不思議な話 その195 死後の世界と前世、過去世

量子力学の世界では、死後の世界は理論的にありえるという研究がありました。アメリカのノースカロライナ州、ウェイク・フォレスト医科大学の量子物理学者ロバート・ランザ教授は、量子物理学の世界では、理論的には「死の世界」が存在すると言っています。意識中心主義の観点から、私達が死だと思っているものは、人間の意識が作り出した幻影だそうです。そうすると、死は私達が考えているような終着点ではなく、輪廻転生という考え方も証明できるかもしれません。

生命は私達が考えるような一列に並んだ存在でなく、それを超越したものと言えるそうです。私達が認識している空間と時間は、心の手段で、空間と時間が精神の構造物(精神、心が作り出したもの)であることが受け入れられれば、死や不死の考え方は空間や線上などの境界はなく、無限に存在するということになり、パラレルワールドの存在が可能となります。また、空間と時間が精神の構造物というのは、仏教の「色 即 是 空・空 即 是 色」(形あるものは本当は、無であり、無のものは、形がある。)の考え方にも近いような気がします。また、人生を3Dの立体映像に例えると空間を共有して各人の人生が畳み込まれていて、いろいろな人生のバージョンが存在する という考え方も有りかなと思います。

輪廻転生に関する女性考古学者の話です。ドロシー・イーディは1904年~1981年まで、77歳で亡くなった実在の女性です。3歳の時、ロンドンに住んでいたドロシー・イーディは階段から転落し、意識不明の状態になりました。駆けつけた医師により、一度死亡と宣告されますが、すぐに息を吹き返します。いわゆる、臨死体験ですね。このことがきっかけで、子供の頃の彼女は、毎晩同じ夢を見るようになったそうです。その夢の中では、果実のなった林がたくさんある庭と石の柱がたくさんある建物がよく出てきたそうです。両親に何度否定されても、子供のころのドロシーは夢の中に出てくる世界が自分の故郷だと言いはりました。

4歳になり、大英博物館を両親と訪れたドロシーは、そこで、エジプト展を見ます。彼女はガラスケースに入ったミイラのそばから離れなくなり、「この人達は私の仲間なのと」言い張るようになりました。普通のこどもはミイラは人間の死んだ姿で、干からびているので、見るのを怖がりますね。私も、子供の頃はミイラを見るのは怖かったです。おとなになってもミイラを見ていい気持ちはしません。ところが、ドロシーは変わったことを話し、両親を困らせたのです。そんなことがあってから、数ヶ月後、ドロシーは父親の買ってきた百科事典のロゼッタストーンの項目を読んで、自分は碑文の言語を知っていると言ったのです。

7歳になると、雑誌に掲載された古代エジプトの写真に、アビュドスにあるセティ1世の神殿を見つけて、彼女は、ここが家で住んでいたと主張し始めます。遺跡なので、まるで、遺跡になる前を知っていたように、どうして建物がこわれているのか、とか庭はどこへいったのかと尋ねたそうです。

成長するにつれて、ドロシーは、自分が過去の人生で、古代エジプト人だったという確信にとりつかれるようになりました。輪廻転生を研究する会に参加するようになりました。集会の知識だけでは満足行かないドロシーは、十代前半からいてもたってもいられず、エジプト学を学ぶようになりました。古代エジプトの美術研究家ウォーリス・バッジはドロシーにヒエログリフを教えました。

ドロシーは、27歳になった時、若いエジプト人の教師と出会い、恋に落ちました。そして、荷物をまとめて、彼とエジプトに向かい、エジプトに着くと、親に結婚を報告しました。エジプトに住んでからも、ドロシーは、古代エジプトにしか興味を持ちませんでした。彼女はカイロに住みたいという夫に反発して、夫婦関係が悪くなりました。彼女は、ピラミッドの見える場所に、住みたいと主張しました。間もなく夫婦には男の子が生まれましたが、彼女は夫の意志を聞かないで、子供に「セティと名付けました。セティという名前は、紀元前1300年頃の題19王朝の戦士として有名な王、セティ1世と同じ名前でした。これ以降ドロシーは、研究者仲間からオンム・セティ(これはセティの母という意味)と呼ばれました。

この後更に不思議なことが起こりますが、後半は次回に書きます。
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不思議な話 その194パラレルワールド(2)

パラレルワールドはある世界から枝分かれのように分岐し、それに並行して存在するという概念の別の世界をさすそうです。SF小説やドラマ、アニメ、映画などで、このテーマがとりあげられることがあります。人は常に何かを選んでいたり、決定を求められることがあります。「もし、別の選択をしていたら?」とか「もう一つの現実が存在していたら?」という想像から生まれたのかもしれません。タイムトラベルを題材にした話で、タイムトラベラーが過去にもどって、未来を変えてしまうと、変える前の世界と並行して、パラレルワールドが新しく出来ます。

前回のドラマ「フラッシュ」のシーズン1では、フラッシュの誕生ストーリーが描かれていて、話の軸がフラッシュ対リバースフラッシュとなっていて、やはり、超スピードの能力を持っています。それを使って未来から来たイオバード・ソーンが、スターラボを創設した物理学者ハリソン・ウェルズ博士を殺して、その博士の外見に成り代わって、粒子加速器の事故で車椅子になった博士 を演じます。スターラボのスタッフの皆は博士本人だと思い、協力します。博士に化けている、リバースフラッシュことイオバード・ソーンは車椅子でスピードのエネルギーをチャージしているようです。博士は未来から持ってきた人工知能に未来のニュースのようなものを聞いて未来が変更していないか、時々確かめます。その人工知能は並行世界 を見ることが出来るのでしょうか?

ウェルズ博士は、表面上は主人公バリーの能力を高めることに協力して、バリーが、メタヒューマンと戦うときの、良き指導者になりますが、実は過去にタイムトラベルした時の恐ろしい秘密があったのです。それはシーズン2で明らかになるのですが、子供の頃のバリーの目の前で、バリーのお母さんを殺すという仏教で言うところの「因果」の「因」を作ります。その因(原因)を作った理由はお母さんをなくすトラウマを与え、バリーを殺すかフラッシュにしないように計画したことです。バリーがフラシュになるのが、「果」(結果)です。

ストーリーはとても複雑です。そのイオバード・ソーンという未来人は、バリーが好意を持っている、姉と弟のように育ったアイリス・ウェストの恋人エディ・ソーンの子孫です。イオバード・ソーンは過去に何回も過去に行ってエネルギーを使いすぎたのか、タイム・トラベルの動力源であるスピードフォースを失って未来に戻れなくなります。未来に戻るワームホールを作るためには、フラッシュと粒子加速器が必要なため、バリーの時代2020年に粒子加速器を発明します。ここでもう、イオバードの未来からすると過去の出来事を変えているように思うのですが・・・もともと粒子加速器が爆発した原因は、イオバード・ソーンが未来に粒子加速器を発明するハリソン・ウェルズ博士の知識と外見を吸い取って、無理やり早い時代に加速器を発明したことによる、パラドックス(タイムトラベルの矛盾)から加速器爆発が起こり、バリーがその爆発と薬品の影響で、超高速フラッシュになってしまったのです。

主人公はイオバード・ソーンの悪巧みに悩ませられ、過去に戻りますが、母親の問題を解決できません。シーズン2でソーンの先祖エディ・ソーンが自分の子孫がリバース・フラッシュだったことを知り、英雄的行為で、自死を決めて自動的に未来のリバース・フラッシュは生まれてこないことになり、この問題は、この世界では解決します。

その後、シーズン2で、ゾーンという超高速の悪者がパラレルワールドとこの世界の裂け目を壊して、バリーの世界に来ます。ズームはタイム・パラドックスで出来た、アース2という同じ世界のようにみえますが、微妙に違う時間軸の世界からやって来ます。アース2では、フラッシュであるバリーがいる世界と外見は同じような人間が存在しています。それをドッペルゲンガーと呼びます。悪役だったソーンが化けていたハリソン・ウェルズ博士の本物のドッペルゲンガーがいます。アース2では、各登場人物、バリーやアイリス、技術専門のシスコ・ラモン、生物工学のケイトリン・スノウのドッペルゲンガーがいて、今のアース1で良い人だから、良い人というわけでなく悪いこともします。アース2ではバリーは能力はなく、気の弱い科学捜査官です。憧れのアイリスと結婚しています。シスコとケイトリンは悪いメタヒューマンです。前に書いたように、ズームに誘拐された高校生のウェルズ博士の娘を助けに、バリーたちはアース2の地球に行って、そこで、ズームにやっつけられたり、ズームの手下と戦います。シスコは超能力が現れ、未来透視と時間軸の裂け目を開ける力に目覚めます。

こうして、バリーの仲間は娘さんを助け出し、アース1に帰ります。アース2でのフラッシュはその能力をなくし、良いもんのふりをしてアース1に来てバリーのスピードを盗もうとします。ケイトリンとも恋愛しますが、実は、ズームだということがバレてアース2に逃げて帰ります。その後アイリスの生き別れになっていた弟がズームの人質となり、養父のためとその息子を助ける為に、主人公は自分のスピードをゾーンに差し出します。弱くなったバリーはズームの送り込んだ手下にぼこぼこにされますが、皆の協力で戦い、最後にはズームの正体が分かり、ズームはアース1に来てやりたい放題となり、世界を支配しようとするのですが、皆でそれを阻み、ズームは神のような存在であるスピードフォースから使わされた死神に捕まえられて連れて行かれます。きっと宇宙の秩序をこわしたから、連れて行かれたのだと思います。

シーズン2の終わりで、バリーは母親への執着から、死ぬはずの母親をリーバースフラッシュから助けてしまいます。ここで矛盾していると感じたのは、イオバード・ソーン(リバース・フラッシュ)が消えたのになぜ、母親が殺された事実が消えないのか?という疑問が残ります。バリーがわざわざ助けなくても、事件は起こらなかった、とはならないのでしょうか?あまりにも筋が複雑すぎて、書き手が矛盾点を見落としたのでしょうか?シーズン3は、バリーが過去を変えさらにめちゃくちゃな世界が展開しそうです。物理の理論も踏まえているのかとても面白いドラマで、今後も目が離せません

さて、物理学の世界では、1957年に当時プリンストン大学の大学院生だったヒュー・エヴェレットが「多世界解釈」論を発表しました。プライス・デヴィットは、エヴェレットの論文に、世界の刻々と分岐している概念を付け加えて、「多世界解釈」と名付けました。少し難しそうですが、量子のもつれによりそれに相関した多数の分岐を相対状態としての波動関数において述べている(ウィキペディアから)?そうですが、それらの分岐同士はお互いに干渉できないまま常に並存して存在している。観察者のうち一つの分岐の主観では、それと相関した分岐のみが観測可能な世界であって、相関していない他の分岐は観測できないということです。私たちには別の分岐は見られないということでしょうか?

宇宙は収縮と膨張を永遠に繰り返しているという考えに基づくと、ビッグバンの前には、もう一つの古い宇宙があって、それが極小に収縮してから、爆発的に膨張して、この宇宙ができたのだと言う説があります。私が想像すると、呼吸の肺胞の膨らみのようなものなのか?あるいは、破れない風船が膨らんだり、縮んだりしているようなものなのでしょうか?その研究によると、初期の宇宙は、宇宙全体の構造から、原子、電子、粒子レベルまで、同じような法則が働いているそうです。極小から最大まで、全てのスケールで同じ動作をしているという考え方を「コンフォーマルシンメトリー」と言うそうです。私がふと思うに、それは、お釈迦様の悟りの考え方にも似ているのではないでしょうか?

もう一つ、古代の哲学者や科学者が考えた、「反地球」という考え方があります。「太陽をはさんで、地球のちょうど反対側に地球とそっくりな惑星があり、地球からは観測できない。その惑星の公転周期や軌道や位置が違うほかは、地球と全く同じなので、常に太陽の向こう側に位置して、決して地球から見ることは出来ない」(ウィキペディアから)というのです。

この考え方を持ったのは、古代ギリシャのピタゴラス学派のフィロラオスでした。彼は宇宙の中心は太陽でなく仮想の火、中心火だとしました。彼は中心の火のバランスとして、もう一つの地球、反地球が必要だと考えました。当時は地球も、反地球も平面だと考えられていました。地球以外の天体はエーテル体で、質量はないと考えられていました。今の宇宙ホログラム論を思い出させる考えですね。もちろんこの考えは、現代天文学では否定されましたが、SF小説や、アニメ、映画、ドラマなどには、このアイディアが使われることがあって、興味深いです。

次回は、多世界的に解釈した死後の世界や、過去世について書きましょう。

不思議な話 その193 パラレルワールド(1)

海外ドラマ『ザ・フラッシュ』のシーズン1とシーズン2を、一気に見ました。今回はそのドラマの話の筋中心ではなく、その中のコンセプト「パラレルワールド・多元地球論」です。アメリカン・コミックファン(DCコミックファン)の方や海外ドラマ好き の方は、私より詳しいと思います。このフラッシュは世界最速の男で、マッハで走り、まれに光より早く走るのでしょうか?その速さでタイムトラベル出来ます。同じアメコミの『アロー』弓の名手のヒーローの登場する超人的なスピードの持ち主、バリー・アレン(フラッシュ)が主演となったスピンオフドラマで、北米では2014年から日本では今年2016年5月に放送されました。ドラマでは、彼を脅かす他の最速の悪者、リバース・フラッシュや、ゾーンという最速の男が出てきます。このゾーンは我々の(フラッシュの)暮らしている、今の地球ではなく、別の地球、アース2に住んでいました。

なぜ、話の中で主人公のバリー・アレンが最速になったかというと、ややネタバレを含みますが、子供の頃、母親を超常的な、分からない存在に殺されてしまい、その場にいて気絶していた医者の父親が無実の罪で投獄されてしまいます。その事件の担当だったジョー・ウェスト刑事によって引き取られ育てられます。バリーは、刑事の娘と一緒に育てられます。養父から愛情を与えられ、成人したバリーはセントラルシティ警察の科学捜査班に入り、コールドケース(未解決事件)や超常現象、を最先端科学で捜査しようとします。お母さんの死から14年たったある日、バリーはハリソン・ウェルズ博士の研究所の粒子加速器の爆発事故に巻き込まれます。加速器から発生した高電圧の雷に撃たれ、化学薬品も浴びてしまいます。9ヶ月の昏睡状態から目覚めると、バリーは超人的なスピードを身に着けます。加速器の設計者のウェルズ博士から「メタヒューマン」になってしまった、と言われます。バリーのように特殊能力を持った人は彼だけでなく、大抵のメタ・ヒューマンは悪いことをします。バリーはメタヒューマンからセントラル・シティを守るためにその超人的なスピードを用いて、身を捧げて、危機と立ち向かいます。バリーは早く走れ、動けるだけでなく、怪我をした体の部位の回復能力も大変早くなります。まるで、不死身のような体になりました。

メタヒューマンを倒しているうちに、アース2からやって来た奇妙な格好のバリーとは顔の違うフラッシュと極悪なゾーンというダースベイダーの高速版のようなゾーンという最速な男と対決します。アースは2、3、4、5・・・と無限に続いているようです。フラッシュ達研究所の仲間は、アース2の本物の博士の、娘を救うために次元の裂け目を通ってアース2に行きます。そこの世界は、現実の地球アース1と微妙に異なる世界で、いい人がメタヒューマンの悪者になっていたり、職業が違っていたり、人間関係が異なっていたりします。

このドラマでは、2つの科学的なテーマがあって、タイムトラベルによる矛盾タイムパラドックス、「過去にもどって自分の先祖を殺したら自分は消滅するのか?」とか、過去の事実を変えてしまうと現在や未来はどうなるのか?というテーマの答えが描かれています。もう一つのテーマ、変更した過去によって生み出されたパラレルワールドがもともと存在していた並行世界があるという考え方をドラマの上で描いています。アメコミの有名なヒーロ(アローとかその仲間のメタヒューマン)が出てきたり、シーズン3ではスーパーマンやスーパーガールが変わった設定で出てくるかもしれません。

話をパラレルワールドに戻します。次回は私にとっても難しいですが、物理学の理論での、他世界解釈やSF的ですが古代からある反地球の考え方、パラレルワールドについて考えます。

不思議な話 その192 生態系の破壊を食い止めよう。「 The 11th Hour 」(3)  

環境問題を真面目に扱ったディカプリオの映画のまとめです。この映画の中で、ディカプリオは、何億年と進化してきた生態系が、近年破綻をきたしている原因は、産業革命以降の工業文明が生態系に回復不能のダメージを与えた、と言っています。彼はさらに、「その影響は最近ひどくなってきて、温暖化との30年の戦いに敗れた。人間の環境問題への無関心が変化を阻んでいる。最大の生態系破壊兵器は、企業のグローバル化だ。人間の文明には、常に『欲』がつきまとってきた。企業が現代の支配機関となり、欲をシステム化している。それが、地球の環境を滅ぼそうとしている。生態系である、海や山や川などの自然には、財産権がないため、人間に売買され、破壊され分割される。人間は地球の生態系に破壊的な打撃を与えてきた。自然界の発する警告に背を向けた。政治や企業のリーダーたちも膨大な科学的証拠を無視し、それが解決を難しくしている。今は環境の時代だ。未来はどうなるだろう。アメリカは世界最大のゴミ排出国だ。もし意識の転換を図らねば、持続可能な世界は間に合うだろうか?地球上を一掃する破壊力は人間の作った問題の根が人間なら、解決の基盤にもなれる。すべての生物を大切にする設計として、廃棄物ゼロを目指したらどうだろうか?樹木は酸素を吐き、CO2を吸収して、窒素を分解し、水をため、数百種の生物が住み、太陽エネルギーを蓄積し、糖類を生成し、気候を作り、自己再生してくれる。もし、そんな機能の建物が作れたらどうだろうか?森林の機能を持つビルは、光合成をするビルはどうだろうか?地球の持つエネルギーで、建物は三分の一ものエネルギーを消費する。建物もちょっとした技術で驚くべき省エネの効果が出せる。」

「太陽、風力、バイオマスなどの持続可能なエネルギー、これらの市場での割合を高め、転換を推し進めてはどうだろう。すべての使い捨てをやめ、リサイクルが徹底されれば、経済は期限切れまでに再生できるかもしれない。アメリカのほぼすべてのインフラの変化は、連邦政府が推進してきた。今後石油からの転換を図るには、石油が自由市場を動かしているという幻想をなくすことだ。今後は経済の許す範囲で代替エネルギーへの奨励金を与えて行くことだ。豊かで、安いクリーンエネルギーがなければ、エネルギー問題は解決できない。太陽エネルギー、水力発電、風力発電、波による発電、地熱発電を使うべきだ。どうやって環境を守るかという案として環境汚染者や企業から税を徴収する汚染者負担制度もいい。石油一辺倒から脱却すれば、莫大な金がメディアやハイテク企業に流れる。環境への取り組みは雇用や経済にもいい影響がある。」と言っています。

また、この映画では、「エネルギービジネスの実態が、談合から自由競争に変われば、そして、公害型と無公害型になれば、間違いなく無公害型が勝つだろう。問題は『如何に人間が生き方を変えるか』だ。大量消費に基づく生き方はやめようということだ。市場や商品やコマーシャルに振り回されるのは、やめたほうがいい。アイデンティティの基本は、大きな家や車や高価な生活ではなく、地元の産物を楽しみ、時間に余裕を持つことだ。物質は時間泥棒だ。物を買うために働くと、生活が物の為に縛られる。もう一つの大事な要素は賢さで、賢く消費することだ。倹約は貧しさのことではなくて、資源を賢く使うことだ。産業革命は自然を資源に変えたが、実は資源は無限ではない。今は滅亡の瀬戸際、イレブンアワーの11時59分59秒だ。地球を救える物が2つある。一つは、自然への思いやり、生き物への寛大さで、もう一つは自分の住んでいる場所を愛せるようにすることだ。かつて、環境保護は小さな運動だった。今や何百万人もが行動を起こし持続可能な社会の基盤作りをしている。地球温暖化が進み、惨事が起こるに連れて、環境保護は多くの人々の問題となった。国民、消費者、有権者として、我々には環境保護を政策に組み入れる力がある。生活スタイルにも取り入れられる、人類史の重大な局面で、産業革命や文明の自然へ与えたダメージの修復こそ、我々の使命だ。人類は如何に意識的に進化すべきか、その答えがこの青い星を次の世代の為に守っていくかにかかっている。」と、この映画は強く訴えています。

この映画を見てきれいな自然の映像と環境破壊のショッキングな映像に驚きました。内容はとてもショックで現実をつきつけられて恐ろしい感じもありました。この映画の女性監督レイラ・コナーズ・ピータソンはなぜこの映画を撮ろうと思ったかという質問に、メディアの持つ力で世界を変えようと思ったと言っています。政治問題、人権問題、環境問題と創設したメディアで取り上げているうちに、ディカプリオとコラボして映画をつくることを考えついたそうです。彼女は地球温暖化の問題がクローズアップされる10数年前からこの問題に警鐘を鳴らしている人々、科学者や、政治家や環境活動家の意見を取り上げて出演してもらいました。そして、この地球の未来、人類の未来をみんなで想像し、描いてみたらどうなるかをやってみたかったので、映画を作ったそうです。

私の考える未来の地球環境は、まず、温暖化の影響で気候の変化が前の時代よりも不安定になり、災害もやや増えるかもしれないと思います。そして、海水の水位が上昇し、各国の海岸線が今と少し変わります。そのあと、地球がやや冷えてくるかもしれないと思っています。いわゆる小氷期ですね。太陽の影響の小氷期は止められないとしても、温暖化は人間の力で、弱めることが出来るかもしれません。後の人たちの為に協力して住みやすい環境を残してゆきたいものです。

次回また新しいテーマで書きましょう。
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

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