文明のルーツを探る その5 -地球のルーツ(前篇)ー

 暑くなってきましたが、例年より温度が上昇しているとか、昔の日本に比べて異常気象だと言っても、日本を含め世界中で、熱帯から温帯、寒帯の地域も南極と北極を抜かせば、今の地球は人類や多くの生物が生きていくのには、とても良い環境です。地球はこのような環境に偶然なっていったのでしょうか?地球の誕生から現在まで、確率的にありえないような偶然の積み重ねで、現在のような住みやすい環境が生まれたのか、何かが意図的に手を加えたのかとても興味のわくところだと思います。

 そして、生命の源とされるバクテリアや微生物はどこからきたのでしょうか?

 今回は2004年に作られた「NHKスペシャル・地球大進化」という番組のDVDを見る機会があったので、その簡単なあらすじと私の感想を所々に付け加えたいと思います。

 全体は 5時間ちょっとで2章に分かれています。世界のいろいろな学者に取材して真面目に作っている番組で、進化論に従って構成しています。進化論をそのまま全部あてはまると無理な部分もあるといわれています。私にも難しくてうまくまとめられるか、退屈かもしれませんが、ものすごく簡単にまとめてみましょう。

 物語としてはとてもすてきなお話です。

 昔々ある銀河に太陽を中心に星の子供が20個ほど回っていました。今から46億年ほど前の事です。20個ほどのミニ惑星たちは、1000万年の間、太陽の周りを平和にまわっていました。

 あるとき、力のバランスがくずれて、ミニ惑星たちはすごい勢いで衝突を始めました。その熱エネルギーは激しく小さい惑星はぶつかっては水あめのようにくっつき、雪だるまのように大きくなっていった星もありました。

 太陽に一番近い水星はミニ惑星1~2個、金星は8個、そして我々の住んでいる地球はミニ惑星10個分がくっついて出来た大きな星です。火星はどこの星ともくっつかなかったそうで、1個分で小さいゆえに重力が弱く、かつて水や大気があったのに、ひきとめておくことが出来なかったと言われています。地球は大きいがゆえに適度な重力があったので、大気や水をひきとめ易かったと言われていますが、あまりにも幸運に恵まれていますね。

 大きくなった地球と最後に衝突したのは月になった惑星で、重力のアンバランスで月は地球に何回も衝突したのではないかと言われています。番組では言っていなかったですが、月の表面が地球の陸地のもとになったのかもしれません。月は金属物質のかたまりで、地球の内部の構造と似ているということです。地球の周りには衝突後かなり長い期間にかけらが地球をとりまいていました。

 今から40億年前くらいにかけらが隕石となって地球にふりそそぎました。番組内の採用した説では、直径200キロ程度の隕石が10回~20回、300キロ程度のものが、3回~11回、400キロ以上の隕石が8回くらい
地球におちたのではと推測されています。

 この隕石衝突は地球にとてつもない影響をあたえたそうで、岩石が波のように1000キロメートルくらい空中に巻き上げられる地殻津波というものを起こして、海は4000℃~6000℃(太陽の温度と同じだそうです)になって蒸発し、岩石までも蒸発する温度だったそうです。表面は4000度の熱風でおおわれた地球は火の球になっていたわけですね。全海洋蒸発が起こってそのままなら、火星と同じように地球は生命のあふれる星にはならなかったでしょう。
 その蒸発が終わって1000年~2000年後地球上では年間3000ミリの雨がふってまた、海ができました。番組ではそのころバクテリアのような微生物がいたのではと推論していますが、バクテリアが地球上に初めからいたのか、太陽系外の星からとんできた隕石の奥の方についていた宇宙のチリのようなものなのか、または、別のおおいなる宇宙生物が経過を観察しながら、地球に送り込んだものなのか?宗教流にいえば生物の創造主がつくったものなのか?私には、自然発生的に無からわいて出たとはどうしても思えません。

 番組ではそこから6億年前の地球にお話がとびます。海の中に植物の先祖の植物系微生物と、動物の先祖?である動物系微生物とメタンを出す微生物が仲良く繁栄していたそうです。植物系は酸素を出しメタンは地球を温暖に保って、さらに高等な生物が生きていきやすい環境になりつつあったのに、またまた3つの微生物の間に力の不均衡が生まれて、メタンが酸素と結び付いて、数が減って行き、地球上の温度がどんどん低下して、今度は地球が氷の球になる全球凍結という事態がおこったそうです。火の球になったり、氷の球になったり、それぞれの時代の地球にとっては、悲劇が訪れたようにみえますが、生物の進化にとっては、必要だったそうです。

 氷の下、では火山活動や地熱がありそこにはたくさんの微生物がいたそうです。全球凍結の前は酸素量がすくなく、現在の20分の1だったそうです。そのままでは今いる生物は生きていけませんね。凍結することで酸素量が膨大に増えたそうです。

 そのあと地下活動が活発になって、火山が噴火し、二酸化炭素の量が、今の時代の300倍だったそうです。この二酸化炭素が多量だったのも、温室効果で氷が解けて生命には、とても都合の良いことでした。

 気温がマイナス50℃から50℃の高温になりました。寒暖の差が激しく変化して、大気を動かし、ハイパーハリケーンが海の底をかき混ぜ、栄養分を海面に運び、そのあと植物系の海の微生物が大繁殖して、酸素を多量に作り、今の20パーセントという酸素濃度になったそうです。動物系の微生物が進化し、大型化していったということでした。

 これらの一連の物語りはあまりにも都合のよい偶然が重なりすぎていて、人工的に作られたと考えた方が、起こる確率が高いのではと考えてしまいそうです。生命の繁栄する星のお決まりのコースなのか、太陽系以外の他の星と現在の知識では比べられないので何とも言えません。

 アメリカの天文学者フランク・ドレイクという学者が、知的生命体がいる確率をドレイク方程式というもので、計算しましたが、とても楽観的に出すと100億個の星があてはまるそうです。最も悲観的な意見では地球1個だそうです。宇宙研究で有名なカール・セーガン博士は100万個の星に知的生命体がいると考えています。

 次回は後半です。 

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観音寺りえ

Author:観音寺りえ
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