不思議な話 その131 妖精の伝説(2)

 妖精の伝説は、イングランド・アイルランド・スコットランドに多いですが、北欧を含むヨーロッパ全土にあります。前回のレプリコーンはレプラホーンという呼び名で呼ぶところもあります。

 国の歴史の浅いアメリカでは、もともとは妖精の話は少ないですが、移民が持って来た妖精の伝説はあります。1993年にできたアメリカ映画でのレプリコーンは、悪の妖精にされているのがアメリカらしいと思いました。この映画はアメリカではヒットして、続編が2作出来たようです。

 主演は妖精役をやった小人の俳優さんワーウィック・デイヴィスと若い女性の主人公ジェニファー・アニストンです。ジェニファー・アニストンは私の好きな女優のひとりで、アメリカでは、ブラッド・ピットをめぐって一悶着あったアンジェリーナ・ジョリーより人気があるそうです。ロングヒットドラマの「フレンズ」でも主演をしていました。どんな映画も全力投球の彼女にとってもやや、若気のいたりで恥ずかしい感じの映画かもしれません。全体の出来は駄作っぽいです。B級映画とC級映画の間というところでしょうか?

 あらすじはネタバレになりますが、アイルランドに古くから伝わる妖精レプリコーンが守っている金貨を、アメリカ人の男性が手に入れて、母国アメリカに帰って来たところから映画が始まります。帰宅した家に先に来ていたアイルランドの妖精レプリコーンが、金貨を取り戻すためにアイルランドからアメリカに来たのでした。レプリコーンは男の家で暴れ、彼の奥さんを殺してしまいます。男はレプリコーンと格闘して妖精を木箱に閉じ込め、妖精が苦手な四つ葉のクローバーで木箱を封印してレプリコーンにやられて大けがをします。それから、10年経って、古くなったその家に父親と娘が引っ越してきます。やや知恵遅れの男の人と少年が古い家を塗り替える手伝いに来ます。イケメンの若者も頼まれて家のリフォームを手伝います。

 知恵遅れの男の人が、地下の木箱の封印してあった四つ葉のクローバーを払って下に落としてしまいます。それから、箱のそとに出たレプリコーンは、主人公の女性の足を引っ掻いたり、父親の手にかみついたり、(父親は入院します。)イケメンの若者の足をけがさせたりして、どんどんエスカレートしていきます。パトカーにいた警官が殺されたり、します。少年と知恵遅れの男が金貨を発見し、賢い少年は、金貨を隠します。レプリコーンは100枚の金貨をとりもどす為に4人を襲います。99枚の金貨を返しますが、知恵遅れの男はを金貨の1枚はずみで飲み込んでしまいます。もう1枚の金貨を取り戻そうとレプリコーンは4人を再び襲います。

 主人公の若い女性はレプリコーンが望んでいるのは金だと思い、少年たちに確かめます。そうすると、少年と知恵遅れのおじさんは、虹の足の所に、金貨が埋まっていては掘り出したことを正直に話します。主人公の女性は警察に知らせますが、妖精の話を信じません。もう一人警官がレプリコーンに殺され、皆が発見します。皆はレプリコーンを倒す方法を聞きだそうと、前の持ち主の所に行こうとします。彼は老人施設に入れられていて、レプリコーンにやられたあと、皆に警告と、レプリコーンの弱点の四つ葉のクロバーを知らせて亡くなります。皆で計画してレプリコーンを倒そうとします。最後にオイルをかけて妖精を燃やそうとしますが、レプリコーンは「最後の1枚を必ずとりにくるぞ」と言って、 井戸の中からが声が聞こえました。それっきり姿は見せなくなりました。

 レプリコーンと同じアイルランドの妖精をいくつかあげて、次回に続きを書きましょう。

 「カリアッハ・ヴェーラ」はアイルランドやスコットランドに住む女の妖精で、青く醜い顔をした冬の精なのだそうです。1本の杖を持ち、森や林を歩きまわります。そのとき杖が木に触れると、木の葉がすっかり落ちてしまいます。冬の間ひざしを暗くしたり、雪を運ぶとも言われ、春が来て5月祭のころになると石になります。再び秋が来てハローウィンの頃になると石から息を吹き返して、妖精の姿に戻ります。

 「ガンコナー」はつぎつぎと女性にいいよるので、言い寄り魔と言われています。若い男の姿をして、パイプをくわえて、寂しい場所に現れ、若い女性を口説き、娘が恋心を抱くと、ガンコナーは姿を消してしまう。この為に娘たちはガンコナーのことを恋い焦がれて死んでしまうといいます。ガンコナーは実は老人の姿なのだそうです。

 「クルラホーン」はアイルランドの酒蔵に住む精で、背丈は人間の大人の半分ほど、老人の姿です。赤い帽子をかぶり、革のエプロンをして、靴に銀のバックルがついています。とても酒好きなので、しばしば家の召使と酔っぱらって、主人の酒なのに、家の者が酒蔵に酒をとりにくると、とられないように邪魔をします。酒が漏れている酒樽があると、身を呈して漏れないようにします。

 続きは次回に書きましょう。
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不思議な話 その130 巨人伝説(3)、妖精の伝説

 今日は巨人伝説のまとめとヨーロッパの妖精の伝説の話をしましょう。

 古代の四大文明、古代エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明の他に、第5の古代文明の遺跡が見つかったそうです。その場所は南米の秘境の地、アマゾン川流域にも巨大な文明が眠っていたそうです。これを加えると5大文明になるようです。このアマゾン文明では、巨人の骨が見つかっているそうです。この文明はモホス文明とも言われていて、紀元前200年~300年頃から1200年代後半まで栄えていたといいます。

 ボリビアのモホス大平原には巨人の墓があるそうです。その長さは約5000キロメートル衛星写真により発見されました。1辺数キロメートルの四角い湖で、2万個以上の丘(ロマ)と呼ばれるものがあります。丘の1つから身長2メートルを超える人骨が発見されました。不思議な事に遺伝子は中国の東北部山東省のものと一致したそうです。16世紀のスペイン人の探検記録にも巨大な現地人の集落が多数存在し、1720年の記録でも「道路はまっすぐで広く、綺麗に管理され、1枚の落ち葉も見当たらない。」という報告があったといいます。

 モホス大平原はいたるところに農業の跡があり、雨季には川が氾濫し巨大な湿原ができるので、古代人はマウンド(盛り土の人工島)を作り、そこにコミュニテイを作りました。そのロマ(マウンド)の数は大小2万個もありました。大きなロマは周辺の動物たちの避難所にもなりました。そして、ロマを結ぶ直線道路は5000キロのもなりました。この道をテラプレンと呼び、恐ろしく真っ直ぐな直線でした。あ


 ロマとテラプレンともう一つ、2千個近くもある、不思議な人造湖があります。この湖は、余分な水を取り除く排水溝の水路が作られ、湖の周囲はさらに高く盛り土があり、あまりにも多くの人工湖があり、巨大なアマゾン川の水量を制御するために作られた貯水池でもありました。この人工の正方形の湖は、きちんと北東から南西へ、または、北西から南東に向けられています。

 アメリカインディアンの伝説では、足が毒蛇で、竜の尾をもった人食い巨人の伝説があります。ノルウェーの神話にはイミールという巨人がいました。

 次は妖精の伝説についてです。イングランド、アイルランド、スコットランドはヨーロッパの中でも、妖精の話の多いところです。一番最初は、アイルランドの妖精レプラコーンについてです。レプラコーンは童話『小人の靴や』に登場する小人の妖精です。地中の宝物のありかを知っていて、レプラコーンを上手く捕まえられる人は、黄金のありかを聞くことが出来るはずなのですが、たいていの場合黄金を手に入れることはできません。


 レプラコーンは小さな体の意味で、ルプラホーン、ラバーキン、ルホルバン、とも呼ばれています。この妖精は金(ゴールド)の入った壺を持ち一瞬でも目をそらすと、すぐにいたずらをしかけられ、笑いながら姿を消すと言われています。アイルランド南西部に「レプラコーンに注意」という交通標識があるそうです。

 レプラコーンという妖精は欧米で有名で、アメリカではレプラコーンを捕まえる為の罠をそれぞれ考えてくるのが宿題になったそうです。

 次回はレプラコーンについての映画を見てみましょう。

不思議な話 その129 巨人伝説(2)

 現代の最高身長は確か2メートル70センチぐらいだと思いますが、この場合は末端巨大症の方で、下垂体に腫瘍とうのものができて成長ホルモンが止まらなくなり、身長が伸びて2メートル以上になります。この場合は頭蓋骨の大きさは他の人とあまり変わりません。末端肥大は治療で治るそうですが、他の病気や心臓病などに気を付けた方が良いそうです。

 世界中で発掘された巨人の人骨は、研究者にいわせると、1500例くらいあるようですが、頭の骨が現生人類の1.5倍くらい大きいそうです。あごも大きく、特に下顎には歯が2列生えているそうです。伝説の中では、手足の指が6本あるというのが多いそうです。

 2010年12月にマックス・プランク人類学研究所がイギリスの「ネイチャー」誌に2008年にロシアアルタイ地方のデニソワ洞窟の人骨は、現世人類の遺伝子と異なるミトコンドリアDNAであることを発表しました。つまり、デニソワ人はネアンデルタール人と同じくホモサピエンス(現生人類)と同じ祖先をたどり、80万4000年前に分岐したというのです。そして驚くことに、ネアンデルタール人と現生人類、デニソワ人と現生人類は交配して子供を創った可能性が高いのです。ですから、私たちの遺伝子情報の中に、ネアンデルタール人やデニソワ人の遺伝子が1~2%のほんのわずかですが、入っている可能性があるのです。デニソワ人の痕跡が今一番濃く残っている人種は、メラネシア人で、4~6%の遺伝子
が残っているそうです。中国南部の住人の遺伝子構造の一部が、デニソワ人由来ということもあるそうです。

 デニソワ人はネアンデルタール人よりも今の現生人類よりも大きかったので、その子孫が巨人族と呼ばれたのではという説もありますが、身長が3メートル以上の骨はやはり、デニソワ人にしては大きすぎると思います。ネアンデルタール人とデニソワ人が、ある時期急に絶滅してしまったのも、腑に落ちません。

 巨人の伝説のほうに話を戻しましょう。キリスト教の旧約聖書では、「サムエル記」に屈強な巨人のゴリアテを、羊飼いのダビデがスリング(投石機)ひとつで倒したという物語があります。

 旧約聖書の中では弱者(ダビデ)が、強い者(巨人のゴリアテ)を倒すというありえない勝利の比喩として書かれています。ゴリアテの手足の指は6本で、銅の鎧をつけ、剣と槍を持っていました。貧しい羊飼いのダビデは巨人討伐を命じたサウル王から鎧を与えようかという申し出を断って投石機と知恵だけで、巨人に立ち向かいます。彼は巨人の弱点の目を襲って勝利します。小さいダビデはすばしっこかったのでしょう。

 キリスト教の「創世記」では、ノアの方舟のもっと前に、神の子らと人間の娘たちの間に生まれた巨人「ネフィリム」がいます。

 ギリシャ神話では、ガイアの子供たちの巨人は4つの部族います。ヘカトンケイル族(50の頭、100の手の巨人)と、キュクロープス族(サイクロプス族キュプロス族ともいう)ゼウスの前の時代の神、タイターン神族、ギガス族(ジャイアントの語源になった)不死に近い巨人がいます。キュプロスは一つ目の巨人で、人食い巨人です。

 その他、アルビオン海神ポセイドンと正妻アンピトリテの間に生まれた巨人、大地を支える巨人アトラスなどがいます。
 
 巨人は知能が低く乱暴なイメージと、賢く友好的だったり超古代の生き残りだったりする話もあります。多くの巨人伝説は、古い時代の神の信仰が残って形を変えたものだとも言われています。

 続きは次回にします。

不思議な話 その128 巨人伝説(1)

 数回にわたって、巨人伝説を調べてみましょう。「進撃の巨人」が大ヒットしましたが、世界各国にある巨人伝説を参考に物語ができているかもしれません。

 巨人伝説は、古くは旧約聖書から、ギリシャ神話、北欧神話、エスキモーの伝説、中国の神話、日本のダイダラボッチ、妖怪などの巨人伝説や民話、インドの不思議な叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する巨人、アメリカインディアンの民話など、その他数多くあります。

 最初は、オーパーツとも言える世界各地で発見されている巨大な人骨が、私は本物か偽物かは見ていないので、分かりませんが、発見の歴史を見てみましょう。多くの考古学者は否定する人が多いようです。というのは、「ダーウィンの進化論」が正しいかどうかは別として、「進化論」に矛盾するから、否定する人々がおおいのです。

 1833年、アメリカのカリフォルニア州ランポック・ランチョンという所で、れき岩層から巨大な人骨が発見されました。推定身長3メートル60センチ、絵の描いている貝殻や文字の刻まれている石のかけらや大きな石斧もあったということです。

 1869年、アメリカのニューヨーク州カーディフのある農場で、井戸掘りの最中に、3メートル16センチの巨人のミイラが発見されたということです。

 1891年アリゾナ州で巨人の墓が見つかりました。長さ4メートル近い花崗岩のひつぎで、中に3メートル60センチのミイラが収められていたそうです。

 先日、アメリカの番組の「伝説の巨人をさがせ」(Seach for the lost giant)#2を見ました。要約すると、マサチューセッツ州アッシュフィールドに住む2人の兄弟ジム・ビエラとビル・ビエラは何十年も前から、個人的に巨人の研究をしています。その調査についての番組です。

 彼らはマサチューセッツ州オザーク山地で、チェロキー族を初め、ショショリ族やチョクトー族などのたくさんのアメリカインディアンの巨人の伝説を調べました。そして、1933年のビリー・ハーマンという16歳の少年が、インディアンの古い時代の矢じりを見つける為に、パケッツ洞窟に入って巨人の骨を見つけたという話を調査するために、少年が巨大な人骨を見つけた洞窟に再び入りました。

 ビリー少年が見つけた人骨は、身長が2メートル40センチあり、現代の現生人類の背の高い人と違って、頭蓋骨が今の人間の1・5倍くらいあります。この人骨はオザーク巨人と名づけられたそうです。当時の新聞記事によれば、下あごの歯が2列ありました。(これも今の人類と違う所ですね。)新聞によるとビリー・ハーマン少年は地元のR・C・パーカー医師に鑑定をしてもらい、医師の協力で骨が集められて、復元されました。その骨はしばらくパーカー医師の診療所にかざってあったのですが、新聞記事を見たスミソニアン博物館の人が調査したいというので、そちらに送ったということでした。ところが、骨はそれっきり誰の目にもふれませんでした。

 余談ですが、その番組では触れていませんが、1846年に設立されたスミソニアン博物館は、20世紀の初めに「人類進化理論」を守るためといって、土地開発などで、米国各地で見つかった巨人の骨格標本を数万点を集めてから廃棄した疑いがあって、そのことを示す書類が出てきたそうです。アメリカの最高裁判所が長い審理の末、「古典文献や経典に語られる巨人族の痕跡は人類の誕生と発展に関する伝統的理論を守る為だけに無残に廃棄された。事実と理論がそごをきたした時、彼らは考え直すこともなく、また、単に隠すことも無く隠滅したのだ。」と結論を下しましたが、あとのまつりで、骨は元には戻りませんでした。スミソニアン博物館は裁判の間長く否定していましたが、一部の職員が、証拠隠滅を認め、盗まれた大たい骨が1・3メートルもある物を、証拠として提出しました。この骨はこれを盗んだというか保護した、スミソニアンの上級職員の手元に大切に保管され、日の目をみました。裁判所の決定で、指定された書類を2015年のうちに公開し公表する義務を負ったのですが、まだ実行されていないようですね。何らかの陰謀が関わっているのかもしれませんね。スミソニアン博物館の研究員は、なんと愚かなことをしたのでしょうか?

 パーカー少年の話に戻りますと、彼の発見した巨人の骨もやはり、スミソニアン博物館に壊されてどこかに埋められてしまったのでしょうか?

 番組でジムとビルの兄弟がさらに、パーカー少年が70年前に人骨をみつけたあたりを探すと1本の切歯をみつけました。その糸切り歯は今の人間の頭蓋骨には大きすぎました。兄弟は知り合いの歯科医にその歯を見せたところ、確かに大きすぎますが、形は人間の切歯だということでした。

 次回はさらに巨人についての面白い話を書きましょう。



 

不思議な話 その127 月の不思議 (3)

 ひき続き月についてです。月は不思議な事に、月と太陽の大きさの比が1:400です。そして地球から月と太陽の距離の比も1:400なので、地球の地上からは、ほぼ同じ大きさにみえるそうです。偶然できたにしては不思議すぎますね。誰かが計画して配置したとかいうことはないでしょうか・・・

 英語のブルームーンは普通ではありえないものの意味です。月2回の満月が珍しいからブルームーンと言ったというのは、後からの俗説のようで、ブルームーンの語源は、400年くらい前からあって、馬鹿げているといった意味だそうです。月が青くなるなんてありえない馬鹿げた話だという意味です。

 また、初夏の高度の低い月は赤く見え、英語で、ストロベリームーンという言葉もあるそうです。

 月の模様は日本ではうさぎがモチをついている姿に見えるとよく言われますが、この話は中国から来たかもしれませんね。かぐや姫の話も日本では奈良時代か平安時代の日本各地にちらばった民話を「竹取物語」として書かれたものですが、これも話が中国から伝わって来たのではという説があります。

 お話のあらすじは、太い竹の節が光り輝いていて、お爺さんがその竹を切ると、中から小さい女の赤ん坊が出てくる話です。その赤ん坊はみるみる大きくなり美しくなって、身分の高い貴族の男性たちが、嫁にしようと押しかけますが、かぐや姫が到底実行することのできない難題を出して皆失敗するか模造品をもってきたりします。皇子が彼女の結婚相手になるのですが、かぐや姫は育てのおじいさんとおばあさんに自分は月から来て、月に帰らなければいけないと泣きながら話します、満月の夜に、皇子は軍勢を出して彼女を守りますが、天から乗り物に乗って来た天女や異形の者たちにかぐや姫は連れて行かれるという話です。この話から、実話を元にしたのなら、かぐや姫宇宙人説というのもあります。

 月の模様の続きですが、ヨーロッパでは月に住む男の顔や女の顔、ギリシャ神話では、見ると石にされると言われたメデューサの首、とか、北欧では天秤棒を持つこどもたち、ポーランドでは、月に昇った魔術師等があります。南ヨーロッパでは、カニ、アラビアではライオン、アジアの地域によっては、桶と天秤棒を担いだ娘、中国の漢民族では、ヒキガエルやウサギ、アジア、アイヌ地域では手桶を持って立たされている怠け者、北アメリカの先住民インディアンでは、農具を持つ男、マヤではほら貝の殻をもった老人などがあります。

 日本の神道から月を考えると、前に書いたように、アマテラスオオミカミが元々は、太陽神ではなくて、月の神ではなかったかという説があります。(『古代日本の月信仰と再生思想』三浦茂久H20年)それによると、 『万葉集』でも「ひさかたの天照る月」という表現が3首以上出てくるそうです。伊勢神宮の周辺には月神をまつる神社が密集しているそうです。伊勢神宮のご神体はヤマタの鏡で銅鏡です。この銅鏡はアマテラスオオミカミの憑り代(よりしろ)・・・神がおりてくるもの・・・とされています。

 『万葉集』でも銅鏡、特に白銅鏡(ますみのかがみ)は月の象徴としても扱われています。各神社のご神体は鏡の所が多いですね、銅鏡は月のシンボルにされていました。鏡は光を反射するので、形がまるいと、太陽からの光を反射する月のイメージです。
この銅鏡は歴史も古くいろいろなタイプのものや話にちなんだものがあります。

 長くなったので次回にしましょう
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
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