あなたの過去世情報を今に役立てるー第9回ー家族についてー

 先日、TVをつけたら、中国のチベット自治区に住んでいる家族のことを取材していました。それは、ヒマラヤ山脈の中腹からふもとの地区のある家族のドキュメンタリー番組でした。
 
 40歳代のお父さんと、同じ年頃か少し若いお母さんと、子供が四人くらいいたと思うのですが、一番上のお姉さんは遠くの都市の大学にいっているようでした。両親が少ない現金収入で長女の学費と生活費を出しているのです。
 その家族のお父さんの仕事は町の荷物を村に運んで現金収入を得ているということでした。昔は道もなかったそうで、今は馬1頭と人がぎりぎり通れるくらいの舗装もしてない山道があります。とても危険な道を荷物を運んで行く命がけの仕事です。山なので周りは断崖絶壁です。馬がその山道からときどき落ちるそうで、谷に馬の落ちて放置された跡が残っていました。人も落ちたら、助けられないような、急な崖です。お父さんは彼の家族の為に、洗濯機を頭で支えて、背中に背負って3日以上かけて、町から村に運びます。仲間は冬を越す村人の為の、米を運ぶ仕事をして一緒に列を組んで山越えをします。秋なので、ヒマラヤはもう寒いです。次の年はお父さんは冷蔵庫を背負って運ぶらしいです。

 そこで印象的だったのは、子供がお父さんの仕事についてどんなに大変か知っていることです。家族の為に命がけで、家族の使う荷物を運んだり、村の人の糧である食糧を運ぶ仕事をするのは、目で見て何をしているかわかる仕事です。物資も現在の私たちの生活に比べて極端に制限されるので、テレビを抱えてかえってきても家族のみんなに感謝されます。

 私たちの世界では店に車で行って契約すれば、配達されて家に設置までしてもらい手に入るものですよね。あるいは、インターネットで注文すれば、店に買い物に行かなくても家にいながら電気製品が届きます。3日も危険と隣り合わせで背負って、歩いて運ぶことは、私も含め今の日本人には出来ないと思います。その人も子供のころから親に訓練されて、その山道を歩いて運べるようになったのです。

 それに物があふれている、私たちの社会では、洗濯機や冷蔵庫やテレビがあるのは当たり前で、買ってもらって大感激する子供は少ないでしょう。

 この番組をみて二つのことを思いました。一つは、ものが無い時代に食べ物が手に入ったり、ささいな生活用品が手に入った時の幸福感というのは、豊かな時代にまさるものがあるのではないかということです。逆に物やお金にこだわりすぎるともっと欲が刺激されてさらに欲しくなるというのは人間の性質の一つですね。それをを多くの人が理解できれば、少しずつ我慢するのがいいのかもしれません。

 私は物のない時代は知らない世代ですが、ふと考えると同じように山道を背負って物資を運ぶ風景は古い歴史時代から、明治や大正昭和の初期と最近まであったのではないでしょうか?日本人が便利さの陰と豊かさの陰に置き忘れた何かがその生活を見てあるような気がしました。不便なほど裕福でないほど、家族が助け合って幸福感を味わえるということもあるのです。ですから、魂は金持ちであるとか貧乏であるという設定にはこだわらないで、肉体の中に入るのです。むしろ困難を喜ぶかもしれません。

 もう一つのことは、子供が親の生き方を学びにくい世の中になっているということです。小さい頃からお父さんが忙しい家庭の場合は、朝早くお父さんが1時間以上かけて会社に行ってしまって、一緒にご飯も食べられない事がよくあります。夜も遅くまで家族の為に働いて帰ってきても子供は寝てしまっていることがあります。それから土曜や日曜は、家族サービス以外は家でごろごろしている人と言うイメージが子供にあるかもしれません。どんなに外で大変な仕事をしていても、子供には見えにくいのです。外で働くお母さんの仕事もそうかもしれません。親の方も自信が無い人が多く、子供をどう育てて良いかわからないという人がいます。子供が思春期になってから子供の進路について、親が意見を言っても、ほとんどコミニュケーションが取れなくなっていることに気付いて呆然とすることもありますね。

 最近お母さんの方が忙しく外で働いて、お父さんの方が育児を分担しているイクメンのお父さんもいて、とてもいいことだと思います。でも、友達親子になりすぎると、成長していく段階で、子供が親をなめてしまうという問題もありますね。本当に価値観が多様化しすぎて、子供さんが成長するのも難しいし、親が子供を育てるのも難しい時代です。親子の関係も含めて人との関係を作るのが苦手という相談もあります。
 家族の形も常識にとらわれないものが、出てくるかもしれませんね。

 それと、見た番組とは関係ないのですが、子供にもっと道徳的なことや、命を大切にするとか、日本の国を大切に思うとか大人が自信を持って教えていいのではないかと思います。子供の顔色をうかがって、いいことと駄目なことを分けて教えられない先生や親や周りの大人が増えているのかもしれません。日本の未来にはお題目だけでない、本当の教育が大事なのです。教育は知識を教えることよりも、故郷の国の先人の知恵を教えた方がいいのではないでしょうか?江戸時代には寺子屋が今のコンビニの数より多くあって、これらは、ほとんどが無償で行われたそうです。子供も学びたいから寺子屋や藩校や私塾へ行っていたと思います。この時は教育は押しつけではなかったのかもしれません。


 恋愛と結婚の過去世リーディングの希望の次に多いのが、家族との過去世を出してと言う依頼です。次回は今までのリーディングの例と家族について思ったことを書きたいと思います。 
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観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

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