fc2ブログ

文明のルーツを探る その6 -地球のルーツ(後篇)

 前回の続きで、「地球大進化」という番組の後半のまとめと、私の感想です。

 話は第2章に入って、今から2億5千万年前にまたまた時代が大きく飛びます。2憶5千万年前は、95パーセントの地球上の生物が絶滅したそうです。原因は当時大陸が大きい一つの大陸だったと想像され、その大陸の周りがいくつかのプレートの層に囲まれていて、そのプレートどうしがぶつかりあって、高い山ができ、マグマの地下活動が刺激され、大噴火が起こったそうです。この噴火の規模は、富士山の噴火の1万年分に相当するエネルギーの4万倍だったそうです。

 噴き上げた溶岩の高さは2000mから3000mで50kmの噴火のカーテンのようだそうです。見てきた人はいないわけですが、地層の痕跡からかなり正確にわかるのでしょう。その跡は今のロシアのシベリアから中央シベリアの山や地形全部がそのときの溶岩の跡です。

 噴火後に二酸化炭素の量が出て、温室効果をもたらして、温度が上昇し、さらに海底に沈んでいたメタンハイドレード(今も日本海のまわりの海底にあって、これを取りだすことができれば、今後100年のエネルギー問題は解決するそうです)が熱でとけて、酸素と結び付き、海水温も上昇し、気温が赤道付近で7~8℃、南極北極で25℃以上あがったようです。

 ピーターウォード博士の説によると、植物も当時は壊滅状態で、酸素濃度が30%から10%に下がったそうです。(現在は20%くらいだそうです。)

 その後噴火がおさまると、恐竜が大繁殖するわけですが、恐竜は気嚢(酸素をとりこむ器官)のシステムが発達していて、低酸素に対応した体をしていて、大繁殖したというのです。私たちの祖先?と番組では言っているのですが、私は、人間の直接の祖先は宇宙から来たのではないかという考え方をしているので、祖先とは考えませんが、番組で言う人間の祖先は当時は、哺乳類型爬虫類だそうです。哺乳類型といっても、まだ胎生ではなく、卵で孵化するトカゲのようなものなので、私はこのこじつけの進化論には反対です。自然発生と環境適応さらに、突然変異が原因だとしても、今存在している人間を含めた生物の姿に結び付けるのは、無理があると思うからです。

 番組ではさらに進んで、低酸素下で、恐竜に比べて小型の哺乳類型爬虫類が、卵生から胎生を獲得して行ったというのです。これが全ての哺乳類の先祖だというのです。数1千万年から1億年の間に、そんなに簡単に卵で子孫を増やしていたものが、お腹で子供を育てる形になるものでしょうか?では、今の哺乳類が、また環境に適応するために先祖帰りをして、卵生になることも可能なのでしょうか?哺乳類型爬虫類と哺乳類は別の生き物で先祖でも子孫でもないと考える方が自然な感じがします。

その後 、隕石の衝突の為か、大きすぎたためか、食料が少なくなったのか、地球が冷えた為か、原因ははっきりわからないそうですが、今から6500万年前に恐竜は絶滅します。

 恐竜のいたころから、ひとつであったパンゲア大陸は2億5千万年前から時間をかけて、大移動をして、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸に分かれ、6500年前に今の大陸のかたちになり、300万年くらい前に今の位置におちついたようです。

 その後気候の大変動があり、人間の祖先であるネズミのような哺乳類が、肉食獣を避けるために、木の上で生活し、手を使って、木の果実をとり目の機能が目覚ましく、発達し、猿となります。進化論ではここの移り変わりがあまり自然でないような気がします。

 それから、猿の一部が、食料を求めて、木から降りて新猿類となります。そして、脳が発達し表情が生まれ群れ社会が発達して、350万年前にアウストラロピテクスの猿人が出て、進化論では脳の容量が増えホモ・サピエンスと呼ばれる今の人類の直接の祖先が出てさらに脳の容量が増え、道具や火を使い、文明を作ったというのです。

 この後20種以上の古生人が淘汰されて、今の人類1種類になったというのが、多くの人が学んでいる進化論です。

 今の人類に直接重なる先祖の化石とその前の人類の化石の間をうめる化石が発見されていないそうです。20種以上の他の古生人は環境に適応しないという理由?だけでなぜ絶滅したのでしょうか?人類にいたる途中の亜流の人類がなぜ生き残っていないのでしょうか。猿と先祖を一緒にするのであれば、猿と人間の間の生物はなぜそんざいしないのでしょう?

 人間は宇宙から移住してきたものの子孫で、猿のような生物に遺伝子操作をしたとすると、いろいろな試みがなされ、今の人類以外は排除されたとも考えることが出来るかもしれません。

 これからの人間の起源や、考古学、または宇宙考古学でその謎が解き明かされる時期が来ればいいなと思います。
スポンサーサイト



プロフィール

観音寺りえ

Author:観音寺りえ
アトラス研究所の観音寺りえです。

鑑定とカウンセリングご希望
の方は当研究所 
住所: 東京都文京区千石4-37-10 
TEL: 03-3942-1341
まで。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード