や関節には、確かに亡くなった人のDNA情報が入っているので、理論的にはそれが再生すれば、同じ能力を持った人が現れます。また、今の技術では、同じ人のクローンを作って亡くなった年齢まで達するのは、同じ年数かかりますが、未来の技術では、短期間に成長を促進させて、宇宙旅行中に成人に達して、移住先の惑星で、すぐ働けるなんていうことがあるかもしれませんね。骨や歯を拝むのは根拠があるのかもしれません。

 次回にこの続きを書きましょう。

不思議な話 その56 パワーストーン(後半)と宗教上の遺物

 昨日2月8日は大雪になり風が強く大変でした。現代の気候は氷河期の中でも、温暖な間氷期で人類が繁栄させてもらっているわけですが、14世紀や16世紀にあったような極小期に入ると平均気温が前の時代の平均より下がるようになります。この小氷期に間もなく入るという説と2055年くらいから200年間位の間入るという説があります。太陽の活動と関連しているらしく、活動が低下し始めると、極小期の前は火山活動が活発になり、気候が安定から変化しやすくなり、夏は暑く、冬は寒く異常気象が起こりやすくなるそうです。気候の変動で一番心配なのは農業、つまり食糧供給ですが、平均温度がかなり下がったら、現代の科学技術と人間の知恵で、食糧問題は乗り越えなければなりませんね。エネルギー問題も絡んでくるでしょうか?

 今日はパワーストーンのまとめと、聖なる遺物とされて敬われているものの不思議についてです。

 ソーダライトは地球のような青い石でおもな産地はブラジルです。この石は人の意識面に働きかけ目標や夢を実現する意志の力を高めてくれます。物事を見極める力をつけたり、仕事運や勉強運を高めてくれますが、本人の努力が一番大切ですね。
 
 ターコイズは蛍光色の水色でトルコ石とも言われています。産地はイラン、アメリカの各州、エジプト、シナイ半島、中国、メキシコなどです。ターコイズは6000年以上前から装飾品として使われていました。ネイティブアメリカンにとっては神聖な石で、彼らはこの石を天の神々が宿った石と考え、血を表わすサンゴと組み合わせて使いました。危険や邪悪なエネルギーから持ち主を守ってくれる石とされ、ナバホ族はこの石を粉末にして、雨乞いの儀式に用いました。旅のお守りとして、持ち主の身代わりになると言われています。

 タイガーアイ(虎目石)は黄金色と茶色で光の反射によって縞模様が虎の目のように見えます。産地は南アフリカ、西オーストラリア、ナミビア、中国などです。古代エジプトでは「聖なる霊力の石」とされ、強力なお守り、眼に関係のある病気の治療、頭痛などを軽くする効能が信じられています。仕事運を高め、独立したり、商売をするひとを成功に導き、自信と実行力を高めてくれます。邪悪なものからも身を守ってくれます。
 
 ピンクオパールはミルキーピンクで産地は、オーストラリア、メキシコなどで、愛される石と言われます。この石は色から見ても分かるように、女性性を高める石で、女性ホルモンの分泌を促すそうです。更年期障害にも効果があるかもしれません。男性に持たせると浮気封じになると言われています。安産のお守りであり、内面の美や才能を伸ばし、芸術の力を高めます。

 ヘマタイトは黒っぽい銀色の金属のような石です。イギリス、イタリアなどでとれます。その結晶をすりつぶすと赤くなる為、古くから血液に対して、良い効果があると信じられました。古代ローマでは止血効果が高いと信じられ、戦場へ行く時この石を体にこすりつけると、怪我をしないで帰れるというので、お守りにしました。ヘマタイトが血液と関係が深いのは、この石が鉄鉱石であるためです。生命力をアップさせ、勝負のお守りとなります。運動能力を高め、仕事運を上げます。戦いに勝利をもたらし、怪我から守り、的確な判断力をつけます。

 マラカイトはパープルスキャポライトとも呼ばれ、名前の通り薄紫です。産地はアフガニスタンなどで、大変高いバイブレーションを持つと言われ、それがアメジストよりも高いレベルだといいます。人に調和や内省させる力を持ち、依存心を下げ、自立心を助けます。災いをもたらす人から持ち主を守り、有益な人との結びつきを高めてくれるといいます。

 ムーンストーンは月の光を宿したような乳白色が多く主要産地はスリランカで、インドやミャンマー、タンザニア、アメリカなどでもとれます。中にはグレイや黄色や緑や青みがかったものもあります。紀元前1世紀くらいから装飾用として用いられ、神秘的な石とされました。ムーンストーンと呼ばれたのは、1600年ごろからで、月のみちかけのように薄明かりのなかでかけてみえたので、そう呼ばれたようです。聖職者が身につけたり、豊作を祈って農機具につけられたりしました。旅人のお守りでもあり、恋人との仲が深まるとか、永遠の愛の象徴とされたり、愛を伝える石とも呼ばれ、感性を高め、将来を見通す予知力をつける神秘的な石でもありました。
 
 ラピスラズリは古代から多くの人が身につける石で、9月の誕生石でもあり、日本では瑠璃と呼ばれていました。産地はアフガニスタン、ロシア、チリ、ミャンマー、アメリカなどで、濃い青色に金や白の斑点があります。紀元前から「聖なる石」とされ、夜空に輝く金色の星をちりばめたようで、天を象徴する石でもありました。愛と美の女神アフロディテとも関係があるとされ、恋人たちを守るいしでもあります。エジプトでは最高の霊力をもったお守りでした。ツタンカーメン王の観にもたくさん用いられています。体と心と霊との調和をとる石と考えられ、精神の安定をはかります。人を幸福にし、その能力を高めると信じられました。効能は、視力を回復させ心臓の鼓動を安定させるといいます。

 水晶は前に触れましたが、最後にルチルクォーツとローズクォーツです。黄金の針が入っているルチルのほうは、ブラジル、オーストラリアが主要産地で、金の針が入っているように見えることから、強力な金運のお守りとなります。富を象徴し、勝負運やギャンブル運、商売運を高めてくれます。商売をしている華僑のかたにも昔から好まれているようです。
 ローズのほうは、やさしいピンクで、ブラジル、マダガスカル、モザンビーク、ナミビア、インドなどでとれます。やはり、愛と美の女神アフロディテの石とされ、恋愛成就のお守りで、失恋の痛手も癒してくれます。体の疲れも癒し、過去のトラウマも癒し、自分を愛することに力を貸してくれます。次への恋愛に力もかしてくれるでしょう。

 まだまだたくさんの地球からの贈り物のパワーストーンや宝石はありますが、今回はこのくらいにしておきましょう。

 
 次のテーマは宗教上などで聖なる遺物とされている不思議なものがたくさんあるので、それについて書きます。、導入の話だけですが、遺物にはどんなものがあるかというと、宗教上の聖人の骨や歯、キリスト教の聖杯、神聖な建築物、人々が天から授けられたと考えた隕石などです。

 聖杯は過去のブログでいろいろ話題にしましたが、現代の誰も本物をみたことがありません。宗教画では緑で表わされるので、エメラルドで出来ていたのかとか、あるいは、チェコ共和国で産出するモルダバイトでできていたのではという説があります。伝説の通りで実在したのであれば、キリストの育ての親はマリアの夫ヨセフで、石工です。石で造った杯の可能性はありますね。

 その杯がモルダバイトで出来ていたのなら、先ほどのパワーストーンで調べてみると、モルダバイトは透き通った緑で褐色の線があることもあり、この石は不思議な石です。宇宙からの起源の石で、隕石が落下した時に起こる熱で気化した地上の物質と隕石の物質が溶けてまじりあった天然ガラスです。

 天から与えられたものなので、前世の記憶につながったり、カルマを解消すると言われています。高位のヒーリングストーンで、真偽はわかりませんが、脳のデルタ波に影響する石だという人もいます。強力な癒しと意識を高く導き、成長させるといいます。ヒーリング能力を高め、潜在的問題を表に出して、解決させるそうです。

 次回はこの続きで聖なるものとされる遺物の不思議な話をかきましょう。

不思議な話 その55 その他のパワーストーン(前半)

 今日は節分で、旧暦では年が変わる日ですね。今日は宝石のまとめとして、その他のパワーストーンについて書きましょう。
 パワーストーンのお店のパンフからの引用と自分でも調べてみました。パワーストーンは非常にたくさんあるので、代表的なものだけあげてみましょう。アイウエオ順でいきます。

 透明なブルーのアクアマリンは、「海の水」という意味だそうで、産地はブラジル、インド、パキスタン、ロシアナイジェリアなどです。3月の誕生石でもあり、「幸せな結婚」を意味する石で、色が濃いほど高価だそうです。月の女神ダイアナの石であり、航海のお守りにもなります。良質なコミュニケーションをサポートし、水商売の人や芸術家芸能にも良いそうです。アクアマリンを身につけていると、相手への信頼感が不思議とわいてきます。幸福や永遠の若さと魅力、夢の実現、健康や富を象徴するとも言われています。

 2月の誕生石にもなっているアメジストは、前にも誠実と心の平和を意味すると書きましたが、ひそかに思っていた相手に自分の気持ちが伝わって恋が成就するというお守りにもなります。熱くなりすぎた恋は冷静にさせるともいいます。人を見抜く力を助け、良い異性との出会いや恋愛を取り持ってくれるとも・・・女性必携の宝石ですね。

 緑色のアベンチュリンは心を落ち着かせ、広い心を持って幸運を招き、繁栄へ導くといいます。

 スモーキブルーのアマゾナイトは、アメリカやブラジルなどでとれます。明るい希望を表わす石で、心にあるマイナス思考や怒りを抑えて、精神を本来の状態へもどすと言われています。頭をすっきりさせ、思考を明晰にします。
 
 黄色のアラゴナイトは、スペインのアラゴン地方で発見されたそうです。人脈の石と言われ、自分の明るい面が出てきます。行動力を高め、考えをプラス思考に導きます。人気運をあげ、接客業や商売をしている人にも良いそうです。

 私も数珠で持っていますが、ピンクのインカローズは、アルゼンチン、ペルー、アメリカ、南アフリカ、メキシコ、オーストラリア、日本の一部の地域でとれます。正式名はロードクロサイトなのですが、かつてのインカ帝国が栄えた、アンデス山脈からとれたので、通称「インカローズ」と呼ばれました。発見されたのは新しく、第二次大戦前くらいだそうです。インカの人々は、「ピンク色のバラの模様をした真珠」として大切にしてきたそうです。バラ色の人生を表わし、
ソウルメイトに会わせるともいわれます。効能は女性ホルモンのバランスを整え、女性らしさを強調してくれるようです。エネルギーを活性化し、憂鬱な気分を吹き飛ばしたり、老化防止になるといいます。愛を象徴し、夢や恋愛のサポートをしてくれます。やはり、女性必携の石ですね。

 恋愛中の方や結婚の近い方や、愛情をふりまく人の中で登頂のオーラの色は、このインカローズのようなピンクをしていることが多いです。

 エンジェライトはやさしい水色で、南米ペルーのナスカ地方でとれ、「天使」のような石でエンジェライトと名付けられました。効果は身の周りの大切なものに気付かせてくれるという「気付きの石」です。人を許す心を持てる石で、同時に深い癒しの石で、弱点やトラウマを克服できます。過去の後悔や自分自身を許すことも助けてくれます。

 オニキスはブラジルなどで、とれます。、通常は黒ですが、ホワイトオニキスという白いものもあるそうです。黒いオニキスは強い信念を表わし、男性が身につけることも多いですね。持ち主を守る効果が強いようで、魔よけの石ともいわれます。骨髄を強化する効果があるともいわれ、スポーツ選手などが身につけていることもあるかもしれません。潜在的なパワーを引き出し、邪念や誘惑を祓い、忍耐力をつけます。安定を保つことから夫婦関係の永続性を保つ石とされています。

 ガーデンクォーツはブラジルなどでとれ、水晶の中にいろいろな鉱物を内包するため様々な色になります。茶色や黒や緑が混じります。クローライト(緑泥石)を内包したタイプもあります。華僑の人々が仕事で身に付けたことから、ビジネスのお守りとされています。土地とつながる力をつけてくれ、地に足をつけるという意味でグランデイングの効果もあります。財運、決断力を高め、マイナスエネルギーから守り、健康長寿に導いてくれます。

 ガーネットは1月の誕生石で、友愛や真実のシンボルと書きました、インド、ブラジル、スリランカ、マダガスカルなどでとれます。日本ではザクロ石と呼ばれ、赤紫のザクロ色から血のような赤、褐色、茶色、オレンジ、黄色と様々です。努力している人をサポートし、結果を出させるといいます。ガーネットは世界各地で神聖な石とされ、若くして広大な土地を遠征して従えた、アレクサンダー大王は、インド産のガーネットを母国に持ち帰ったそうです。古代エジプトでは、特別な彫りをしたガーネットを強力なお守りとしました。中世ヨーロッパでガーネットが一族の結束の象徴となり、ユダヤ教では、祭司が真理の石として、身に付けたといいます。血流をスムーズにし、体内の老廃物の排出を促進し、女性にとっては婦人病の予防と子宮に良い影響を与えるようです。

 カーネリアンはインド、ブラジル、ウルグアイ、インドネシア、アメリカなどから産出されます。赤、褐色、黄色などがあります。ラテン語の「新鮮な肉」という意味だそうです。古代エジプトでは幸運を呼ぶ石として身につけられ、メソポタミアの時代からアクセサリーとして身につけられていたそうです。
 戦士が戦場へ行く時に勇気と勝利のお守りとして、身につけられたとも言われます。イスラム教の創始者マホメットが身に付けた「魔力の石」とか「悟りの石」ともされ、大切にされました。フランスの領土を最大にしたナポレオンが戦場に行く時に八角形のカーネリアンをお守りに身につけていました。効能としては、出血の流れを鎮め、神経痛や肝臓の病気に効果があると信じられていました。権力や勝利を象徴し、人々に勇気や力を与えます。仕事運も高め、人間関係もよくなります。

 サードオニクスは赤やオレンジや黄色と白の縞模様で、ブラジル、ウルグアイ、インド、中国でとれます。夫婦の幸せを守る石です。旧約聖書にも記述があり、夫婦の幸福や結婚運を高め、家族を災難や病気から守ります。

 サンストーンは黄色から赤褐色で、南インド、コンゴ、アメリカのオレゴンなどでとれ、文字通り太陽の石です。暖かく見守ってくれ、自信をつけてくれます。何かを成し遂げたい人に、目標や独創的なアイディアのサポートをしてくれます。

 シトリンは透明な黄色でブラジル、インド、マダガスカル、ロシア、最近ではベトナムなどでとれます。高品質のものは希少価値があって高価とのことです。視神経に良いとのことで、胸腺の不調を改善するとも言われています。太陽には弱くて変色する欠点はありますが、太陽のエネルギーのようなものを与え、幸運に導き、希望を持たせ、商売や仕事にもよく、人に目的意識を与えます。

 スピネルはルビーにも間違えられ、黒色、黒っぽい赤から、ピンク、ブルー、パープル、グリーンと様々な色があります。ミャンマーやスリランカで産出され、石の分析が今のようにされない昔は、ルビーやサファイヤとして流通していたものもありました。効能は生命エネルギーを高め、人を元気にします。事業や仕事にも良い影響を与えるようです。 

 セラフィナイトは「最高位の天使」セラフィムの石で、スモーキーな緑色からグレイです。人と人を結ぶ天使の石で「恋のキューピッドストーン」とも呼ばれ、究極の癒しの石でもあります。ロシアのバイカル湖畔の一部でしかとれません。余談ですが、日本人の一部のDNAはこのロシアのバイカル湖畔の人々と共通しているということを調べて書いたことを思いだしました。病気療養中の精神状態をケアし、神経を休めリラックスしたいときに最適な石です。瞑想にも良いかもしれませんね。

 セレナイトは別名ジプサムで、無色でスモーキーで透明感があります。アメリカやメキシコなどでとれますが、非常に脆く水にも弱いそうです。優しい光で心身を癒します。心に落ち着きを与え、創造力をアップしてくれます。芸術をやる人が持つといいですね。月の女神セレナを語源に持つ繊細な石です。迷いや悩みに向き合わせ、浄化すると言われています。優柔不断を治し、心を落ち着かせ、夢に向かって進ませてくれます。

 非常に長くなったので、後半は次回にします。

 
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
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