不思議な話 その47 アレルギーの不思議・食の不思議

 和食がユネスコの世界無形文化遺産になりましたね。和食好きの私としては、嬉しいです。子供や若者は特にですが、和食離れがあるそうです。

 日本人が何千年も食べてきた食の内容がここ数十年で急激に変わってきているのかもしれません。私もその一人ですが、日本人の多くがかかっているアレルギーという奇妙な病は、まだ、解決方法が完全には見つかっていませんね。日本人の食の変化とこの不思議な病は何か関係があるのでしょうか?

 私の場合、1年のうちの真冬の2カ月以外は常にアレルギー状態です。粘膜をやられるようで、目の粘膜が一番ひどく、強烈なかゆみと目の奥の痛みを伴います。そのつぎに鼻とのどの粘膜の炎症です。

 一番症状のきつい時期は、みなさんがひどく感じる春先2月から4月スギ花粉の時期です、次が秋でブタクサ、やイネ科の花粉にひどく反応します。子供のころは一切アレルギーの症状がなく、出産してから体質が変わって出てきました。東京に住んでから年を重ねて、年々ひどくなっているので、この秋からアレルギーに効くという乳酸菌の錠剤を飲んでみましたが、2~3カ月しても残念ながら、腸には良い影響はでましたが、花粉症には、私の場合は全く効果がありませんでした。

 そして、自分の食生活を見直してみて、昔は今のようにとっていなかったのに、異常に多くとっているものを、考えた時に小麦の食品をとても多くとっていることに気がつきました。コメより麺類の方がカロリーがすくないからと主食は朝をパンにして、昼をソバなどの麺類、夜をスパゲテイなどの麺類ですましていたことが多かったことに気付きました。体重は麺類のほうが増えないのですが、小麦食品をあまりにもとっていたことがなんらかの自分のアレルギーに関与しているかもと考え、12月の最初から小麦除去食(グルテンフリー)を始めました。やせるための小麦除去食ではないので、肉も野菜もコメもたっぷり食べます。このアイデアは4~5年前に白人のオーストラリア人の友人が、逆流性食道炎で治療をした際に、肥満を防ぐためだと思うのですが、小麦粉をとるのをやめなさいと医者に言われてから、食べないようにしているのを見て、最近思いつきました。その友人のように、神経質に今後一切小麦粉をとらないというわけではありません。アレルギーの悪影響を少なくするための実験です。

 今、グルテンフリーが外国でさかんになっているようです。私が自分には小麦粉を直感でとらないほうがいいと感じました。現代の食品の中で小麦粉を避けることは、非常に難しいですね。まず、パン類、麺類、今の日本そばはほとんどが小麦粉なので、そば粉100%のものだけ食べています。蕎麦屋さんにもほとんど、入れません。和定食やさんが救いです。スパゲティもダメですし、ラーメンはさらにダメですね。多くの菓子の中にも入っています。和菓子も小麦粉を使ったものが多いです。友人は日本とちがう外国なのでさらに大変だと思います。今も続けているかわかりません。

 12月初めから1週間以上たっていますが、私の勘違いなのか、小麦粉断ちをしてから、嘘のように目のかゆみや皮膚のかゆみが治まってきているように思います。これが、来年の2月まで続けて行ってどんな結果になるか楽しみです。それで、結果的に食べるものは和食中心になってきました。それも手作りが多くなり、菓子類は結果的にあまり食べなくなりました。米粉やアンコのものはダイエットでないので、食べています。果実もたくさん食べています。桃やかんきつ系の果物がアレルギーを助長するという説もありますが私は、気にせずとっていてどうもありません。人によって違うようですね。ソバのだめな人もいますしね。朝はトウモロコシから出来たシリアルと牛乳をとっています。今度手作りの米粉パンに挑戦してみようと思います。和食や米食中心にしたら、これも思いこみかもしれませんが、私の場合は体が温まりやすくなったように感じます。まえにもまして手足がぽかぽかします。
 
 アレルギーのシステムは、まず、鼻粘膜や目の結膜にアレルギーの抗原(人によって何に反応するかは違います。)が入ってきて、マクロファージなどの抗原提示細胞が抗原を感知します。次に細胞表面に出てきた抗原はヘルパーTリンパ球に発見されます。ヘルパーTリンパ球はBリンパ球に抗原の情報を伝え、「あいつは敵だ」と判断して抗原に対する抗体を作るように指令を出します。

 そして、指令を受けたBリンパ球は抗体産生細胞に変化し、抗体に攻撃をしかけ、武器としてアレルギーを起こすIgE抗体を大量に作ります。

 IgE抗体は、体内のいたるところにある肥満細胞や、血液中の好塩基球のIgE抗体受容体(レセプター)と結合します。そこに再び同じ抗原(花粉やハウスダストなど人によって違う原因物質)が入ってくるとその抗原に対するIgE抗体と結びつきます。

 肥満細胞は化学伝達物質が入った顆粒が詰まっていて、結合が起こると、肥満細胞が顆粒を出して、ヒスタミンが放出されます。細胞膜からロイコトリエンや血小板活性化因子、プロスタグランジンなどが生産され、目や鼻や気管支の粘膜や皮膚を攻撃して症状を起こします。

 このようなアレルギー反応が繰り返すうちに粘膜がますます過敏になり、わずかな量の抗原、冷たい空気やたばこの煙、排気ガスなどのように抗原以外のものにまで、反応して症状がでてしまい、結果アレルギーの原因物質がふえます。

 これは、人間が豊かになって、栄養過多になり、細菌との戦いも過去よりは少なくなり、エネルギーがありあまり、おもしろく例えると免疫機能が暇になって、武器を持ったものの手持無沙汰で、悪ものでない味方に攻撃をしかけているようなものです。飢えているときは決して起こらないと思います。どうしてかと言うと食べ物のない生命の維持にかかわる状況下では、病気の危険もともなうので、免疫機能が逆に正常に働くのでないかと思うからです。

 次回は食べ物の不思議、塩や砂糖や小麦など普段とっているものの、依存性というかオーバーな表現では中毒性について書きましょう。 
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観音寺りえ

Author:観音寺りえ
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