不思議な話 その96 アメリカ大統領とUFO情報(2)

 引き続きアメリカ大統領とUFOの話を「ハンガーⅠ」からまとめてみますね。今回はJ.F.ケネディ大統領(任期1961年~1963年)の話からです。

 J.F.ケネディ大統領はソビエト連邦(今のロシア)と東西冷戦と言われた時代に、宇宙開発をして、同時に核戦争の可能性のあったキューバ危機を乗り越えました。1961年11月5日ケネディ大統領はある報告を受けました。ソ連のあるレーダーシステムがUFOを含めた航空機の認識ができなくなるシステムエラーを起こしたというのです。アメリカからの核を積んだミサイルも他国の領空侵犯の航空機もあるいは、未確認の飛行物体も見分けがつかなくなるということですね。当時は、このレーダーの不具合が第3次世界大戦を引き起こす可能性がありました。

 ケネディはCIAの長官のアレン・ダレスと話し合っていたそうです。ダレス氏の話では、アメリカはソ連上空におとり装置を送り込み、ソ連のレーダーを試しているということだったようです。スパイ映画のようなエピソードですが、ケネディは誤解からの戦争を避けるため、ソ連との話し合いを持つ事にしました。1963年11月13日ソ連は無人の宇宙船を打ち上げますが、宇宙船は地球の軌道から抜け出せませんでした。その宇宙船はコスモス21といって、なぜか地球の軌道を回っていました。このままでは、偵察機と思われるので、米ソ間で、国家安全保障覚書を作り、NASAはアメリカの宇宙開発を、CIAにもソ連とUFOに関する情報の共有をするようにケネディ大統領は考え命令しましたが、この命令は実行されませんでした。なぜなら1963年11月22日にケネディ大統領はダラス遊説中に暗殺されてしまったからです。CIAはソ連との情報共有を嫌がっていたそうです。実行犯と思われる人物?は捕まりましたが、暗殺の背後にあるものと理由は今も謎です。一説には暗殺にCIAがからんでいるのではという噂もありますが、真実は今も分かっていません。

 結果的にケネディの暗殺により、ソビエトとアメリカの領空上の飛行物体、およびUFOの情報は、共有されることはありませんでした。その後UFO問題は、領空侵犯級のものが米ソ間で何度も起こり、アメリカとソビエトに危機一髪の危機をもたらしたのだそうです。

 1967年3月16日モンタナ州のマルムストローム空軍基地である事件が起きたそうです。広大な基地の発射場にその上空を赤く光った物体がたくさん飛んだそうです。その未確認の物体は基地の上空のひくいところを飛んでいました。地上に勤務していた軍人の1人が地下の司令部に電話をかけロバート・サラス中尉が電話にでました。サラス中尉は彼の上官に相談しようとしましたが、すべてのミサイルが機能停止となり、ライトが次々に点滅しました。基地では、多くの地上従業員がUFOを目撃し、その直後にミサイルの発射装置が停止したのです。

 この他、ソ連でもアメリカでも、基地を混乱させるUFO事件は何度も起きていました。ウォータゲート事件という政治の盗聴事件で有名になってしまったニクソン大統領(1969年~1974年)の在任中に何度もUFO事件がありました。ニクソン大統領もこうしたUFOが敵国のミサイル攻撃と誤って攻撃されることを恐れたといいます。

 1971年ニクソン大統領とソ連のブレジネフ書記長はこれらの事態(未確認飛行物体が領空を侵犯すること)について、国際協定を結びました。内容は「核戦争の勃発を抑えること」を目的としていています。その協定の中に二国間で、「万一相手国に侵入した未確認飛行物体が、自国のものでない場合、それをすみやかに相手に伝えること」が明確に定義されています。

 この協定により、UFOが両国間の領空に入ってしまった時、2国間で核戦争が引き起こされる脅威は、ずっと小さくなりました。

 ニクソンはアイゼンハワー大統領のころに副大統領をしていたこともあり、UFOについて、他の大統領より多くを知っていたということです。

 1974年にニクソンはその秘密を、友人であった俳優のジャッキー・グリーソンに話しました。ジャッキーとゴルフを楽しんでいた時に彼はニクソンにUFOを初めて見たと話しました。するとその夜ニクソンは友人の俳優宅を1人で訪れたといいます。そして見せたいものがあると言って、ニクソン自ら運転して、シャッキーをホームステッド空軍基地に連れて行きました。ニクソンは友人を基地内の立ち入り禁止区域に案内して、何かの機体の一部が保管されているところを見せて、その後、奥にある冷凍庫のようなガラスケースを友人に見せました。そこには子供の遺体のようなものがあり、ジャッキーがよくみると、それは人間ではなく、宇宙人の遺体だったそうです。ジャッキーは驚き、自宅に帰るとすぐにこのことを妻に話し、3週間ぐらいいつものような食事をとれなかったそうです。そして、宇宙人に関する真実をなぜ一般に公開しないのか、と憤慨していたそうです。これは、あくまで噂なので、真偽のほどは、ニクソンかジャッキー・グリーソン本人にしかわかりません。

 ニクソン大統領は、その後ウォーターゲート事件をマスコミにすっぱ抜かれて、政治生命を断たれてしまいますが、この黒幕がCIAということはないでしょうか?ばらしてはいけないトップシークレットを友人に洩らしたから政治生命が断たれたとしたら、空恐ろしい感じがしますが・・・

 すべての大統領が、UFOに関する情報を知っていたわけではないようで、大統領に当選したら知りたいと思っていた大統領も少なからずいました。次回は比較的近い時代の大統領とUFO情報の関係、そして、次のテーマも考えましょう。

 
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不思議な話 その95 アメリカ大統領とUFO情報

 数回にわたって、アメリカ大統領とUFOの関係について考えましょう。ちなみにイギリスでは、イギリス国防総省 (MOD)を通して、毎年約400件もの目撃例を公開しているそうです。

 それと比較しても、アメリカでは国家単位でUFOの膨大な情報を管理していて、そのほとんどが公開されていないと思われています。最近数十年では、大統領選の候補に必ずぶつけられる質問はUFOの情報公開についての質問です。

 最近「ハンガーⅠ」(Hangar 1)「UFOファイルが眠る場所#5」を見ました。#5のテーマは「アメリカ大統領とUFO」でした。興味深いので、詳しく要約してみましょう。

 番組の最初のお断りでは、「この番組の資料は実際のUFOファイルの調査および記録に基づいています。」というテロップが流れました。わたしも全面的にこの番組の内容を信じているわけではありませんが、とても不思議ですし、面白いと思います。

 資料のもとは、MUFON(Mutual UFO Network) 「相互UFOネットワーク」という世界で一番大きいUFO研究団体からとっています。世界中のUFOの資料七万件のデータを持っているということです。

 ニューヨーク州立大学の人類学者の先生はこの団体に属していて、学生からの要望もあり、UFOの研究を学問として、また正式に大学の研究科目として取り上げた方が良いと主張しているそうです。

 まず、最初は第2次世界大戦中のアメリカの大統領ハリー・S・トルーマン氏の話です。日本に核爆弾を落とすのを決定した大統領として有名ですが、(そのとき次の大統領アイゼンハワー将軍は日本に核を落とすことを反対したという噂があります。)1947年大戦の終戦から2年後、トルーマン大統領の在任中に、あの有名なロズウェル事件が起こりました。やはり、トルーマン大統領かCIAの指示かで、真実は隠ぺいされました。

 1947年の7月4日空軍は最初UFOの目撃という報告をしていました。上層部のしるところとなり、翌日には、観測用の気球のアルミホイルが落ちてあたりに散乱したということにされましたが、目撃者で地元の警察のような人が持ち帰った破片はとてもやわらかく丈夫な金属で、たたいても切りつけても形が崩れなかったという証言がありました。近所の親子による宇宙人の遺体の目撃情報が、確かあったと思います。

 トルーマン大統領の在任中、1952年7月にワシントンDCで何回もUFOの多数の人々の目撃情報がありました。「ワシントン フラップ事件」と呼ばれていますが、記者の質問に対して、トルーマン大統領は多くの人が見ているのにもかかわらず、「軍の会議で(UFOについて)議題に上がったが、報告内容が不十分」ということで、問題にしなかったか言及するのを嫌がった、映像が残っています。ニューヨークタイムズでは、民主党の全国大会の記事をおさえて、UFOの記事が「フライング ソーサー レポート」という題で、空軍が空飛ぶ円盤調査かと、1面に載りました。ホワイトハウス上空でも複数のUFOが目撃され、空軍の戦闘機が出動して、トルーマン大統領自らが撃ち落とせと命令しました。

 ワシントンフラップの目撃者があまりに多く、トルーマンは無視することが出来ずに、1953年1月14日に、調査委員会を設置しました。ロバートソン査問会が設置され、UFO問題が起きた時のその取扱いと対処法を決めました。バックにCIAの機関があり、UFOに対する興味をそぐように国民を教育するとともに、民間のUFO研究団体を監視するように作られた組織だったようです。トルーマン大統領はUFOの隠ぺいを正当化しました。

 1954年大統領は戦後の大統領アイゼンハワー氏は、カリフォルニア州パームスプリングスに休暇で行きました。大統領は5日間狩りをして、夜の午後10時ころ姿を消しました。死んだという誤報まで流れましたが、翌日大統領は160キロも離れたロサンジェルスに現れ、歯がかけたため緊急手術をしたということなのですが、なぜロスなのかとか夜中に歯医者はないだろうとかいろいろな憶測がされました。そして、この時、大統領は実はパームスプリングスのミューロック飛行場(現在のエドワード空軍基地を訪れて、宇宙人と面会していたという噂がたちました。このことは、フランク・エドワーズという人のラジオ番組で流れました。

 アイゼンハワー大統領と、宇宙人とが密約をかわしたのではないかというのです。。その内容は噂の範囲ですが、大統領は、「宇宙人から何らかの技術提供を受けて、その見返りに、宇宙人の基地を置くことを永久的に認めた」ということです。

 長くなったので、続きは次回にしますね。  

不思議な話 その94 中間生とホログラフィック宇宙論 

 臨死体験のまとめを書いてから、今日のテーマに移りましょう。私が体験者から直接あるいは間接的に聞いた話でも、本で読んだものでも、次のような事が共通しているようです。

 ☆死んで知覚がないはずなのに、死の宣告が聞こえる。死亡時刻などを告げる医師の声が聞こえる。身体が空中に浮かぶ感覚や、病室や医師の様子を正確に描写できるほど意識が覚醒していることが多い。☆肉体から抜けたら心が安心するというか、安らいだ平穏な感じがする。☆耳障りなブーンという音がすることもあるが、周囲の人の声や医療用機械の音が聞こえる。☆暗いトンネルや、トンネルのようなチューブの中を通る、遠くに光が見える。あるいは光のチューブを通る。(暗いトンネルのを通る感覚のあとに体外離脱をするような感覚になる場合もあります。)☆死んだ家族や友人やその他の人々に会う。☆光の塊の生命のようなものや、人の形をした光の生命体に出会う。☆自分の過去の人生を早送りの映画のように見る。死ぬ前の人生を振り返る。☆死後の世界と前日の世界の境界線を感じる。(感じない人もいます。呼び戻される感覚になる人もいます。)☆蘇生する。生き返る。

 臨死体験は自殺の場合は、ほとんど起こらないと言われています。事故や病気で一時的に心臓が止まった時に多いのです。また、現世で身体の不自由だった人や、目が見えなかったり、耳が聞こえなかったりしていたのに、臨死体験をすると、不自由だった身体が普通に戻り、目が見え、耳が聞こえるようになった例があるそうです。息を吹き返した後は、身体はもとの状態に戻るそうです。

 次に最近知ったホログラフィック理論では、日本人科学者が、あくまで理論上のことですが、「宇宙はある種のホログラムであること」を理論的に証明したというのです。2012年12月に「私たち人類はコンピューター・シュミレーションの中に創られた宇宙に住んでいるという」という仮説の理論を検証する実験が開始されるという記事が、アメリカのデイリーギャラクシー誌に掲載されました。

 「宇宙ホログラム理論」は、1972年のジェイコブ・ベッケンスタインに次いで、イギリスのオックスフォード大学の哲学教授のニック・ボストロムという学者が、2003年に発表した論文の中で「現在の人類が、コンピューター・シミュレーションの中において生きている可能性」について書きました。まるで、ヒットした映画「マトリックス」の世界のようですね。

 2012年にドイツのボン大学の物理学者シラス・ベアネが、このシュミレーション仮説をテストする方法を開発したのだそうです。「格子ゲージ理論」というそうです。すごく難しくてわからないですが、量子論は時間と空間を区別して論じているそうですが(ミンコフスキー空間)そのミンコフスキー空間を回転させ、ユークリッド空間へ移すと、時間と空間が区別なく?扱うことが出来るそうです。この上で連続的な時空を立体的な格子に区切って計算するそうです。?

 日本人のホログラッフィック理論は京都大学の花田政範氏と筑波大学理学部の百武慶文氏を含む4人で発表されたようです。彼らはプリンストン大学のフアン・マルダセナ教授の仮説(重力は無限に細い振動する弦(げん)から発生する。これらの弦は別の宇宙から来るプロジェクションのただのホログラムであるかもしれない。宇宙は次元がより少なく、そこは全く重力が働いていない。)日本の研究チームはブラックホールモデルに関するものとパラレル宇宙に関するものの2本の論文を発表しているということです。百武氏はブラックホール内部のエネルギーを計算し、その「事象の地平線」の状態、そのエントロピーと弦理論が予定している多くの物象の特性を分析しているのだそうです。もう一つの論文では、ホログラムの源泉である低次元無重力宇宙の内部エネルギーが考えられているそうです。

 簡単にいうと、計算によってこの世は宇宙に投影されているホログラム(3D立体映像)だということがわかったというのです。すべてのものを吸い込むブラックホールは、3D映像を2次元のかたちにしてデータにおとしている情報システムかもしれないのです。この理論に従うと、宇宙はビックバンで光の点だったものが膨張して広がっているのではなくて、限りある空間に2次元情報から映された3次元映像ということになります。そうすると極端にいえば、地球のホログラムが入るだけの空間があれば、事足ります。もっと大きくても太陽系の星星が入るような空間があれば、事足ります。そうすると、太陽の燃え方も何かが調節しているということになります。温度の極めて高い太陽の中に入れる宇宙船があっても可能です。

 この考え方でいくと、太陽系や地球上では、質感があり、その中だけの物理法則に沿って動きますが、その枠外では、その物理法則は適用しなくていいのです。そうすると、生まれ変わりの理由や仕組みのなぞ解きもとても分かりやすくなります。私のこの人生での役割は皆さんの生まれ変わりの3D映像を見たり、調整をしたりするエンジニアのような仕事ということになります。ホログラムの調子を見たり、映画になっているものを変更したりするのを助ける役目をします。中間生はホログラム上の物理法則から抜けて、魂といわれている意識体(本来の自分かもしれません。)に戻るのです。その時に画面が暗くなったり、また明るくなったり、チューブのようなものを通ったりする記憶が残るのでしょうか?

 ここでまた3D映像を再生して感想を言ったり演じ方の研究をするか、肉体を持って体験したことを楽しみます。そして、またホログラム映像の地球に設定した肉体に入って別の人生をやるのです。そのデータはあるところに蓄積され、自分の中にも記録されます。クラウドデータと端末PCデータのようなものでしょうか?皆さんの過去世を見る時は、私の頭の中では平面の映像ではなくてすべてが立体映像で見えるのです。360度の視野があります。ホログラムと同じです。つまり皆さんの過去の情報を再生しているわけです。来世や未来の情報も差し支えないものは再生しているのです。

 私が集中した時に見る電子と陽子と中性子が入れ子状になって回っている、光のひものようなものは、弦理論ホログラフィック理論の3D映像のなにかとあるいは関係があるのでしょうか?登頂に見える六角形の円柱のチューブのようなものも、臨死体験のときにたまに見られる光のチューブのようなものと関係があるのでしょうか?

 伝説でいわれているお釈迦様の見た極小のエネルギーの動きと極大のエネルギーの動きは、このホログラフィック理論と何か関係があるのでしょうか?伝承の通りにお釈迦様が宇宙の構造に気がついたのであれば、この世のものに実体がないという理解にまで至ったかもしれません。私は生粋の仏教徒というわけでもありませんが、「色即是空 空即是色」(実体のあるものは実は、無で、無だと思っていたものに実体がある)という般若心教の一説にも通じるところがあります。たとえホログラフィックだとしても、この世で実体のある私たちは、一所懸命自分の人生を生きるべきだと強く思います。

 次回も何かテーマを探しましょう。 

 

不思議な話 その93 臨死体験と中間生 宇宙論

 臨死体験は、古代から世界中で記録が残っています。日本では古典文学の『今昔物語集』『宇治拾遺物語』などの仏教説話集や『日本往生極楽記』や『日本霊異記』などに臨死体験やあの世のことが書かれています。

 中国の浄土教では死にゆくものが臨終の間際に見たものを書きとめるようにという教えがあったようで、貴重な体験とされていました。日本の浄土宗でも源信の『往生要集』でも、死にゆく者が阿弥陀如来を心に念じれば、光り輝く阿弥陀仏が迎えに来て死にゆく者を極楽に連れて行ってくれると信者は信じていました。

 以前にブログのテーマで書いたチベット仏教の『死者の書』では死に際しての作法が書いてあり、僧は生まれ変わりを助ける為に死者のそばにいます。日本の葬式仏教とは異なり、死んでからではなく、死ぬ瞬間が大切だと説いています。これもブログに書いたエジプトの『死者の書』死んだ後の死者が行くところと、その後どうなるかが書いてあり、後のキリスト教の天国思想に影響を与えました。キリスト教でも、ヨーロッパでは、1000年以前に臨死体験の話や死に瀕した人がいろいろなものを見たという話は、普通に語られていたそうです。

 オーストラリアの先住民であるアボリジニ文化の「ドリーム・タイム(夢時間)」という考え方は、臨死体験に似ていると、人類学者のナンディスワラ・テーロさんという人が言っています。それは人類の精神が死後にいく場所であり、時間も空間もなく、そこを訪れるものは無限の知識に触れることが出来るとされています。白人がオーストラリアに移住して、極めて原始的だと思っていた先住民はとても哲学的な臨死観を持っていましたね。

 世界中で古代の文化から現代まで起こっている不思議な臨死体験の現象について、現代の科学ではいろいろな仮説や解釈があります。けれども、どれも矛盾があるようです。たとえば、脳内で何らかの通常でない現象が起こり幻覚をみているんだという説では、脳内エンドルフィン説というのがあります。臨死体験は、鎮静作用と快感作用を持つ脳内麻薬のエンドルフィンが出て幻覚を見せるのでは、という説ですが、反論として、エンドルフィンの作用は数時間続くと言うのに、臨死体験では無痛なのは数分で、終わると言います。エンドルフィンを注射した場合、患者は疲労感を覚えて心地よくないと言いますが、臨死体験では、大変心地よいそうです。医学の世界では死んだら、終りという世界なのになぜ死んだ後まで、脳内麻薬が出なければならないかという矛盾もあります。

 死にゆく時の、酸素欠乏による幻覚説もありますが、酸素がなくなると、一般的には興奮状態になるというので、心が平穏になる臨死体験は、ちょっと違う気がします。

 パイロットなどが飛行中に大きな重力がかかると、脳への血流が低下して、酸欠状態となり、視野が狭くなる「Gロック」と呼ばれる状態があるそうですが、その時に視覚障害が出て、暗いトンネルのようなものが見えるのではという説があります。臨死体験者のトンネル現象は、「身体から浮かび上がる感じがする」と体験者の共通したものと違いますね。飛行中にも幻覚はあらわれることはあるそうですが、近親者や亡くなった人が迎えに来たというビジョンはないそうです。飛行中の幻覚は意識の喪失や記憶があいまいになるなど、臨死体験とは逆な現象になるようです。臨死体験では、夢などよりもはっきり覚えているそうです。

 血液中の二酸化炭素が増えることによる高炭素症で、臨死体験時の幻覚がみえるという説もあるらしいのですが、やはり、低酸素と同じように、けいれんを起こしたり、意識が混乱したり、興奮したり、臨死体験の心の穏やかさと逆になるようです。

 各宗教の影響かという説もあるのですが、無宗教の人が臨死体験後に信心深くなったり、逆に信仰があった人が特定の宗教の信仰をやめてしまうこともあるようです。臨死体験は、キリスト教の地獄を見たり、審判をうけるということが殆どないようです。

 脳が死ぬ直前に再起動するのではという説がありますが、そうすると、意識不明で一時的に機能を停止した人が意識をとりもどす時に古い記憶を放出するというのですが、個人のもつ記憶を超越して、皆が共通の臨死体験の経験をするのはおかしな事になります。

 私が各過去世の間に中間生を見ているのですが、その場合は生き返らなかった例です。その映像はその中間生の直前の前世に影響されるようです。直前の人生がキリスト教徒の場合は、羽根の生えた天使が迎えに来たりする映像がみえます。まさに臨死体験で人が見たと証言している映像です。中間生に行くのにごくまれにですが、地獄のようなところに行った映像を見せてくれる人がいますが、中間生は地獄や天国はなく、物質のない世界で、自分の前世での価値観で、見ているようです。死後の世界を、死ぬ前に想像していた通りの世界が、バーチャルリアリテイのように現れます。さきほど書いたアボリジニーの臨死体験にそっくりですね。

 臨死体験の説明の一つに、ホログラム仮説といって、宇宙物理学の仮説であるホログラフィック宇宙の説から考えたものがあります。最近は宇宙は膨張しているビックバン説を疑問視する人が多くなって、宇宙は同じ大きさで動かないという定常宇宙論に加えて、ひも理論から発展して、宇宙は1枚のホログラムに似ているという面白い説があります。

 1972年にジェイコブ・D・ベッケンスタインという物理学者が、ブラックホールのエントロピーを考えるのに思いついたそうです。宇宙論は証明しにくいので、ブームがあり、言った者勝ちというところがあります。不思議な説なので調べましょう。確か日本人の研究者がホログラフィック宇宙説の証拠を2012年に発表したということでした。

 長くなったので、新しい宇宙論と中間生、生まれ変わりについて、次回に書きましょう。

 
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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