ホピの予言 中篇

 今日は前回の続き「ホピの予言」の2回目です。
ホピ族は北米インディアン最古の部族です。マヤ族の末裔とも言われ1000年前に北米に来ました。アメリカの歴史の中で政府は多くのインディアンの部族を本来の彼らの土地から追い払い、強制的にインディアン居留地を作り、(居留地の多くは作物が育ちにくい山の中なのですが、)1881年にホピ族も彼らの土地を追われました。1882年に現在のホピの居留地を設置され、強制移住させられました。
 ホピのある部族長の言葉では、アメリカ政府はホピの固有の文化を滅ぼし、白人文化に差し替えようとして、まず、教育から手をつけました。ホピの子供たちを村から離れた寄宿舎にいれたそうです。ホピの大人たちが屈しないので、軍事的に圧力をかけたそうです。

 ホピの伝統派の指導者たちは、バハナ(白人)の提供するものを受け入れれば、破滅的な結果になり、予言の契約の誓いを守ることができなくなると警告しました。
 ホピ族は伝統的な文化、生活を守ろうとする伝統派とアメリカ政府との友好関係を優先しようとする二つに分裂しました。

 アメリカ政府との友好派の数はだんだん増えていき、伝統行事は少なくなり、家族や一族のつながりは壊されていったそうです。

 

 1906年にホピのオライビでは戦いがおこり、人口が700人になったそうです。その後政府は子供たちを寄宿学校に入れ、アメリカ人としての教育をして、反対する親を刑務所に入れたそうです。

 前回の「すでに起きた予言」の続きですが・・・


  ある日、我々の中に見知らぬ者が現れ、人を思い通りにしてしまう。
  ひとたび彼の言葉と知識を入れられたら、その者は我々を支配する側に回ってしまい、彼の道具となり     我々を彼の思い通りにしようとする。
  もし我々が強く、しっかり根付いておれば、根なしの他の者のように、作り替えられることはない。
  試練のときが来たら、我々は自分をしっかり持たなくてはならない。
  根なしの人種はリーダーが間違いを犯し、破壊への道をとってしまえば、間違った道に進むだろう。
  そして時間が経ち、自分勝手な人々は支配権をめぐって争うことになる。


 この予言はまさに歴史的にホピ族の人々が被った白人からの被害を言い当てています。根なしの人々とは、白人の側について、ホピの伝統をすてた人々をさすのでしょうか?

 さらに予言について、大霊(先祖の霊か特別な存在でしょうか?)の予知、警告を通じて、我々は数世紀先のことまで知ることが出来た。いつか自由の大地に見知らぬ人々(白人を中心とするヨーロッパの人々でしょうか?)が上陸してくることもわかっていた。バハナ(白人)がここへくるよりもずっと昔、マサウウ(神でしょうか)が我々とともにあった頃、彼はホピに特別な知恵を授けた。これから多くの出来事が起こるであろうことを教え、予言した、とされています。

 予言には、ホピの地で誰にも邪魔されず、大霊の掟に従って生きていくのを望む者に、バハナが必要なだけの用意をしてくれるとあります。しかし、同時にこの白人は、我々を傘下に入れ、めん鳥のように世話をしてこの地の下にうもれている何かを狙っているのだと、予言されていて、まさに地下資源を政府が開発しつつあるのです。予言のとおりになっているのですね。

 「今おきつつある予言」について、これから、少し書いて、長くなるので続きは次回にまとめますね。

 予言では、白人の間でも、我々の土地に十字架を掲げた者達が現れると言われていたそうです。(キリスト教のことですね。)
 全ての先住民にとって悲惨な時代が、この地に長く続くだろうとされていた。予言された通り、ツルは伸び、西へ北へ、また南へと広がり(東部から来た白人の文化が西や北や南に広がったことをさすのでしょうか?)全土に急激な変化をもたらした。彼らは二枚舌で、白黒2つの顔、2つの心を一緒にもっている。(これは現在のアメリカの白人と黒人中心の社会を指しているのではないでしょうか?二つの心というのは、表向きの言い方と裏の考えをさしているのではないでしょうか?正直ではないということです。

 いつの日か、我々自身の子供たちが我々の敵となるかもしれない。ホピの生き方の聖なるバランスを、学校が壊してしまうからだ。彼らは伝統の足を引っ張り、人々はマサウウの教えを忘れてしまうからだ。この破滅の波は我々の村を大きく超え、全世界がバランスを失うことになろう。

 この予言はアメリカのインディアンの事だけではなく、日本にも当てはまると思います。自分たちの独自のアイデンテティを捨てて伝統や歴史上培ってきた自然との共生を捨ててしまうと、バランスが崩れ彼らの警告の通りになってしまうかもしれません。世界をグローバル化(一つの方式に統一しようとすること)する流れは、必ずしもいいことではないと思います。自然を守るのと同じように、それぞれの民族性の違いや、文化伝統は生存権を含め守るべきですね。

 次回はホピの「これから起きる予言」と警告のまとめ、予言の石や石板について、紙面があれば、その他の古代文明について書きますね。
  
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とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
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