不思議な話 その221 夢の中でのテレパシー受信。


特別なテレパシーの能力がなくても、無意識状態となる夢のなかで、テレパシーを送ると、多くの人は、そのメッセージを受信しているかもしれないという話です。

「Collective Evolution」というアメリカのニュースサイト(2016年2月8日)によると、1960年代、アメリカの精神科医のモンターニュ・ユルマン氏とセイブルック大学の心理学者スタンリー・クリップナー氏が、「覚醒中の人が睡眠中の人に、自分の思考を送ることで、睡眠者の夢の内容に影響を与えることを実験で証明していたそうです。

その実験で、テレパシーの「送信者」と「受信者」の被験者達が、面会を短時間ですませて、「受信者」は別の個室で眠りにつきます。「送信者」は、何枚もの絵を見るように指示され、それを眠っている「受信者」にテレパシーで、伝えるようにします。眠っていた受信者がレム睡眠の兆候を見せたら、実験者によって起こされて、どんな夢を見たか夢の内容を語ります。

その結果は、送信者がエドガー・ドガの『舞台のバレー稽古』の絵を見せられると、そのイメージを寝ている受信者にテレパシーで送った所、受信者は起きてから、「少女達のバレー稽古風景の夢」を見たというのです。受信者は「6人くらいの少女達が教室に集まって、その中の1人の少女が、私と一緒に踊ろうとした。」と言いました。ドガの絵にみられる構図を夢で見ていたわけです。

1970年3月15日、アメリカのコンサートで、フォークバンド「ホーリー・モーダル・ラウンダーズ」のコンサートで、聴衆を送信者にした大規模なテレパシー実験が行われたそうです。(60年代、70年代は超能力の実験が真剣に行われたのですね。)バンドの演奏中、メディアアーテストのジーン・ミレー氏が指導して、コンサート会場のスクリーンに6枚の絵、鷲と鷲の巣作り、フェニックス、などその他数十種類の鳥の画像が映し出されました。聴衆は、これらの画像を、コンサート会場から、100マイル(約160キロメートル)圏内の5人の受信者に送信しました。受信者達は、ちょうど、コンサート会場から送信が始まった12時以後に見た夢を記録するように指示されました。

実験の結果は、3人の受信者は鳥ではない動物や果物などの夢をみましたが、「グリフィンやフェニックスのような神話的な鳥」や「海の上を飛ぶ大量のかもめ」をみたという2名の受信者がいたそうです。

私自身も時々予知夢をみたり、親しい人や友人の夢をみますが、相手が連絡したがっているとか、テレパシーと関係している夢が中にはあるのかもしれません。夢を覚えていない人も多いですが、人は人生で、平均して全人生の中で、6年分、約52000時間の夢を見るそうです。私は、過去世、前世、未来世のリーディング以外に、その人の夢と同期して、夢の中に入ることが出来ます。その人が、写真の1場面のようにしか夢を覚えていなくても、その夢の話を、再生し、続けることが出来ます。そこで、過去世に関係のある夢か、未来に関係する夢か、予知夢か、象徴夢か、ストレスを発散しようとしている夢か、あるいは、恐怖から見た夢なのか、分析することが出来ます。熱があるなど、病気のときに見る悪夢は別ですが、たいていは、分析できます。

先日いらしたお客様で感心したのは、詳細な夢日記をつけていらっしゃることでした。その量は数十頁にのぼります。わかりやすいイラストもつけていらっしゃり、凄い記憶力だと思います。予知夢も時々、みられるそうで、幾何学的な模様が出てきたり、人間のDNAの螺旋状の模様が出てくる不思議な夢もみるということです。だれかが、その方に何かを知らせようとしている、テレパシーの夢なのか、あるいは、とても、興味があることを、見てしまうのか、より一層の、分析が待たれます。

不思議なのは、私のみた遠い、遠いビジョンと彼女のみた遠い未来の夢が一致したことです。初めて事務所で会った方なので、未来について話したこともないのに、お互いに描いていたイラストがぴったり一致したという不思議なことがありました。

最初の「Collective Evolution」の話に戻ります。この引用では、ほとんど会話をすることが出来ない重度の自閉症の子供さん達の中に全員ではありませんが、「テレパシー能力」を持つ者がいる可能性が指摘されています。自閉症は軽いものから、重度なものまであるそうですが、社会性やコミニュケーションに障害を持ち、意思疎通が難しいというのが、一般的な見識です。ところが、ほとんど会話ができない自閉症の子供さんに、テレパシーの能力があるというのです。

元ハーバード大学医学部会員のオレゴン州メドフォードの医師、ダイアン・パウエル博士は、言葉を話せない自閉症の子供を研究するうちに、彼らがテレパシー能力を持つことに気づきました。研究対象だった当時2013年に7歳だったヘイリーという少女は、文字や数字を少し言うことが出来る程度でした。簡単な計算もできなかったのに、大人でも手間取る長い計算式が解けました。ご両親は、数学の天才なのではと考えましたが、セラピストが彼女に聞いてみると、ヘイリーは、他人の頭の中を覗いて、回答を書いたというのです。実験の最中の少女を評価するために、そばに数学の出来る人がいたのでしょう。

驚いたセラピストが自分の父親、大家さん、作者と本の名前、ドイツ語の単語など、ヘイリーが知らない情報を尋ねたところ、正確に回答したということです。(セラピストが知っていることを質問したので、セラピストは答えを当然頭のなかに浮かべたのでしょう。)

パウエル博士は、別の被験者の自閉症ではない少年のことも話しています。当時5歳のラムセス君という少年は、2歳で、スペイン語、日本語、ギリシャ後、英語、ヘブライ語、アラビア語、ヒンディ語を自由に聞き、話せる天才ですが、テレパシーや読心術の超能力もあるようで、博士の選んだ数字と乱数表から機械が選んだ数字を言い当てました。17個の数字のうち、16個を言い当てたということなので、その正答率は非常に高いですね。

次回にこの続きを書いて、最新のテレパシー研究の話をしてまとめましょう。
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不思議な話 その220 生き物としての宇宙(3) 

前に書いたビッグバウンス説では、宇宙は膨張と収縮を繰り返しているとすると、大きな呼吸をしているといえるかもしれないし、あるいは、また別の個性の宇宙を、作り出しているとしたら、宇宙も生まれ変わりを繰り返していると言えるかもしれません。ビッグバウンス理論は、1922年にもう発表されたそうです。

イギリスの公立大学インペリアル・カレッジ・ロンドンのステファン・ギーレン氏は宇宙の始まりは突然現れた宇宙の種ではなく、つぶれた古い壊れかけの宇宙だといっています。宇宙は、膨張と収縮の2つの時期があると主張しています。

ギーレン氏は宇宙がとんでもなく小さく収縮した場合は、普通の物理学ではなく、量子力学だけが作用できる極小の大きさになる、という説を唱えています。ギーレン氏は、「宇宙が生まれる前には、別の宇宙が存在していたが、それが極めて小さい状態まで、収縮してしまい、人間の目にも見えないくらいに小さくなった宇宙は、今度は、大膨張する。これが、ビッグバウンスで、その結果今の宇宙が生まれた。」といっています。

この宇宙は今は膨張を続けていますが、将来、ある時点で膨張は止まり、(裂けてばらばらになり消える、という説もあるのですが、)ギーレン氏の説は、宇宙は死ぬのでもなく、消えてしまうのでもなく、収縮したあとにまた膨張して、新たな宇宙に生まれ変わり、輪廻転生していくというのです。

生物工学者のロバート・ランザ氏は、バイオテクノロジーを駆使して、様々な動物のクローンを作っています。彼は「宇宙は、私達の意識が作り上げたものなので、人間が見ているものはすべて、脳内の情報である。」といっています。「宇宙とは、観察者の頭の中で完結したもので、人間が描き出した産物にすぎない。」といって、彼は、これらの仮説を「生命中心主義」と呼んでいます。同じところで同じ景色を見ても、人間が赤く見えるものは鳥には蛍光色に見えるそうです。紫外線やレーダーの電波が見える能力のある動物がいます。見るものによって、世界は見え方が違うのです。

量子論の世界で、よく、素粒子は幾つもの場所に同時に存在すると言われています。観察者がその素粒子の位置を決めるのです。ランザ氏は、素粒子の位置を、ビデオの映像の、静止画と動画の関係に例えています。ビデオカメラを動いている矢の位置においてみると、矢がどの位置に突き刺さったかはわかりますが、その位置では矢の軌跡はわかりません。難しいですが、素粒子もこれと同じで、正確な位置を測定しようとすると、時間の動きに関連した情報はすべて失われるのだそうです。その理由は、時間が自然に存在するものではなく、私達が道具として、作り上げたものだからだと、ランザ氏はいっています。彼はさらに「素粒子の世界で通用する説明を、日常的な世界で、当てはめるべきだ」と考えています。

森で木が倒れると、まわりの気圧が乱れます。けれども、それを見ているものがいないと、森も木も存在しないのと同じことになります。観察者がいるから、森も木も存在が確認できます。

量子コンピューター技術者のセス・ロイド氏も宇宙と生命の関係について、ビッグバン以降に起こった出来事すべては、巨大なコンピューターの計算の一部ではないか、と考えています。計算は今も進行中で、その成果として、私達人類が存在すると言っています。この世界がコンピューター上の、世界であることを証明するには、計算上のほんの僅かなバグのほころびを見つけることができれば、証明できるそうです。生命はDNAを作り出した時、宇宙の計算はかなり進んでいた、と彼は考えました。生命が誕生したことで宇宙の計算もかなり進んできたのでしょうか?極端にいうと、宇宙は巨大なコンピューター上の計算(プログラム)で私たちは、その中のコンピューターウィルスのようなものなのでしょうか?

今まで考えられているようなブラックホール観でなく、別の解釈をする研究者もいます。アメリカのニューヘブン大学の物理学者ニコデム・ポプラウスキー博士は、「我々の存在するこの宇宙は、ブラックホールの中で作られた。だから我々はブラックホールの中にいる。」という説を唱えています。

別の研究者は我々の情報を含む全ての情報は、ブラックホールのふちに記録されている。と言っています。宇宙の出来始めから終わりまで、その中の星々や地球や、地球に住む全ての生き物、我々人間のどう生きたかも、あるいは、過去の人生や、さらに遡る過去世まで記録されているのかもしれませ。そして、未来も記録済みなのかもしれませんね。

次回は夢の話と脳の話をしましょう。

不思議な話 その219 「生き物」としての宇宙(2)いくつかの宇宙論

カナダの宇宙物理学者リー・スモリー博士は、進化論の自然選択説を宇宙にも当てはめています。

宇宙にも、その祖先や父母に当たるものはいるのでしょうか?

リー博士は「宇宙全体が、子供や子孫を作るとしたら、DNAのようなものが、親から子へ伝わっていくことになる。宇宙が生物のように繁殖しているとすると、遺伝や突然変異が起きることになる。すべての鍵を握っているのは、ブラックホールだ。ブラックホールの中では、すべての宇宙法則が破綻する。巨大な恒星が爆発するとブラックホールになることは、量子理論においては、新しい宇宙が生み出されているのではと、考える。宇宙は跳ね返り、新たな宇宙として発達、進化する。私達の宇宙も同じように進化しているのではないか?新たに生まれた宇宙では、ブラックホールの中で宇宙が進化するのではないか。また、ブラックホールを通じて多くのブラックホールが生み出され、進化し、世代交代をするのではないか。我々の宇宙は、例えると進化論の系統樹の一つにすぎないのではないか?多くのブラックホールや宇宙を生み出し進化させるものが、優勢では。いくつもの宇宙がつながり、生まれては、消えているのでは?ブラックホールは、太陽の20倍以上ある大きな恒星が爆発し、巨大なガスが冷えて固まったもので、冷却材となるのは、一酸化炭素。宇宙には2つの元素がたくさんあった。生命に必要な炭素と酸素だ。宇宙自体が、生命を生み出すのに優しいのは、宇宙自体が生命体が必要とするものと同じものが必要だからだ。今の物理法則は、私達の宇宙が、その子孫をたくさん作れるように、微調整されたものだからだ。その副産物として、その中に生命体が、たくさん生きている環境となった。この宇宙が、無数の宇宙の系統樹に属しているかもしれないということも、宇宙の外から我々が見られない以上、証明するのは、困難だ。」といっています。

生き物としての定義では、宇宙には、頭脳があるかということを、証明しなければならないかもしれません。人間の頭の中にニューロンなどの、伝達系のネットワークがあり、コンピューターには、電気パルスが駆け巡る回路があります。最近は量子コンピューターの開発が行われています。

マサチューセッツ工科大学のセス・ロイド博士は、量子コンピューターの研究者です。量子コンピューターは、あらゆる原子や素粒子が、物を考えられるという発想に基づくもので、現在のコンピューターとは桁違いの計算能力があります。原子や素粒子に、情報を同時に処理させるそうです。二つの電子が衝突するたびに、情報が処理されるので、量子コンピューターは、同時に複数のことを考えられ、計算できます。機械工学者の、セス・ロイド博士は、量子コンピューターは、一つの電子が、0であるとともに、同時に1であると計算できます。すると、量子コンピューターで複数の様々な処理が出来るとともに、複数たとえば、100のこと、1000のこと1万のこと、億のことが同時に出来ます。彼は、量子コンピューターの存在こそ、宇宙がものを考える証明だといっっています。宇宙が量子コンピューターのようにふるまえば、宇宙が物を考えている証拠になる、ともいっています。

イギリスの「エクスプレス」紙で、科学者が「宇宙は巨大な量子コンピューターに似ている」といっています。0と1の二進法は、コンピューター言語に使われていますが、この二進法で、全ての事象が記述できる。」というのです。

スイスのコンピューター科学者、ユルゲン・シュミット・フーバー氏は、コンピューターの中で、宇宙を再現しようとしています。(まるで、映画マトリックスの世界の創造主のようですね。)彼は、宇宙を巨大なビデオゲームのように考え「巨大でも、それを作り出すプログラムは複雑である必要がない。」といっています。「単純な模様を繰り返すことで、複雑な模様ができるように、基本となるプログラムは単純でいい。全体像と作り出すプログラムを再現できれば、宇宙全体の仕組みが理解できる。宇宙を形作っている、単純なプログラムを再現できれば、宇宙で起こったあらゆる出来事を再現できる。ビッグバンとその後の経過も解き明かすことができる。強力なコンピューターの数十億年分の計算も、さらに140億年分(宇宙が、出来てからの年数以上の)を再現することが、できる。」と彼は考えています。彼によると、全人類の知能を合わせたような、人工知能が誕生すれば、宇宙の基本プログラムが解明できるそうです。シュミット・フーバー氏は高性能の人工知能の能力を引き上げて、宇宙を読み解こうとしています。

ある科学者は、私達の宇宙観は根本的に間違っている、といっています。宇宙は現実に存在しているかということです。私達の頭の中、内容を見ることも出来ないし、私達が存在しているというのも、不確かなことです。私達をとりかこむすべてのものは、想像の産物かもしれないというのです。この宇宙も例外ではないというのですが、これは、哲学のテーマとも重なってきます。私達の存在は、現実のものなのか?

長くなったので、次回にまとめをして、新しいテーマを探しましょう。

不思議な話 その218 火星の奇妙な話のまとめと、「生き物」としての宇宙

前回の「プロジェクト・ペガサス」のタイムトラベルの奇妙な話に加えて、さらに奇妙なのは、例の弁護士自身がタイムトラベルをしたという告発だけでなく、青年時代のオバマ前大統領が、そのプロジェクトに参加していたという噂があります。

それは、オバマ前大統領が、20歳の学生時代に、国防高等研究所( DARPA )とCIAの極秘テレポテーション計画「プロジェクト・ペガサス」の実験要因として、秘密裏に選ばれ、火星に建設された秘密基地に2度以上、テレポートしたという驚くべき話です。このプロジェクトに関わった複数の元実験要員が、内部告発者として、証言しているというのです。「プロジェクト・ペガサス」計画に参加した複数の要員は、「火星で、(おそらく基地施設内にいる)若い時のオバマ氏に会い、会話もした}と、証言しています。噂が出たオバマ大統領在任当時、そのことを無視していたホワイトハウスも半年後、国家安全保障会議のスポークスマンである、トミー・ヴィーター氏が、「大統領の火星旅行」を否定するマスコミ向けの公式表明を出しました。「オバマ大統領は絶対に火星など行っていません。火星人マービンというドラマがお気に入りで、よくみていることが火星旅行に行くことを意味するのでなければ・・・」とジョークを交えて語ったそうです。その複数いた、内部告発者のリーダーが、例の弁護士、アンドルー・バシアゴ氏なのです。彼は現在の地位と世間的名誉と引き換えにでも、厭わずに内部告発したかったのでしょうか?彼は、「アメリカの政府、軍、軍需産業、軍事科学者らが、宇宙人と人類の歴史に関しての情報を隠蔽しようとしている。」と告発しています。

この話の裏付けかどうかわかりませんが、すでに人類?が火星に降り立っているのではないか、という証拠のような画像が、火星探査画像に写り込んでいるという人がいます。NASAの無人探査機スピリットが送ってくる画像の中に、2004年2月8日に撮影された画像に、宇宙飛行士の足跡のような画像が写っていたのです。NASAが公開している火星写真を掲載するページ「Mars As Art 」の中で、宇宙飛行士の足跡にしか見えないとそれを見た多くの人は語っています。これはスピリットの移動した跡ではと考える人もいましたが、跡はどうみてもキャタピラの跡には見えず、人間の足跡にしか見えません。爪先部分が、重心がかかったように、土に深く食い込んでいます。アポロ宇宙船が月に残した宇宙服の靴の跡に、その形がそっくりなのです。

現大統領のトランプ氏が2033年までに火星に人類を送るとNASAに命じているそうですが、火星に行った人々は、前にきた人々や知的生命体の痕跡に果たして気づくのでしょうか?

ディスカバリーチャンネル2012年制作のモーガン・フリーマン「時空を超えて」(現在Eテレで再放送)の「「宇宙は生きているのか?」の回では、いろいろな研究者が宇宙のことについて、それぞれの考えを紹介しています。とても難しいですが、まとめてみます。

最近、宇宙の研究者の間で、「宇宙を一つの生命体」として見る考え方があるそうです。生命とは何かという定義は色々あるでしょうが、まず、自分を複製し、時とともに進化するか、成長するという特徴が、生命にはあります。自動車を作る工場でも同じ形の自動車を作っているので、複製するという観点だけで見ると、自動車工場、や未来に出来るロボットを複製し大量生産する工場でも、ある意味で言えば、生きているのに近い状態になるかもしれません。たくさんの物が統一された動きをする場合、それも一つの生命体と考えることが出来て、それを超個体というそうです。アリの集団も一つの目的に向かってそれぞれが、全体で一つの生き物のように動くと、それも超個体となります。

もし、宇宙が生きているとすると、アリのコロニーのように、超個体の形をとっているというのです。想像上ですが、私達のまわりに超巨大な生命体が存在し、私たちは、その中のごく一部で生活しているのかもしれません。

生命体は、食べ物をとりこみ、エネルギーにして、余計なものを排出し、代謝をします。私達が住んでいるメガシテイ東京などの都市も、首都高速道路やその他の都心に通じる道路を走る車も含めて、心臓に血液を送る循環器のような役割をしているかもしれません。生命の考え方を都市に当てはめると、道路は血管、高層ビル群は心臓に例えられ、お金というエネルギーを生み出しているともなぞらえることが出来ます。宇宙はそれに比べられないほど、スケールはずっと巨大ですが、同じように一つの生命体に例えることができます。

生きていることの一つの特徴として、脈をうっているか、という観点から考えると、宇宙の鼓動を探り当てられるか、というテーマがあります。理論物理学者のステファン・アレグザンダー氏は、生命活動のパターンから宇宙が鼓動にあたることをしているか、考えました。ビッグバンで宇宙がただ広がって消えてしまうのではなくて、ある大きさに宇宙が膨張したら、跳ね返りで、逆転して収縮に転じると考えました。このように、宇宙が収縮と膨張を繰り返すという考え方を、「ビッグバウンス」理論というそうです。宇宙が収縮と膨張を繰り返すことを、一種の鼓動と見て良いのではないかと言っています。物質の密度や重力が、無限大に近くなっても、ビッグバウンス説では、膨張しても、収縮しても、その収縮は物質が消えてしまうような、特異点は起こらないと彼は考えています。その理由は、一番小さい単位であるニュートリノ(ニュートリノは毎秒500兆個が私達の身体を通り抜けているらしいのですが)は、宇宙が収縮しても、ニュートリノの働きで、宇宙が消滅する特異点は起こらないので、ニュートリノが宇宙が破壊されるのを食い止めているというのです。宇宙は収縮と膨張を繰り返し、これが、生命の脈と同じような鼓動にあたると、考えている研究者がいるのです。

生命としての宇宙の話の後半は長いので、次週書きますね。
プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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住所: 東京都文京区千石4-37-10 
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