不思議な話 その224 自分で自分を理解すること(2)脳の認識


TV放送後たくさんの方に問い合わせ、御予約いただき、有難うございます。いつもお読みいただく皆様のおかげです。m(_ _)m

お問い合わせにpcから全て返信しているのですが、携帯やスマホへお送りする場合、まれにフィルターがかかって「メールが届きません」と返送されることがあります。お客様にお返事が届かないことがあり、心配しています。最近3件ほどあったのですが、公式アドレスに送って返事がない場合、事務所の番号03-3942-1341に御予約のお電話かけてみてください。連絡でした。

本日のテーマは前回に続き、「時空をこえて」ー私とは何者なのか?ーのまとめからです。

これは、私の意見ですが、人は思ったよりも、順応力があり、職業選択などであれが向かない、これが向かないと言っているのは、実は自分自身なのです。自らのアイデンティティを意図的に再構築する能力も、実はすべての人に備わっています。

「時空を超えて」でも、「人はだれでも俳優のようなもので、その時の気分によって人によって自分を演じ分けている。しかし、本当の自分が姿を見せる時は唯一寝ているときの、夢を見ている時だ。」と言っています。

夢を見ている時間は、人の一生の中で、平均6年分、52000時間もあるそうです。前にもブログで書いたのですが、神経学者の神谷之康(かみやゆきやす)氏は夢の研究をしています。人の夢を映像化するという奇想天外にも見える研究をしています。夢の内容を録画して再生できれば、自分は誰か、本心は何かという、自分のアイデンティティがより明らかになります。夢を見ている時は、脳の視覚野が活発になることは分かっています。(私が、透視をしたり、過去世や前世を見たりするときも、自分で脳の視覚野が活発に活動しているだろうと、思っています。ちょうど、その時の脳の活動は、夢を見ている時と同じかもしれません。)

神谷氏の話に戻ります。脳の視覚野が活動しているパターンを暗号化されたメッセージと捉えて、例えるなら、割れたメガネのレンズで物を見たときのように考え、割れたレンズで見たものを再構築すると、夢で見たものに近い形で映像が、再構築できる、というのです。高性能のコンピューターを使えば、夢を見ている時の脳の活動パターンを探ることが出来るという考え方です。神谷氏は、視覚野で活発になったイメージのパターンを、脳の活動として捉えようとしました。人間を被験者にして、脳の活動を観察しました。被験者に脳の活動を計測できる機械に入ってもらって、その状態で、数百から数千のイメージ映像を見せます。その時の被験者のコンピューターにおける脳の活動パターンを記録します。同じ被験者で何回か実験を行うと、コンピューターはそれぞれのイメージを覚えて脳の活動パターンを識別できるようになります。その脳の活動から逆算して被験者の見ているイメージを推測します。次に全く新しいイメージを被験者に見せ、コンピューターに被験者の脳の活動パターンからどんなイメージを見ているのかを推測させます。脳のイメージの形を見ただけで、被験者が見ている大まかな形を取り出すのに成功しています。

脳の活動パターンを調べることで、人がどのようなものを見ているかを推測することに成功しました。この実験をもとに人が就寝中に見ている夢を映像化することに取り組んでいるのです。さらに技術が進めば、神谷氏はフルカラーの映像を再現することが出来ると言っています。

脳は様々の情報の記憶がつまっています。それらの記憶が自分の個性を作っているようです。ある科学者は、脳内の自分の記憶を作り変えることで、人格が変えられるかを研究しています。(他人に記憶を書き換えられて別人格になるというSF映画がありますが、その技術が悪用されるとちょっと怖いですね。)

違う経験をしているということを、脳内での処理でも、別の神経回路を通るということを、ニューヨークに広がる道路に例えています。どの道路のルートを通るかで、違う経験をするわけですが、脳内に流れる電気もそれと同じでルートを変えると別の領域に広がります。昔は、脳内の回路は、大人になると、変えが効かないと言われていましたが、最近の研究では、大人でも神経回路も変更出来るということがわかったそうです。

記憶を新たに形成するという化学物質も発見されました。PKM ゼータと呼ばれる物質です。PKM ゼータは、記憶を作れという出動命令が出ると、最新の経験に基づいて、神経伝達が進むように助けてくれるそうで、記憶の定着の仲立ちになるようです。ある記憶が記憶の長期貯蔵庫に入れるかどうかを決めるのに関与しているそうです。短期記憶は一時貯蔵庫におかれるのでしょうか?不思議ですね。長期記憶は今の自分を形作り、これからも持ち続ける物で、この科学物質は、その橋渡しをしているのです。逆にその化学物質を阻害するZIP という物質もあるそうです。ラットの実験で、このZIP という物質をラットに注射すると、長期記憶が出来ないので、薬の効果のあるうちは学習できないそうです。将来、特定の記憶だけを消去する薬というものが出来るかもしれませんね。悪い記憶を消去するのは、良いですが知らないうちに記憶を操作されるようになるのは、困りますね。その人のアイデンティティにかかわってくるかもしれません。

次回はまとめを書きますね。




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観音寺りえ

Author:観音寺りえ
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